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Bizet (1838-1875)

CD Bizet: Carmen Suite.L`arlesienne Suites.Etc.

Bizet: Carmen Suite.L`arlesienne Suites.Etc.

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  20/January/2013

    フランスの名指揮者パレーの偉大な遺産とも言うべき素晴らしい名演だ。本盤のメインでもあるビゼーの劇音楽「アルルの女」第1及び第2組曲や歌劇「カルメン」組曲については、クリュタンス&パリ音楽院管弦楽団による素晴らしい名演(1962年)が遺されており、大方の音楽評論家からも、当該演奏こそは両曲の決定的な名演との評価がなされているところである。これに対して、本演奏は、当該クリュタンス盤の陰に隠れた、一部のコアなクラシック音楽ファンのみが高く評価している知る人ぞ知る名演の地位に甘んじているが、クリュイタンス盤にも十分に比肩し得るほどの高度な演奏内容を誇っていると言えるだろう。今般の本演奏の高音質盤の低価格による販売を契機に、多くのクラシック音楽ファンの間で、本演奏について正当な評価がなされることを心より願うものである。それにしても、パレーの指揮芸術は、例えて言えば、書道における名人の一筆書きのようなものであると言えるだろう。テンポはやや早めであり、一聴すると淡々と曲想が進行していくような趣きがあり、いささかも華美には走らない即物的で地味な様相の演奏であると言える。しかしながら、スコアに記された音符の表層をなぞっただけの薄味の演奏では決してなく、各旋律の端々には細やかなニュアンスが施されており、演奏に込められた内容の濃さにおいては、クリュイタンス盤と比較しても遜色はないものと思われるところだ。パレーについては、一部の音楽評論家がフランスのシューリヒトと称しているが、正に至言とも言うべきであり、その指揮芸術には、シューリヒトのそれと同様に、神々しいまでの崇高ささえ湛えていると言えるだろう。それにしても、淡々と進行していく各旋律に込められたニュアンスの独特の瀟洒な味わい深さには、フランス風のエスプリ漂う抗し難い魅力が満ち溢れていると言えるところであり、これぞフランス音楽の粋とも言うべきものではないかと考えられるところだ。加えて、デトロイト交響楽団という、最もアメリカ的なオーケストラがこのようなフランス風のエスプリ漂うセンス満点の演奏を展開していることが大変な驚きであると言えるところであり、これはまさしくパレーによる不断の薫陶とともに、その類まれなる統率力の賜物であると言っても過言ではあるまい。カプリングされているビゼーの序曲「祖国」や、トマの歌劇「ミニョン」序曲や歌劇「レーモン」序曲も、パレーならではの老獪とも言うべきセンス満点の指揮芸術の魅力を十二分に味わうことができる素晴らしい名演と評価したい。音質は、今から50年以上も前のスタジオ録音であるが、今般のルビジウム・クロック・カッティングによって、極めて鮮明な音質に改善されたことも、本盤の価値をより一層高めるのに大きく貢献していることを忘れてはならない。

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  • ★★★★★ 

    レインボー  |  不明  |  不明  |  23/March/2011

    ポール・パレー指揮、デトロイト交響楽団演奏の、ビゼーとトーマの作品を集めたCDです。 比較的速めのテンポでの演奏で、その中でもビゼーの『祖国』は名演奏です。 他、カルメンの『闘牛士の行進』も良いなと思いました。 デトロイト交響楽団の鳴りのよさも見事です。 録音から半世紀はたってますが、音質は良いと思います。

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