正隆  |  不明  |  04/February/2004

後の作品が｢G�U｣｢G�V｣と続くのでﾀｰﾐﾈｰﾀｰでいう一作目ということか(笑)これまでの作品が子供向きな内容に偏りすぎた結果、興業収入が落ち込んだため製作中止というｺﾞｼﾞﾗｼﾘｰｽﾞと同じ道程を歩んでしまったが、｢ｺﾞｼﾞﾗ’84｣に10年遅れてｴﾝﾀｰﾃｲﾒﾝﾄ作品として復活した分、特撮技術は桁違いに上回ってるし、そこで培った樋口特技監督の趣向も見事に反映されたものになった。何よりも見事なのは、作品を重ねるごとの特撮技術の進歩である。今作によって前ｼﾘｰｽﾞ世代の大人に加え、新たなﾌｧﾝ層を掴んだことは確実である。

 

智伸  |  不明  |  03/January/2004

日本の怪獣映画はｺﾞｼﾞﾗだけじゃない！ということを現代っ子達に知らしめたとても意義ある作品。ｽﾄｰﾘｰは従来の流れから外し、ｶﾞﾒﾗ、ｷﾞｬｵｽの誕生秘話を神話ﾁｯｸに設定。ｶﾒが怪獣になったからｶﾞﾒﾗで、｢ｷﾞｬｵ｣って鳴くからｷﾞｬｵｽで片付くのはﾕｰﾓｱ溢れた時代のこと(笑)ﾘｱﾘﾃｨｰ追求路線を走り始めただけあって、要所に凝った演出が見られる。