Comp.symphonies: Karajan / Bpo (1975-1977)
Customer Reviews
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トム | 東京都 | 不明 | 21/August/2025
1950年台のフィルハーモニーとのを入れて4種類のスタジオ録音の全集盤のうち、3回目の70年台のが一番かと思います。詳しい事は分りませんが、一回目は素朴だけどスマートできっとフルトベングラーが聴けばビックリしてネタんだんでしょう。 2回目は端正でスマート。これもいいですね。3回目は優美さが加わってベルリンフィルとの絶頂期を感じます。4回目のディジタル録音は残念ながら音がうるさいです。0 people agree with this review
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johnbach | 東京都 | 不明 | 22/October/2013
カラヤンほど、録音技術の進歩に関心を示し続けた音楽家はいないだろう。ベートヴェンの交響曲全集は、50年代のEMIとフィルハーモニア管弦楽団とのモノラル録音を最初にして、DGとは60年代、70年代、そしてデジタル録音時代の80年代と3回ベルリン・フィルと録音している。わたしは50年代の演奏は聴いたことがないので分らないが、60年代の録音では第5番「運命」だけLPで購入している。「未完成」とのカップリングで2400円、73,4年頃のことである。第一楽章のダダダダーンの後の休止がもう少し長ければいいのになと思ったが、それ以外は圧倒的な名演だった。(未完成もすばらしい)70年代の録音は第3番「英雄」を新譜で購入。2600円になった。この英雄も名演なのだが、ロケーションの違いからか、残響音が長くて豊かな感じだ。今回、カラヤン1970Sのおかげで9曲全部手にすることができ、いっきに聴き通したが、やはりカラヤンなかなかやるなという印象だった。ところで話は変わるが、70年代のこのベートーヴェンの交響曲集が新譜として世にでていた頃、批評家のなかには、繰り返される同じ曲の再録音を余りにも商業主義的だとして激しく非難していた。その影響を受けていたのか某落語家などは、激しい言葉でカラヤンをけなしていたのを思い出す。わたしはそうした非難を、なんて傲慢なんだろう。筋違いもはなはだしいといつも思っていた。当時は「音楽の友」ともあろうものが、たかがクラシック愛好家だけの落語家のカラヤン批判を掲載するなんぞ場違いもいいところだろうと思っていた。10年ごとに再録音したとしても、そのディスクの演奏の良し悪しをを批評すればいいだけの話だ。後はユーザーが誰の演奏を選ぶかどうかの問題ですからね。とにかくカラヤンには悪意に満ちた批評が少なからずあった時代でした。13 people agree with this review
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eroicka | 不明 | 不明 | 17/July/2013
最もカラヤンらしい70年代後半のベートーヴェン全集。人工的だという批判はあろうが、ベルリンフィルの合奏能力の高さは(メンバーの優秀さとは無関係に)今もってこの時期がピークだろう。豊満で豪華、艶やかなカラヤンサウンドは圧倒的だ。拙い言葉で申し訳ないのだが、英雄や第5、第7は颯爽とゴージャスに、第9は壮麗に、第6はひんやりと透明に、といった風に、カラヤンなりの曲の描き分けが、これ以前の録音より明確化しているのも特色だ。特にこの6番はTUBEやサザンではないが、毎年夏になると必ず聴きたくなる1枚だ。8番のように管楽器のソロの驚異的な巧さが際立つ素晴らしい演奏もあり、いまだに異彩を放つ名盤だ。欲を言えば、数字をあしらったオリジナルジャケットのデザインを使って欲しかった。6 people agree with this review
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abbadondon | 栃木県 | 不明 | 16/August/2012
60年代の全集はLPで持っていた、 70年代は仕事の関係もありほとんど聴いていなかった。 最近の廉価での販売でこれが昨日届いた。 すばらしい。 ベートーヴェン交響曲全集というと2万円程度したものが ありがたいことにたった2500円。 しかも世界最高峰の演奏。ありがとう!10 people agree with this review
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 27/June/2011
