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Liszt (1811-1886)

CD Piano Concerto.1, 2, Les Preludes: Sauer(P)Weingartner /

Piano Concerto.1, 2, Les Preludes: Sauer(P)Weingartner /

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  • ★★★★★ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  02/May/2012

    リスト晩年の高弟ザウアーのレコードといえば代表的なものがこれだ。ワインガルトナーもナチスを逃れてロンドンを経てスイスに亡命して亡くなるのが1942年で、死の4年前、活動末期の録音だ。当時80歳に近かったザウアーは腕の衰えが目立ち、速く音符の多いパッセージではスピードを上げられないなど、痛々しい部分もあるが、巨匠らしい風格・貫禄を感じさせる表現と、リスト直伝と思しきエレガンスで堂々と乗り切る。音の美しさやニュアンスは古い録音から推察できる。リストの生きた19世紀の空気を共に吸っていたワインガルトナーとの共演だからこそなし得た名演。第二次大戦直前の暗雲がたちこめるヨーロッパの世相の中、良く残してくれたものだと感謝する。他にザウアーの協奏曲録音は、メンゲルベルクとのシューマンのライヴ盤(King、Arbiterなど)も出ていたが、タッチの美しさが偲ばれるが、針音のノイズが多くミスタッチも目立つなど、好事家でなければ勧められない代物だ。ソロ録音などもカタログが寂しくなる中、カタログに名盤を残すメーカーの意気は評価したい。ワインガルトナー指揮の「レ・プレリュード」もフランスのオケの独特な響きを生かして、端正な造形の土台に、甘く華やかな刹那的ロマンを描いている。後半でヴァイオリンを一部ソロに改変して演奏するなどはその一例だ。一度聴いてしまうと、印象に残る演奏だ。「レ・プレリュード」はナチスが好んで宣伝に用いた音楽だったのだが、ユダヤ人であったワインガルトナーは当時、どんな心境でこの曲を録音していたのか知りたい気分にはなる。最後に録音だが、ピアノ協奏曲では明晰で迫力ある音が素晴しいのだが、レ・プレリュードはSPレコードによくある盤面替え後のピッチの変化が気になるところがあった。盤を替えれば音質やピッチが微妙に変わるSPのテイストを尊重したいのだろうが、この演奏を初めて聴く人には不親切だとは思った。今後はご一考いただきたい。

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  • ★★★☆☆ 

    窓際平社員  |  兵庫県  |  不明  |  17/May/2009

    エミール・フォン・ザウアーとフェリックス・ヴァインガルトナーの2人は、フランツ・リストの門下生だった。その二人が相談して録音することに決めたのが、このリストの協奏曲集だった。 壮年期のような運動能力が、もはやないことなど、二人ともわかっていたはずだが、それでも師匠の曲の真髄を伝えたいという気概が、これらの演奏を支えている。 ザウアー以上にバリバリと弾きこなした演奏も数多く存在し、この演奏は、もはや歴史的資料でしかないといわれるかもしれない。しかし、その「資料」から読み取れることは、リストのこれらの曲が、腕

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