Bach, Johann Sebastian (1685-1750)
Die Kunst Der Fuge: Walcha(Org)
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 24/June/2010
著名な作曲家でバッハほど「家庭」の事がオープンな作曲家は珍しくそれだけある意味では彼は幸せだったことなのか・・・。いろいろ職歴・・・宮廷の為。学生の為、教会の為に膨大な作曲活動を経た後自らの芸術というかフーガ技術の奥義を自らの為に窮めるべく作曲したこの曲は残念ながらバッハ自身の眼の酷使もあり健康衰退に伴って未完に終わりました(本盤でも突然の「断」に少したじろぎます)。このスコアでは特に使用楽器が明示されていない為この盤のヴァルヒャのようにオルガンなり又チェンバロなり様々なオーケストレーションによるものや管楽器スタイルのものやいろいろな演奏盤が出ております。私はこのヴァルヒャのオルガン版とミュンヒンガーのオーケストラ版が気に入っております。ヴァルヒャは周知の通り種痘障害後遺症のために二十歳になるまでに全盲となってしまったのですがバッハの簿枝否鍵盤作品群を母親、妻に支えられ暗譜し主にオルガン作品を収録するという大偉業を達成した人です。ヴァルヒャの演奏はテンポ感もしっかりと毅然としたスタイルで弛緩せず展開し一面厳格さも悟らせています。「フーガの技法」ではヴァルヒャのオルガンで聴くと各声部がはっきり分かりその構造・構築性が造形美となって結晶化しているように思います。決してハッタリはなくただひたすらにその奥義へと導いてくれ一つの「宇宙」観を経験する事が出来ます。1956年・・・ヴァルヒャ50歳手前・・・の録音(トータルタイム85’32)でシュニットガー・オルガンを弾いておりその北方的サウンドが味わえます。なお、私の聴いている盤にはこの曲の「未完」故にヴァルヒャ自身が補完し主要主題が最後に登場して完成感を提供した部分が付いています(この方は南方系で暖色的なジルバーマン・オルガンをひいての1970年録音、タイム10’35)。先ず「フーガの技法」オルガン版では座右に置いておきたい名盤です。その他例えば有名なBWV565「トッカータとフーガ ニ短調」(1956年録音タイム9’26)なども風格あるこの曲の代表的演奏かと思われます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)2 people agree with this review
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まさやん | 東京都 | 不明 | 15/July/2009
灰色のような線を描くような演奏では無いが、ヴァルヒャ氏のオルガンで描くバッハの造形美は美しい。盲目やら情などに流せれなくとも、一流のフーガの技法のひとつの演奏方法として、最初に聴いておくべきディスクでしょう。録音状態もなかなか良い。2 people agree with this review
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ハルデン | 東京都 | 不明 | 22/November/2008
「フーガの技法」は様々な編成で演奏可能なバッハ未完の傑作だが、これを素直に名曲だなと思わせるのに十分な演奏がこのヴァルヒャ盤である。アクロバティックな技巧とは無縁だが、じっくりと腰をおろして演奏されるのにはもう襟を正して聴き入る他無い。優れた演奏は他にもいろいろとあるが(エマーソンQ・ミュンヒンガーなど)、私にとってのベストの演奏はこの盤をおいて他にはない。3 people agree with this review
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