カラヤンはベートーヴェンの交響曲全集をDVD作品を除けば4度にわたってスタジオ録音している。このうち、フィルハーモニア管弦楽団との最初の全集を除けばすべてベルリン・フィルとの録音となっている。いずれの全集もカラヤンならではの素晴らしい名演であると考えているが、中でもカラヤンの個性が最も発揮されたのは1970年代に録音された3度目の全集ということになるのではないだろうか。昨年、FM東京から、カラヤン&ベルリン・フィルの1977年の来日時の驚くべき普門館ライヴによる全集が発売されたところだ。本全集は、さすがにあの超絶的な名演には敵わないが、それらとほぼ同じスタイルによる名演をスタジオ録音によって味わうことが可能であると言える。本全集の録音当時(1975年〜1977年)は、カラヤン&ベルリン・フィルの黄金コンビの全盛時代であった。名うてのスタープレイヤーが数多く在籍していた当時のベルリン・フィルは、一糸乱れぬ鉄壁のアンサンブル、ブリリアントなブラスセクションの朗々たる響き、桁外れのテクニックを披露する木管楽器の美しい響き、そしてフォーグラーによる雷鳴のようなティンパニの轟きなどが一体となった圧倒的な演奏を展開していた。カラヤンは、これに流麗なレガートを施し、正にオーケストラ演奏の極致とも言うべき圧倒的な音のドラマの構築を行っていたと言える。それは本全集においても健在であり、これほどの圧倒的な音のドラマは、前述の普門館ライヴ録音は別格として、クラシック音楽演奏史上においても空前にして絶後ではないかと考えられるほどの高みに達していると言える。もちろん、カラヤンは本全集における各曲の演奏においては音のドラマの構築に徹していることから、各楽曲の精神的な深みの追及などは薬にしたくもないと言える。したがって、とある影響力の大きい音楽評論家などは、精神的な深みを徹底して追及したフルトヴェングラーの名演などを引き合いにして、本全集の精神的な内容の浅薄さを酷評しているが、本全集はかかる酷評を一喝するだけの圧倒的な音のドラマの構築に成功しており、フルトヴェングラーの名演などとの優劣は容易にはつけられないものと考えている。また、各楽曲の精神的な深みの追及がないという意味においては、何色にも染まっていない演奏であると言える(もちろん、表面的な音はカラヤン色濃厚であるが)ところであり、初心者には安心してお薦めできる反面で、特に熟達した聴き手には、各曲への理解力が試される難しい演奏ということができるのかもしれない。録音は、高名なギュンター・ヘルマンスによるアナログ完成期の録音であり、従来盤でも十分に満足できる音質であるとは言えるが、1960年代の全集が全曲ハイブリッドSACD化(第3番及び第4番はシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化)、そして1980年代の全集が全曲SHM−CD化されているにもかかわらず、本全集は、第9がマルチチャンネル付きのハイブリッドSACD化されている以外は、何らの高音質化が図られていないのは実に不思議な気がする。カラヤン、そしてベルリン・フィルによる最も優れた歴史的な名全集でもあり、今後はシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化を図るなど、更なる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。12 people agree with this review
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京都のタケさん | 日本 | 不明 | 17/July/2008
演奏、マスタリング、価格、3拍子揃ったセット。とうとうカラヤンもこんな値段に(TT)なんてなw 個人的には、怒涛の迫力の7番、田園と言うより「大自然」と言いたい6番、演奏がいいおかげでかえってオーケストレーションが薄いのがわかる1番、2番あたりです^^2 people agree with this review
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Giuseppe di Suliotis | 気仙沼 | 不明 | 22/January/2008
死後20年近くたっても、未だに、カラヤンとくれば批判的でなければ音楽好きと言えないように思われている方の多いことに驚く。素直に聞けば大変良い演奏。最初に彼が手本にした、トスカニーニのベートーヴェンとは大分違う世界に入ってしまったが、フルヴェンのおどろおどろしいベートーヴェンまがい(それはそれで良いのだが)が「正統」だなどという勘違いを正すには絶好の材料を、カラヤンは残してくれたと思う。50,60.70年代いずれも良いが、これが最も彼らしいか。6 people agree with this review
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婆arajan(k=0→81) | =栄光の生涯 | 不明 | 06/January/2008
