Early Piano Works: Coombs
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オットー | 鳥取県 | 不明 | 12/October/2011
曲目は貴重。スクリャービンの初期の甘い音楽が聴ける。二つの遺作ソナタはどちらも番号付きのソナタでは聞けないような「完全なる」ロマン派音楽である。遺作のワルツや夜想曲などはショパン以上にショパンらしい音楽であるし,エゴロワの主題による変奏曲の甘く切ない旋律は一度聴いたら忘れられないだろう。ただ,演奏の質はいかがなものだろうか。とにかく安全運転で遊びや冒険に欠ける。練習曲8−12の第2稿なんてその最たるもの。間違ったっていいじゃないか。そんなに恐る恐る弾かなくても・・・。聞いていてよくわかる。そして,音質はいいが,音色の変化がもう一工夫ほしいところだ。スクリャービンは音色が肝心。ここをうまく表現できなければだめだと思う。その点,ホロヴィッツは万全ということになる。ただ,このCDの曲目で,これを満たすものはなかなか難しいが,幸いポンティ盤がある。ピアノの音質はいただけないが,ポンティの音色の変化のつけ方はなかなかうまい。このCDに入っている曲はすべてポンティでも揃う(彼のは完全なピアノ独奏曲全集なのだから)。しかも値段も1500円程度。ぜひ聞いてみることをお勧めする。0 people agree with this review
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ゆーさん | 埼玉某所 | 不明 | 01/September/2007
スクリャービンというと、とかく神秘主義者としての肖像が強い。性的陶酔やら何やらを音楽で表そうとした罪深い男とでも言おうか。しかしこの盤からは、そんな彼のイメージを根底から覆しかねないロマンティシズム溢れる音楽を聴ける。それもそのはず、スクリャービンはモスクワ音楽院時代、かのラフマニノフと互角の腕前で、コンクールでは一二を争った程。また“ロシアのショパン”という異名もある。録音は名エンジニア、トニー・フォークナーが担当。メジャー・レーベル顔負けの優れた音質で聴ける。ラフマニノフとショパンが好きな人なら迷わず聴こう。3 people agree with this review
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