La Woman -Expanded Edition
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tasuke | 新潟県 | 不明 | 21/May/2017
ブルーズから出発した彼らは、しかしブルーズを前面に出す音づくりをしませんでした。ブルーズの精神を大事にしながら、古典をリメイクすることを潔しとせず、独自の音世界をつくっていたと思います。このアルバム、古いブルーズのパターンに詞をのせただけのような曲が多くて、わたしは長いことジム・モリスンの曲想が枯れたせいなのでは、と考えていました。ブルース・ボトニックの回顧を読むとどうも様子が違っています。このアルバムは、バンドの原点回帰のために敢えてシンプルな制作にしたようなのです。ベースのジェリー・シェリフ、リズム・ギターのマーク・ベノを加えたのも、オーバーダブをなくしセッションで決定テイクを生み出す知恵だったようです。 9. Texas Radio And The Big Beat にいたっては、書き溜めていたモリスンの詞に対して、クリーガーが瞬時にメロディをつけたようでマジックのようだったと書かれています。バンド生命を締めくくる作ではなく、次のステップへ踏み出すためのアルバムだったのですね。モリスンの死がなければ、おそらくこの6人ないし5人でツアーに出たのではないか、とも思えます。複雑な曲構成こそありませんが、ワイルドで粗野なドアーズの魅力が出ている盤です。1 people agree with this review
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ノンスケ | 滋賀県 | 不明 | 08/September/2011
doorsといえばThe End,When the music is over だがM10のマンザレクのピアノソロは最高。これを聞くために買っても損はない2 people agree with this review
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トッケイ仕掛けの林檎 | 網走刑務所 | 不明 | 02/April/2007
1st、2ndと並び賞されるのは難しい、か。しかし歌ものとして聴くと実はいちばんのアルバムだといいたい。0 people agree with this review
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