Bruckner: Symphony No.7
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タスマニアマニア | 宮城県 | 不明 | 09/February/2014
この先も末永く名演として人々に語りつがれていくに違いない空前絶後の名演。 すっきりとしていながらコクがあり、音楽がどんなに盛り上がっても常にうるさくならない。ヴァントを尊敬して一心に食らいつくBPOが最大限の注意を持ってヴァントの指示を音にしてゆく。 ヴァントはインタビューで「謙虚さ、畏敬の念、天の助け」という言葉を使い、最後には天の助けなしには駄目です。これは笑うようなことではありません。と結んでいる。その言葉の意味がこの演奏を聞くとよくわかる。脱線するが、朝比奈の聖フローリアンの演奏も天の助けがあったと私は思っている。文は人なりにならえば音は人なり。この人にしてこの名演が生まれたのだ。1 people agree with this review
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 09/June/2011
ヴァントが最晩年にベルリン・フィルを指揮して行ったブルックナーの交響曲の数々の演奏はいずれ劣らぬ歴史的な超名演であるが、その中でも最高峰の超名演は、紛れもなく本盤におさめられた第7であると考える。ヴァントは、同時期にミュンヘン・フィルとともにブルックナーの数々の交響曲を演奏しており、それらの演奏もベルリン・フィル盤と同様にいずれも至高の超名演であるが、第7についてはミュンヘン・フィル盤がないだけに、なおさら本演奏の価値が際立っていると言える。ブルックナーの第7には、マタチッチ&チェコ・フィル(1967年)、朝比奈&大阪フィル(1975年、聖フローリアンライブ)、マゼール&ベルリン・フィル(1988年)、カラヤン&ウィーン・フィル(1989年)、スクロヴァチェフスキ&読売日響(2010年)など、多種多様な名演が目白押しであるが、本ヴァント&ベルリン・フィル盤は、それら古今東西のあまたの名演に冠絶する史上最高の超名演と高く評価したい。ヴァントのアプローチは、例によって厳格なスコアリーディングに基づく計算し尽くされたものであり、凝縮化された堅固な造型が持ち味だ。ただ、1980年代のヴァントは、こうしたアプローチがあまりにも整理し尽くされ過ぎていることもあって神経質な面があり、いささかスケールの小ささを感じさせるという欠点があった。しかしながら、1990年代に入ってからは、そのような欠点が散見されることは殆どなくなったところであり、本盤の演奏でもスケールは雄渾の極みであり、神々しささえ感じさせるほどだ。音楽はやや早めのテンポで淡々と流れていくが、素っ気なさなど薬にしたくも無く、どこをとってもニュアンス豊かな情感溢れる音楽に満たされているのが素晴らしい。ヴァントは、決してインテンポには固執せず、例えば第1楽章終結部や第3楽章のトリオ、そして終楽章などにおいて微妙にテンポを変化させているが、いささかもロマンティシズムに陥らず、高踏的な優美さを保っている点は見事というほかはない。金管楽器などは常に最強奏させているが、いささかも無機的な音を出しておらず、常に奥行きのある深みのある音色を出しているのは、ヴァントの類稀なる統率力もさることながら、ベルリン・フィルの圧倒的な技量の賜物と言えるだろう。2 people agree with this review
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金閣寺TEMPLE | 京都府 | 不明 | 15/December/2010
見事なブルックナーだ。ここまで素晴らしいブル7というのも滅多に聴けるものではない。「8番」同様、ヴァントはイン・テンポをしっかり守りつつも絶妙なアゴーギクを多用し、しっかりと地に足が着きつつも、躍動感溢れる、実に情緒豊かなみずみずしい、美しいブルックナーを創り上げている。それでいてベルリン・フィルの音も極上と言う他はない。ここまで天上のような美しいブルックナーを演奏できる指揮者というのもそうそういるものではない。ヴァントというのは恐るべき指揮者である。個人的にはノヴァーク版なら尚良かったのだが、これは個人の好みである。1 people agree with this review
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鉄工場 | 神奈川県 | 不明 | 12/August/2010
ハース版の演奏は本当に少なく私にとっては残念だけれど今後なんか場違いな感のシンバルティンパニが入る2楽章の版が主流になっていく中で、演奏もまあまあな貴重な「名盤」の一枚だと思う。やっぱりベルリンフィルは素晴らしい。でも一番肝心の金管の音が何か違和感を感じる。オルガンのような響きが感じられない。何でだろ?この指揮者のNDRを振った演奏と聴き比べると違いがよくわかる。やはり長年かけて築きあげたものは技術を超えた「音」になってあらわれるのだと、よくわかった。ハース版はこれからも是非演奏されていってほしいな0 people agree with this review
