"Mahler: Complete Symphonies & Songs Bernstein & VPO, Concertgebouw, NYP, etc.(16CD)"
Customer Reviews
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いやみなぶらいあん | 神奈川県 | 不明 | 22/October/2018
発売から20年以上が経つが今もってマーラー交響曲演奏の最高位にあることは間違いない。 全集完成間近に逝去したせいで未録音の数曲とオケが分かれてはいるが、それは大した問題ではないだろう。 ただ、大地の歌だけはせめて70年代の録音を引っ張って来れなかったのかとの思いはある。 今やより進んだ音楽学的検証やオケの技術的な進歩と録音・再生技術の革新で、もっと統一された精緻で見通しの良い演奏の全集は存在するが、生涯をかけてマーラー演奏に取り組んだ不世出の指揮者の最終到達点を、美しい録音で聴けることは大いなる喜びである。 今となってはことのほか思い入れの強い濃密な表現の連続に辟易する向きがおられても不思議ではないが、このうねるような情念の発露にこそバーンスタインが追い求めたマーラーの本質があるのだと思う。 ワンセットにパッケージングされて求めやすくまた聴きやすくなったのだが、個人的には美しいエルテの画で飾った単発のディスクのシリーズの方に所有する喜びを感じる。3 people agree with this review
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せごびあ | 愛知県 | 不明 | 29/April/2018
最後まで聞きとおすことの難しい作曲家というものがあります。R・シュトラウス、ワーグナー、ブルックナーなどで、このマーラーもその類です。しかしバーンスタインの演奏に触れ、初めてそれが可能となり、またそれ以上に感動しました。一言で言えばバーンスタインの演奏には歌があるということです。ライブ録音であり、彼の足音がドスンドスンと聞こえることからも彼の指揮ぶりが目に見えるようです。名演と言ってよいでしょう。1 people agree with this review
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楽山子 | 北海道 | 不明 | 06/May/2013
DG COLLECTORSから歌曲を除いた11枚組の全集が出ているが、こちらはそれ以前に出た16枚組の方。歌曲を聴けるというのもうれしいが、カップリングに余裕があるというメリットも大きい。それでも、第2番は第3番の後ろに収録されてしまっている(あと、第10番の後ろから第8番が収録されている)。 また、この全集では、CDの入っている内袋(紙ジャケット)に1枚ずつマーラーの写真が使われていて、日常的なスナップなので外箱に使えるような品質ではないが、それだけに見ていてほほえましくなるようなものもあって貴重。 演奏は言うまでもなく現代最高のマーラーである。第9番にはより気合の入ったライブ録音も存在するが危うさと紙一重であって、私にはこの全集に収録されている第9番の方が好ましい。4 people agree with this review
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masato | 新潟県 | 不明 | 18/May/2012
バーンスタインのマーラーには“ドラマ”がある。元々ドラマティックに書かれている作品たちだから,客観的なアプローチであってもドラマティックに仕上がる。インバル,シャイー,M.T.トーマス,ジンマン…それぞれ,マーラーのドラマティックな音楽の素晴らしさを伝えてくれた(いずれも高音質で!)。が,バーンスタインはただでさえドラマティックな作品に,更にドラマを積み重ねる。ドラマティックな作品をドラマティックに演奏して聴かせてくれる。その相乗効果たるや凄まじく,音が音楽が耳に押し寄せてくる。 第1番の冒頭,キーンと鳴っている弦の上を木管がさえずる…その時,私は野原に立って,鳥がさえずるのを聴いている。第2番では,彼らの音に乗って,私が現実に経験した苦しさの記憶が押し寄せてくる。第3番では,昔の北海道旅行で体験した大自然に包み込まれている感覚を思い出すし,第4番では…と,全てが全てことごとく自己体験につながっていく。私の自己体験を音として感じてしまう。素晴らしい演奏は多々あれど,こんな風に聴かせてくれるのはバーンスタインだけです。3 people agree with this review
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 13/June/2011
バーンスタインはマーラーの交響曲全集をDVD作品を除くと3度にわたって録音した唯一の指揮者であると言える。本盤におさめられた全集はその3度目のものであると言えるが、正確に言うと、バーンスタインは本全集を完成する前に惜しくも鬼籍に入ってしまったところだ。というのも、第8番、「大地の歌」そして第10番の新録音を果たすことができなかったからであり、それ故に、第8番については没後発見されたザルツブルク音楽祭でのライヴ録音(1975年)、「大地の歌」については英デッカにウィーン・フィルと行ったスタジオ録音(1966年)、そして第10番は2度目のDVDによる全集中の演奏(1974年)をCDに焼き直したものがおさめられているところである。このような若干の未完成というハンディはあるものの、本全集こそは、あまた存在する様々な指揮者によるマーラーの交響曲全集に冠絶する至高の超名全集と高く評価したい。バーンスタインは、かつてニューヨーク・フィルの音楽監督の時代には、いかにもヤンキー気質の爽快な演奏の数々を成し遂げていたが、ヨーロッパに拠点を移した後、とりわけ1980年代に入ってからは、テンポは異常に遅くなるとともに、濃厚な表情づけの演奏をするようになった。