沼仙さんのおっしゃるとおりです。全くその通りです。どうもそこのところを誤解している方がいらっしゃるようです。そもそも人が苦心して作った人工的な曲を自然に演奏しようとすることこそが人工的であり,矛盾している。人工的だからこそ人工的に演奏するのです。フルヴェンだってそうでしょう。あんな大袈裟な表現を絶賛しておきながらカラヤンとなると人工的と非難する。どうもおかしい。さて,話を戻すが,とくに優れているのが英雄とベト7だ。こんなにゴージャスな英雄も珍しい。とくに葬送行進曲が名演。5 people agree with this review
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karojan | 神奈川 | 不明 | 25/December/2007
音がすごく良い。BPOの分厚い金管・弦楽器群の音の洪水に浸れる。第7第4楽章のティンパニがきちんと分離して聞こえるところ等も嬉しい。国内盤は明らかにフィルターのかかったハッキリしない音。今後、国内盤は聴くことはないでしょう。カラヤン以外では成し得ない最高の演奏。3 people agree with this review
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どぼっち | 湯河原町 | 不明 | 09/December/2007
沼仙, 静岡さんのおっしゃる通り2 people agree with this review
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∫(furtwangler)dx=感動 | 石川県 | 不明 | 03/December/2007
VPOさん,よくぞ言ってくれました。本当にその通りです。カラヤンのは人工的だといわれますが,この9曲もともと人間臭い曲なんですな。ところで,今回の発売は序曲も入っていてエグモンツ序曲などはカラヤンならでは。これは60年代の演奏でまだオーケストラの音質を洗練する前なので人工的な演奏が嫌いな宇野功芳さんとやらも,文句を言いにくいかもしれないですねえ。3 people agree with this review
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fuka | 横浜 | 不明 | 19/November/2007
第5を聴いてみると久しぶりに感動に震えた。フルトヴェングラーの歴史的音源を耳にし、どうしてこんなに凄い音が出るんだろうと思っていたが、ここに収められたカラヤンBPO全盛時代の輝かしい音響も歴史的な高みに到達していたんだと改めて認識します(もう後戻りはできないけど)。前も言いましたが少年時代はこれに慣れていたんです。最近コンサートでたまに運命を聴いても鳥肌たちませんね(実演とCDは違うとは思いますが、あの頃フェスやサントリーでは凄かったけどなあ)。2 people agree with this review
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fuka | 横浜 | 不明 | 04/November/2007
かつてのLP以来今回久しぶりに購入。もっとも気になっていた英雄から聴き始めましたが第一楽章の凄さに唖然。これほどのAllegro con brioだったとは。少年時代には聴き慣れていた筈なのに。その後も数え切れないほど聴いてきたつもりでしたが耳が生ぬるくなっていたのでしょうか。カラヤンのベートーヴェンはスポーツカーに乗った流線型の演奏と評されることもありますが、ここにはそれどころではないものも感じます。多少アンサンブルが崩れようがとにかく前へ進むという強い意志なのでしょうか3 people agree with this review
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沼仙 | 静岡 | 不明 | 03/November/2007
演奏はすべて人間が行うもの。クナであろうと、フルヴェンであろうと自在にテンポを動かしている、すなわち人工的。曲そのものが人が苦心して作ったものである。人工がいやで自然がいいなら、音楽なぞ聴かないで山にでもこもって、小鳥や小川に耳を傾けていればいい。音楽評論なぞやるべきではない。このカラヤンの演奏はすばらしいものである。素直に聴くべきである。16 people agree with this review
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まってぃ=す | 神奈川 | 不明 | 10/October/2007
LP国内盤をなけなしのお金で買って、山野楽器で、カラヤン(と娘二人が同行)から直筆サインをもらった経験のある私は、冷静には聴くことができない全集。何気なく、演奏時間30分を切る速さの「運命」、ここまでやるかと思った第7第2楽章のレガート、などなど。できれば、分売での「数字」をモチーフにしたジャケットを復活させてほしかった気もします。5 people agree with this review
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