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kura-ota | 不明 | 不明 | 27/July/2010
7番に関しては今後、ハース版による演奏の機会はますます減っていくだろう。その意味で当盤は、比較的最新デジタル録音に近い録音として貴重な音源となっている。内容も含めてハイクオリティーな当シリーズではるが、この7番では不満が残る。まず全体としてオケを抑えすぎているように感じる。折角BPOという大きな器が当られているのだから、もっとオケの機能をフル回転させて欲しっかたと思う。第2楽章の頂点もあっさりしすぎている。色々と考えてみたのだが、やはり打楽器がない分、テンポを速められるということを証明したかったのだろうか?もう少し堂々として欲しかった。故人に対して失礼なことではあるが、あえて辛く書かせて頂いた。星は2.5だが0.5分はつけられないので2とした。0 people agree with this review
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 22/April/2010
ヴァント(本盤演奏録音時推定87歳)のブルックナー交響曲第7番の盤は1980年KRSO(演奏タイム@20’06A22’48B9’53C12’03)、1992年NDR(同@19’43A21’59B10’09C12’16)そして本盤1999年BPO(同@20’53A21’35B10’25C13’11)の三つが私たちは普通聴けるものです。ヴァントは所謂スター指揮者が続いて亡くなって晩年特に何か持ち上げられる様に注目され出した指揮者ですが元々そんなに派手な人ではなく謙虚な人柄?で自己に厳しいドイツの頑固さを持ちブルックナー演奏に対してはちゃんと自己定位の出来ている演奏者であったとか・・・。過去三回の第7番の録音演奏でもオーケストラの違いによるニュアンス・トーンの違いはうかがえても方向感はビクともしていないのではないでしょうか、勿論度重ねての新発見はあったとしても・・・。このあまり浮沈のない叙情的な交響曲において本盤はBPOのカラーと87歳という高齢指揮者のリードとのマッチングがライブ録音とは思えない程特に前半戦、上手くブレンドされ曖昧さの無いこの曲最高ランクの出来上がりになっていると思います。第1楽章、自然発生的に高まりを見せて行き最後宇宙的なクライマックス。ワグナーの死にも影響を受けた第2楽章・・・ここでは本演奏採用のハース版により打楽器が用いられていませんが(私個人は打楽器の用いられるノヴァーク版?も面白いとは思うのですがそれはそれとして・・・)深い情緒をたたえいろいろ親しみ易い旋律が先ずBPOの弦セクションを盛り上げて行きます。さぁ後半第3楽章舞曲のようなトリオを挟んでのスケルツォ、管楽器の活躍が凄いですがやや整理し過ぎている感じもしました。そして最終楽章(最終楽章の割にはバランスから少しかかる時間だけでも短く軽くは感じるのですがそれは作曲者側の都合・・・)最終コーナーは第1楽章テーマが形を変えて管楽器が朗々と謳いあげ・・・正に雄渾なフォルムであります。正にBPOの凱歌の様に。同年ヴァント指揮NDRのこの曲演奏のDVDも別にあるようで見たい気がしました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)1 people agree with this review
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よっっっふむ! | 東京都 | 不明 | 30/November/2009
造型がしっかりした演奏で、ベルリンフィルもさすがにうまくて迫力がある。形の上では名演なのだが、こんな巨大人工建造物のような演奏は、私にとってはちっともブルックナーではない。ベートーヴェンの5番ならこんな感じの演奏でいいんだろうけど。。。そういうわけで、ブルックナーの7番は大好な曲だが、ヴァントのこのCDにはちっとも手が伸びない。では、私がよく聴くのは、、、ペンネームでばれてますね 笑1 people agree with this review
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古渡 弁蔵 | 北海道 | 不明 | 24/November/2009
ブルックナーの交響曲は、長大な曲だけに、全曲通して聴くには体力を要しますが、当盤においては例外でした。特に二楽章の崇高なまでの美しさは、何にたとえられましょう。とても心が癒されました。ベルリンフィルのすばらしい演奏とそれを引き出したヴァントの力量に、ただただ感心させられました。そして、何よりもこのような名曲を生み出したブルックナーに感謝したい。1 people agree with this review
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fuka | 神奈川県 | 不明 | 13/October/2009
