"Mahler: Symphony No.7 ""Night Song"", Mozart: Symphony No.41 ""Jupiter"" Tennstedt & LPO (stereo)(2CD)"
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Abbadian | 東京都 | 不明 | 19/September/2009
BBC Legendsのテンシュテットのライヴには,評判倒れのものが少なくない。彼の演奏の感情的振幅の激しさにオケが付いていけていないことが主な理由と思われるが,この演奏はその典型。何と言っても,80年代後半以降の録音と比較して,LPOの演奏力は格段に劣っている。特にマーラー,しかも第7のようにオケのアンサンブル力・ソロ能力の双方が求められる難曲では,80年代初頭までのLPOにはいかにも荷が重い。全てのパッセージの「入り」があやふやで,テンシュテットの意思力が全く伝わってこないもどかしさ,いつも「次のブラスは大丈夫か?」と心配しなければならない不安感は如何ともし難い。EMIの’93ライヴでも,特にブラスの不安定さは大きなマイナス要因だが,’90年代の演奏では晩年のテンシュテット特有の,一種独特な感情の振幅の大きさが説得力になっている。しかしこの演奏は,その水準には達していない。録音状態もこの時期のものとしては許容水準以下であり,発掘する意味があったのかどうか,と考えさせられる演奏である。2 people agree with this review
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