Comp.violin Sonatas: Szeryng(Vn)Haebler(P)
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 23/November/2009
ヘブラーはクラウス、ハスキルとともにモーツァルト弾きとして私たちの年代では聴き親しんだピアニストでその穏やかな演奏というか大体容姿からしてセカセカしない感じがして演奏そのものにも反映している様な気にさせてくれたものです。モーツァルトの曲自体に深さを視る向きには彼女の演奏にそこまで接点を見出せるかは別として、彼女は1952年のジュネーブ国際音楽コンクールで田中希代子と賞を分かち合ったとかで・・・概ねそんな世代の演奏家だということです。モーツァルトのピアノ・ソナタ集はフィリップスに1960年代とデンオンに1980年代後半に二回収録しておりますが現在後者しかありません(?)。その代わりといったら良いのかベートーヴェン演奏のものが結構残っておりシェリングとのヴァイオリン・ソナタもその一つです。シェリングとはその前1969〜1972年にモーツァルトの同ソナタを収録しておりますが私は事ヴァイオリンだとベートーヴェンの方がシェリングには合っていたように思います。シェリングは1958年にはこのベートーヴェンをルービンシュタインと収録していますが本盤はやはり同じポーランド出身の演奏家としてヘブラーと彼のほぼ晩年期1978〜1979年の収録したもので品格高く彫りが深い演奏でこの二人の見事なマッチングが聴けます。ベートーヴェンらしいギリシャ的要素よりはもっと大きな包み込む暖かさが感じられます。全曲を聴いたわけではありません・・・私のCDは第7番と第10番のカップリングでありますがとにかく説得力がありシェリングの実力は勿論ヘブラーの単にモーッアルト弾きではない事が分かった次第です。余白にハイティンクのバックで「ロマンス」二曲が入っておりますがこれは未聴でかつ本ソナタの大半を私は聴いていないので最高ランクにしたい処をワンランクダウンしておきます(要は自信がないということ ! ?)。0 people agree with this review
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