この曲は曲の美しさ(特に前半)のために、まあどうやってもうまくいくみたいなところがあって、最近では多くの如才ない指揮者が機能的なオケを駆ってCDでも演奏会でも”素晴らしい”演奏を聴かせています。でも、いいのはいいが、なんか後に残らないなあ、という経験をすることが多くて・・・。そういう意味で言うと、現代的ではないかもしれないけど、少し(かなり)前の個性的な演奏のほうが聴きごたえがあります(この曲をとりあげる現代の指揮者はそれなりの覚悟が必要と思われる:でも、それはベートーヴェンでも同じか)。このヴァントの演奏は、久しぶりに取り出して聴きましたが、やはり腹にたまるというか、柄が大きいというか、ながら聴きを許さない厳しさがあって前半が終わったところで、すごいものを聴いたな、という脱力感がありました。しかも、その後の3楽章、いわゆる長長短短のリズムが単調なものになりやすい(ブルックナーらしい)のですが、いやそんなことはないとばかりに堂々と押し切られてしまいました。これは全くアプローチは異なるものの、フルトヴェングラーのスケルツォを聴いた後の、どこか嵐が過ぎ去った後の感覚に似ていました。いやはや当たり前のようですが、すごい演奏の記録です。0 people agree with this review
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robin | 兵庫県 | 不明 | 17/June/2009
私にはちょっと詰めが厳しいと思われる演奏でした。マタチッチのようなスケールが大きくしかも懐が深く美しいのがいいのですが。この評価のよい演奏は余り楽しめませんでした。最近ヨッフム、ウィーンフィルのステレオライヴの演奏のcdも聴きましたが、いまいちでした。なお、このsym7の1,2楽章はご存知のようにイタリア映画 ヴィスコンチの:夏の嵐:に使われて有名になりました。名画ですのでお薦めします。1 people agree with this review
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mid&massa | 三重県松阪市 | 不明 | 15/March/2009
7番のベストはこれで決まり!未来永劫これを凌駕するものは出ないのではないか?次点としてコンヴィチュ二―LGHO、マズア同O、朝比奈聖フローリアンなどと書くと怒られるかな?あくまで個人的にハース版が好きなんで・・・。1 people agree with this review
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古渡 弁蔵 | 函館市 | 不明 | 14/March/2009
長い曲を聴くには体力が必要ですが、とうとうおしまいまで聴いてしまいました。派手さはなく、むしろ禁欲的な演奏に鳥肌が立つ思いでした。そして、フィナーレで押し寄せる感動の波!いろいろ名演奏があるでしょうが、これはその筆頭に位置するといって過言ではないでしょう。聴き終えた充実感はなんとも心地よい。0 people agree with this review
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名無しの権兵衛 | 千葉県 | 不明 | 19/April/2008
何という厳しさに貫かれた美しさだろうか。オケをフルに鳴らすときには、暴れ馬を手綱で引き寄せるような力強い抑制が、ピアニシモのときには、息苦しくなるような緊張感が感じられる。他の標準的な演奏が軟弱にさえ聴こえてしまう。こういう演奏を聴けることが、ただ、ただ、ありがたい。1 people agree with this review
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金さん | 長野県長野市 | 不明 | 04/February/2008
僕のブルックナー嫌いを正してくれたのがこの演奏。ヴァントの力量がベルリンフィルの奏者から尊敬の念を引き出しているかのような演奏です。7番はたくさん持っていますがこれほどまでに美しい演奏は聴いたことがないです。9番8番と共に持っていて損はないでしょう。カラヤン死後ベルリンフィルを聴く気がしませんでしたが、久しぶりに聴く気持ちを引き出させてくれました。金管が高らかに鳴っていて心地よいです。0 people agree with this review
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京山菜 | 京王線 | 不明 | 14/January/2008
ゆーさんへ。○○○をズバリ書いてはいけませんよ(笑)。チューニングすらできない指揮者が音監やれば、それは必然でしょう(ラトルは良くやっていると思います。あの悲惨な状態から、オケとして音に音楽的意味を込められるとこまで復活しているし、ま、個々の奏者は一流ですからね)。いずれにせよBPOでも、音に音楽的意味を持たせられて、きちんとチューニングできる指揮者が担当しなければ、駄目になる現実を知らしめただけでもこの録音は価値があると思います。BBSみたいになったので、このあたりで止めておきましょう(笑)。0 people agree with this review
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