Wilhelm Furtwangler Longing For Germany
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JCS | 神奈川県 | 不明 | 06/December/2011
ドイツと戦争とから離れることができなかつた大指揮者の物語。英訳の題 long for は辞書を引けば、熱望とあつて、「郷愁」とは大分ちがふ。あるいは全く違ふ。ドイツ語の原題はどうなのか?連合国出身のラトルは音楽家として、いかに偉大であつたか、その業績についてのみ語り、戦時下に生きた大指揮者については語らない(といふ演出)。他はみないろんなドイツ人が出演して語る、音楽が宗教の代用となり、偉大なドイツを表現する、といふことをめぐつて。ナチスでも、どんな政府でも、戦争となれば、それを利用しないわけがない。だが、戦争はナチスだけがやつたわけではない、と明言する人物は出てこないが、みなそれを本当は避けられないことを感じてゐるやうに見える。だからフルトヴェングラーのドイツへの「郷愁」などといふ作品ではない。戦後、生死の真剣さや、深刻さ、重さをひとびとが避けたから、カラヤンが成功したと、つひ思つた。映画はそんなことにはまつたく触れもしないが。名作だと思ふ。1 people agree with this review
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