それは本全集においても例外ではなく、その演奏は、これまでの1度目、2度目の全集と比較してもテンポの遅さや濃厚さが際立っていると言える。しかしながら、他の作曲家による楽曲は別として、マーラーの交響曲や歌曲においては、こうしたゆったりとしたテンポによる濃厚さがすべてプラスに作用していると言えるだろう。そして、バーンスタインのアプローチは、ゆったりとしたテンポや濃厚な表情づけを基軸としつつ、変幻自在のテンポ設定や思い切った強弱の変化、そして大胆なアッチェレランドを駆使してこれ以上は求め得ないようなドラマティックな演奏を行っていると言えるところだ。マーラーの交響曲のテーマは、楽曲によって一部に例外はあるものの、基本的には死への恐怖と闘い、そしてそれと対置する生への妄執と憧憬であると考えるが、バーンスタイン以上にそれを音化し得た演奏は、テンシュテットによる最晩年の演奏以外には存在しないと言っても過言ではあるまい。こうした渾身の大熱演が我々聴き手の肺腑を打つのであり、前述のように、第8番や第10番、そして「大地の歌」など、1970年代以前の録音も一部に含まれてはいるが、本全集の各演奏こそは、史上最大のマーラー指揮者であったバーンスタインがその最晩年になって漸く成し得た究極の名演奏と言っても過言ではあるまい。マーラーに縁があった3つの超一流のオーケストラを起用したのも特徴であり、奥行きのある深沈とした表現が必要不可欠な第9番には北ヨーロッパの楽団ならではのくすんだいぶし銀の音色が魅力のコンセルトへボウ・アムステルダムを起用したり、壮麗な迫力を必要とする第2番にニューヨーク・フィルを起用するなど、各オーケストラの使い分けも実に考え抜かれた最善の選択がなされていると評価したい。第4番の終楽章ではボーイソプラノを起用するなど、若干のやり過ぎの感も否めないところではあるが、本全集全体の評価を貶めるほどの瑕疵があるわけではないものと考える。録音は、「大地の歌」と第10番を除くとすべてライヴ録音であり、とりわけ1970年代の録音である第8番や、本全集の最初の録音となった第9番など、やや冴えない音質のものも存在していると言える。数年前には、本全集全体のSHM−CD盤が発売されたが、リマスタリングされたものが第5番と「大地の歌」に限られており、音質改善効果がさほど見られなかったのは残念であった。いずれにしても、史上最高のマーラーの交響曲全集であり、今後はシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化をしていただくなど、更なる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。4 people agree with this review
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蓮華人 | 千葉県 | 不明 | 27/October/2010
CBS時代のレニーと違い、3500字では、とても言い尽くせない、さまざまな要素があり、何度聴いても、纏ったレビューが書けない、という、とんでもない代物だ。ふー息が切れる。ちょっと重めで、渋めで、雰囲気としては、マーラーぽいのだが。どこか厚化粧の、ドサ廻り的な、芝居がっかった表現もみえ、くどいと思うこともあった。ふー句読点ばかりで疲れた。しかし何なのだろう。聴き終えたとき、体が火照るような熱さを感じるのは。余りに数多くのマーラーを抱えてしまったが、こうしたライブ的な感動を与えてくれるものは数少ない。やはり最高なのだろうなあ。4 people agree with this review
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まあくん! | 東京都 | 不明 | 27/October/2009
私が持っているのは第1〜10番のみで組まれたものですが、投稿させていただきます。クラシックを聴き始めて最初に好きになった指揮者がバーンスタインで、クラシック歴3年目くらいにマーラーに強い興味を持ち始め、このレニーの全集を聴きまくりました。今でも最高だと感じるのは2、5、9です。次いでは1、8、10でしょうか。9は初めて聴いた時は曲自体がさっぱり理解できなかった。父親が持っていたバルビローリ盤の方がわかりやすく、よく聴きました。しかし、曲の全貌を自分なりに消化できてからはレニーでないと物足りなく感じるようになりました。世評高いBPO盤よりも断然この全集のACO盤の方が優れていると思います。2は特に極端なデフォルメが見られますが、この強烈な説得力は一体何だ!マーラーの曲で最近最も好きな7番がこの全集ではイマイチに感じるのが残念なのですが、私にとって生涯の宝であることが変わることはないでしょう。全集では他にベルティーニ、シノーポリ、テンシュテット、バラではワルターやクレンペラーを始めいろいろ聴きましたが総合点でレニーに敵う者はいないでしょう。フルヴェンのベートーヴェン、クナのワーグナー、朝比奈のブルックナーと並ぶクラシック界の金字塔!1 people agree with this review
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まあくん! | 東京都 | 不明 | 27/October/2009
