Il Barbiere di Siviglia : Galliera / Philharmonia, Callas, Gobbi, etc (1957 Stereo)(2CD)
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おいづる | 山梨県 | 不明 | 06/May/2024
此の程、我が苦手とするオペラと言うジャンルでは或ったものの、数有る歌劇の中で取り分け名高いゼヴィリアだけは、全曲で所有せねばと言う観念に駆られ本ディスク購入に至った次第だが、先ずのっけから当序曲の(特に主部に移行してからの)爽快なテンポ感に思わずうなずかされた。筆者にとって本楽曲鑑賞に於ける処女航海は、小学生の折に耳にしたfontana盤ベンツィ指揮ラムルー管に依るレコードでの事だったが、有無を言わせぬ速いテンポで徹頭徹尾貫かれる其の鮮烈で欣快な演奏スタイルは、我に強烈なインパクトを与え、ロッシーニの序曲たるものは、かく有るべしと云う言わば規範的存在として今でも己の中に君臨し続けている。是迄根っからのオペラ指揮者として不動の地位を築いたカラヤンに期待した時期も有ったが、音の構築、組み立て、更にはリズム処理までもがあくまで重たく、テンポも中庸で堅実では有るが、今一つ理想に応え得るものたり得なかった。そうした中でライナー、シャイーに依る録音は、其れ相応に速めのテンポ設定で筆者にとって好演と成り得たのだが、此処でのガリエラの解釈は、あくまで主観に基づいての主張だが、もはや良き意味での軽みの世界に達したかの様な印象を抱かせ、彼等にも増して目の覚める様な快心の出来栄えに仕上がって居り、感嘆の意を禁じ得ない。又、アバドの指揮した映像物も配信を介してほぼ一通り試聴してみたが、俊敏且つ細やかに上下する高度な歌唱技巧が求められるフレーズでの声の安定感に於いて、かのカラスと言えどもベルガンサにやや一日の長が有るやに思えたりする側面も認められた。がしかし其れでも本盤については、即述の冒頭一曲を持ってしただけで、勝負有った感の手応えを得るに充分な快演で有ると明言したい。0 people agree with this review
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きょん | 兵庫県 | 不明 | 12/April/2015
SACDで聴く、カラスの声。 CD開始から、およそ25分経過で カラスの声に巡り合えました。(待ち遠しかった。) 以前から馴れ親しんだ声より、暗く聞こえてしまった。 でも、カラスの声。 1957年録音が、舞台での失声降板事件(1958年)の一年前のセッション録音とあって体調と録音技術が交差する最高の作品です。 それよりも、ティト・ゴッビ、ルイジ・アルバ2人の男声陣が、カラスを支えているように思う。もっともセヴィリアでは、女声の活躍する場はあまりありませんので。 カラスを勝るロジーナは色々あるでしょうが、ここでのカヴァティーナをはじめ、音程のふらつきも少なく、カラス愛好家には支持されるでしょう。 でもこのCDで聴くべき声は、ティト・ゴッビ、ルイジ・アルバと思います。2 people agree with this review
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yukkie | 東京都 | 不明 | 13/February/2010
カラスは凄い(ロジーナに合わないことは確かであるが)・・これがロジーナよ、と凄まれているような気がする(笑)。しかし輪をかけて凄いのがゴッビ。2人が重唱すると、まるでヴェルディ・オペラかと聞き違う。ガリエラの指揮は猛烈! 速いところは速く遅いところは遅く、ぐいっとオケをドライブして聞かせる。またこの時代のフィルハーモニア管が巧いこと。プロデューサーのレッグはおっかない録音を残したものです(笑)。個人的にはとても楽しみましたのでお薦めします。0 people agree with this review
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ぼん | 神奈川 | 不明 | 12/March/2008
ゴッピのフィガロは頭よすぎて悪賢さが勝った感があるけどユニークで素晴らしい。カラスの音程のふらつきは残念だが、それをものすごいほどの表現のリアルさで補ったのはさすが。ガリエラのパンチの効いた指揮ぶりもこの曲にふさわしい。この曲を聴き飽きたという人には特に最適なアルバム。1 people agree with this review
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