Mendelssohn & Tchaikovsky: Violin Concertos
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もへ | 東京都 | 不明 | 09/March/2011
下のレビューでボロクソに書かれてますが、ハイフェッツを過小評価してほしくないと思います。 ある演奏で感動できるか否かは演奏の質はもちろんのこと、受け手の感受性にも依存しています。(当たり前のことですが。) ハイフェッツがそっけないのか、聴いた人の感性が鈍感なのか。 今回の場合は両方が考えられます。 たしかにハイフェッツの演奏解釈は非常に淡白といえますが、しかし必要最小限の歌心は持っていると思います。 それを感じられず、ハイフェッツワールドに酔うことが出来ないのは、残念ながら受け手の感性の問題でしょう。 たとえばカップラーメンにケチャップとマスタードをどばどばぶっ掛けて食べる人が(実際に身近にいましたが)、京都の薄味うどんを食して「なんだこの汁、ぜんぜん味がしないじゃないか」と言うようなもんだと思うのです。 そういう意味で、他の大味な(失礼!)ヴァイオリニストの演奏を聴きなれてしまった人の耳には、ハイフェッツもネコに小判だと思うしだいです。 と同時に、もちろんハイフェッツのほうにも若干の責任はあります。 ハイフェッツのメンコンの録音は1937、1944、1949、そして今回の1957年と計4回ありますが、比較的感情のこもった演奏となっているのは1937と1949です。 一方で1944と1957はいささかぶっきらぼうに聴こえます。 なぜこのような傾向があるのでしょう? どうやらハイフェッツの私生活と関係がありそうです。 ハイフェッツは1928年に1度目の結婚をし、1945年に離婚。 1947年に2度目の結婚をし、1962年に離婚しています。 そしてハイフェッツが名演を残した時期は、彼の結婚生活が順調だった時期と重なります。 一方で結婚生活終盤は夫婦間の喧嘩が絶えなかったようですし、その頃の録音はたしかにどことなくギスギスと聴こえます。 (ハイフェッツの離婚の原因は定かではありませんが、一説には1年中ツアーで世界を回っていたハイフェッツが家族と過ごす時間を十分に持てなかったことが原因のようです。 ちなみにアメリカデビュー30周年の年である1947年から1949年の2年間、ハイフェッツは演奏活動を休止しています。 公にはレパートリーの開拓のためとされていますが、本当は今度こそ結婚生活を成功させるためだったと言われています。) ハイフェッツも人間ですから、波があるのは仕方ないことです。 問題は、ハイフェッツの黄金期が一般的に1950〜1960年とされていることです。 それに惑わされて不調期のCDを購入してしまった方がハイフェッツに幻滅してしまうのは残念なことです。 本当に油の乗っていた時期は、1917〜1941および1947〜1951です。 とりわけ1917〜1925年の録音は本当に叙情性豊かです。(別人かと思うくらい。) ぜひ、お耳直しを。2 people agree with this review
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古渡 弁蔵 | 北海道 | 不明 | 01/July/2009
あまりの速さにそっけなさを感じたメンデルスゾーン。しかし、聴き進むにつれて味わいが増し、感動させられました。こうしたスタイルは少ないだけに、むしろ貴重だと思います。チャイコフスキーは際立った作為がなく、自然流であり、それがまた一つのすばらしい世界を作り上げている。確かに古さを感じる部分もあるが、たまに取り出して聴く価値のある名盤である。0 people agree with this review
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