私が持っているのは第1〜10番のみで組まれたものですが、投稿させていただきます。クラシックを聴き始めて最初に好きになった指揮者がバーンスタインで、クラシック歴3年目くらいにマーラーに強い興味を持ち始め、このレニーの全集を聴きまくりました。今でも最高だと感じるのは2、5、9です。次いでは1、8、10でしょうか。9は初めて聴いた時は曲自体がさっぱり理解できなかった。父親が持っていたバルビローリ盤の方がわかりやすく、よく聴きました。しかし、曲の全貌を自分なりに消化できてからはレニーでないと物足りなく感じるようになりました。世評高いBPO盤よりも断然この全集のACO盤の方が優れていると思います。2は特に極端なデフォルメが見られますが、この強烈な説得力は一体何だ!マーラーの曲で最近最も好きな7番がこの全集ではイマイチに感じるのが残念なのですが、私にとって生涯の宝であることが変わることはないでしょう。全集では他にベルティーニ、シノーポリ、テンシュテット、バラではワルターやクレンペラーを始めいろいろ聴きましたが総合点でレニーに敵う者はいないでしょう。フルヴェンのベートーヴェン、クナのワーグナー、朝比奈のブルックナーと並ぶクラシック界の金字塔!1 people agree with this review
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ハッチ | 愛知県 | 不明 | 10/May/2009
マーラーの交響曲全集は、バーンスタイン盤と、テンシュテット、ラトル盤を持っているが、バーンスタインが圧倒している。 バーンスタインのすべてのアルバムの中でもおそらくNo.1が、 マーラーの作品であろう。1 people agree with this review
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gusutol | 山梨県 | 不明 | 01/February/2009
久しぶりに聴き直しているが、やはり凄いの一語に尽きる。これに比べれば他のは気の抜けたビールのよう。バーンスタインのマーラーはフルヴェンのベートーヴェンに匹敵する20世紀演奏史上の金字塔といっても過言ではない(己の側に完全に引き寄せた演奏という意味でも)。あまりにへヴィで熱いので敬遠していた時期もあったのだが、いくらご馳走でも毎日ビフテキを食べられないのと同じ。やはりバーンスタインは私のマーラー体験の原点だ。惜しむらくは晩年の千人と大地がない点だが、それは無い物ねだりだろう。でも聴きたかったなぁ。2 people agree with this review
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NOBO | 東京都町田市 | 不明 | 15/April/2007
どなたかが書かれていたが、マーラーは色々買う前にまずこの全集を買うべきとの意見に納得。まるで濃い絵の具で描かれたような豊潤な世界!明るさの裏にひそむアイロニー。時として抑えようもなく噴出する激情。マーラーの”美味しさ”がこれを聴いてようやくわかってきた。ソロ楽器群も色濃い陰影を持った実に美しい音色で、演奏・録音ともに、これはすごい全集だと思う。2 people agree with this review
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マラ3マニア | 東京西麻布 | 不明 | 13/February/2007
別格中の別格の全集。正直私のような小者がこの偉大な演奏のレビューを書くのも畏れ多い。 すべてのマーラー演奏の頂点。録音も優秀。1 people agree with this review
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oto | 茨城県 | 不明 | 10/November/2006
まず、本全集を聴いてマーラーに感動できたものだけが、マーラーを語れる資格があると思う。勿論、番号によっては、もっといい演奏もあるのは確かだ。しかし、バーンスタインによるマーラーでの深い感動というものは、おそらく、バーンスタインのマーラーへの共感という生易しいものでなく、もっと血を分かち合えた同士のまさに命の通った表現だと思う。この全集に感動できない、プロの音楽評論家も含めてのリスナーは、マーラーの本質が残念ながら解からないのだろう。可哀想なことだ。1 people agree with this review
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たけちゃん | 福島県 | 不明 | 25/January/2006
指揮者バーンスタインのマーラーに対する格別な思い入れの強さ、濃さもあって、今の時代聴き手の好みは分かれるのかも知れない。私にしても普段はインバル盤を聴く機会の方が多い。でも、これらの演奏(特に第9番)が、某評論家先生の言葉である「荒れ狂うだけのマーラー」ではないことだけは確かだと思う。この演奏が単に「荒れ狂うだけのマーラー」であったなら、聴後のこの言葉では言い表せぬ、何かとてつもなく大きなものに包み込まれたような感覚、これが感動するということなのか、との思いは一体何なのか、教えて欲しい。1 people agree with this review
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otto | japan | 不明 | 15/September/2005
数多いハイレベルな全集の中にあって、「格別」という言葉がこれほど似合う全集はないかと思います。作曲家であり指揮者であったマーラーに対するバーンスタインの共感の深さは、自身も同じ境遇でありまた、同じユダヤ人として桁外れに強烈です。音と音との行間にある、楽譜にならない一番大切なもの…その地点でバーンスタインの感情はマーラー自身の感情と完全にシンクロしています。他のどの全集からも求めることの出来ないものが、そこにあります。時を経てウィーン国立歌劇場のロビーで撮られた二人の写真もまた、演奏同様に感慨深く感じます。1 people agree with this review
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