Bach, Johann Sebastian (1685-1750)

CD Johann Sebastian Bach / 6 Sonaten F

Johann Sebastian Bach / 6 Sonaten F

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  • ★★★★★ 

    まあくん  |  大阪府  |  不明  |  09/June/2014

    Blue-specCDになって聴きなおし、改めてこの演奏の高貴さに感銘を受けました。昔Suk盤を愛聴していた頃、LPでこの演奏を聞いたときには余りにそっけなく聞こえて、二度聴くことはありませんでした。 しかし、さにあらず。これほど真摯な演奏はありません。まさにジャケットの通り。この曲集が好きな人は聴くべき演奏でしょう。 先の方も書いておられますが、この曲は名演が多いです。 もっとViolinの美感を楽しむならグルミオー、滋味深いバルヒェット、古楽では、寺神戸亮など。 ただ新しいものになるほどBACHの音楽の核心から遠ざかって、表面的になるような気がします。 ただ、この演奏・録音は容赦がないので、再生が難しいと思います。 私の装置では、Pinコードをノイマンにして、やっとこの演奏の真価が分かりました。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  01/May/2012

    D.オイストラフと同郷のL.コーガンと言えば私などはその容貌からもあって澄んだ音色で攻撃的に冷たい演奏を行うヴァイオリニストという印象面と日本の佐藤陽子や天満敦子らの師匠であったという面が何かチグハグ感を持っておりました(特に佐藤との師弟関係の記事が時折新聞に掲載されていたのをよーく覚えております)。企画の意図がどうあれ、そのコーガンがこれまた意表をつく様に当時バッハ演奏の中核でもあったリヒターのチェンバロで1972年録音したバッハVソナタ集が本盤でありコーガン48歳、リヒター46歳の時でありました。ほぼ同年輩の二人による演奏は予測した事なのですがやや硬い厳しい仕上がりになっており先述したコーガンの引き締まった冷たいタッチと荘厳なリヒターのチェンバロは微妙なセンスの異なりがあるものの双方の持ち味を活かした楷書体?的結果となりました。時折曲によってはチェンパロが奥まった感じもしないではありませんが各曲での緩徐樂章での美しさは絶品ですね。兎に角この曲集には本盤演奏を含め名ヴァイオリニストによる優れた演奏が多い中で個人的にはもうちょっとソフトな当たりのグリュミオー/ジャコッテ盤も気に入っておりその時の気分次第で聴き分ける様になりました。なお、このコーガン/リヒターの演奏の各曲演奏トータルタイムは次の様になっておりやや全般的にはどちらかと言えば速い印象を持ちました・・・第1番BWV1014(4楽章トータル14’51)、第2番BWV1015(同15’06)、第3番BWV1016(同19’09)、第4番BWV1017(同17’00)、第5番BWV1018(同17’59)、第6番BWV1019(5楽章トータル17’41)。なお、リヒターには既に1966年録音でシュナイダーハンと組んだ演奏もありましたが私は未聴であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★★ 

    おっさん  |  神奈川県  |  不明  |  26/July/2010

     コーガンのグァルネリの緻密な音が聴ける。コーガンもリヒターも最盛期だから演奏はもちろん良い。まずは1番をかけると、いきなりリヒターの「我は神の僕なり、伏して聴くがよい」といった出だしで、思わず「へへー」と這い蹲ってしまう。ピリオド楽器に慣れた耳には重苦しく聞こえるかもしれないが、やっぱりこういう演奏も手元に置いておきたい。私も一番好きなのはバルヒェットだけど。シェリング・ヴァルヒャも秀逸だし、この曲には優れた演奏が多いと思う。

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  • ★★★★★ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  21/April/2010

    現代の穢れた世の闇を鋭く突き刺すようなコーガンのヴァイオリンを愚直なまで思索的なリヒターの伴奏が支える。コーガンはヴィルトオーゾとして鳴らした名手と、技より思索というリヒターのコンビは、一見、ミスマッチのような取り合わせであり、スペルの同じ(スヴィヤトスラフ)リヒテルの方が合うような感じもしないでもないが、ここでは見事に方向性が調和している。この一枚でコーガンは単なるヴィルトオーゾではなく、高邁な精神を持った芸術家であるというのを証明したといえよう。バルヒエット・ラクロワ盤(エラート、某輸入販売大手T社から発売中)などとともにこの曲を語るのには、欠かせない録音だ。

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  • ★★★★★ 

    ROYCE  |  神奈川県  |  不明  |  02/January/2010

    リヒターの使用楽器はモダンチェンバロだったので金属的な音色がどうかと案じたが大丈夫だった。ふくらみのある柔らかい音で録音されている。これに対するコーガンのバイオリンは、芯の強い黒光りするような音色で朗々と歌う。ストラドを使ったグリュミオーの柔に対するガルネリの剛の極みというべき名演。こういう楷書体のバッハは現代では聞けなくなった。

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  • ☆☆☆☆☆ 

    Mobbydick  |  東京都  |  不明  |  30/April/2009

    コーガンのヴァイオリンは端正な表現なのだが、 そこからこぼれ出るように垣間見れる感情の一端が 聴く者の心を揺さぶる…そんな演奏です。

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  • ★★★★★ 

    のぶのぶお  |  埼玉  |  不明  |  28/February/2009

    本当に最高の音楽。 様式もしっかりとある、 まさに歴史的な遺産。

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  • ★★★★☆ 

    ハルデン  |  東京都  |  不明  |  22/November/2008

    コーガンもリヒターも「峻厳」という言葉がよく似合う演奏家だが、この2人、決して意気投合はしていないように感じる。方向性にズレがあるというか…しかし両者の音の厳しさは比類なく、これがバッハの音楽だ!という風に思ってしまう私がいる。とにかく一聴の価値はあります。「名演」と言うにはためらいますが…

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  • ★★★★★ 

    PIERRE  |  GUANGZHOU CHINA  |  不明  |  01/August/2008

    The performance is so PERFECT! The two soloists both take the belance between sensitive and rational,you should never lose the chance to owe the CD!

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  • ★★★★★ 

    KR fan  |  Taipei  |  不明  |  13/March/2004

    The whole music texile between Kogan and Richter makes me very impressed, each one is very good soloist, their harmony show especially at last 3 sonatas.

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  • ★★★★★ 

    FreshSoul  |  Seoul  |  不明  |  17/December/2003

    very good~

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  • ★★★★☆ 

    都電  |  東京  |  不明  |  31/October/2003

    全く流派の異なるそれぞれの本家本元ががぶり四つに組んだ珍しい記念的録音。ところどころ相性の不具合も散見されるが、全体を通観すれば、なかなか良いレベルに達していると言えよう。後半の方が出来映えが優れているように思う。

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  • ★★★★★ 

    KURO  |  福岡  |  不明  |  08/April/2003

    この曲における名盤は古今いろいろある。個人的に好きなのはバルヒェット/ヴェイロン=ラクロワ盤だが、このコーガン/リヒターのコンビによるバッハも捨てがたいものがある。とにかくきっちりとした端正な演奏である。ともかく後世に語り継がれるべき演奏。

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