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Rachmaninov, Sergei (1873-1943)

CD Piano Concerto.2: Grimaud(P)Ashkenazy / Po +etudes Tableaux

Piano Concerto.2: Grimaud(P)Ashkenazy / Po +etudes Tableaux

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  • ★★★★★ 

    じじちゃん  |  北海道  |  不明  |  04/March/2021

    ピアノがとても素晴らしい。各曲の魅力を十分すぎるほど堪能させてくれる。聞き終えての充実感が心地良い。そうそうオケも味わいがあり、結構だ。

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  • ★★★★★ 

    おっさん  |  神奈川県  |  不明  |  13/October/2011

     ジャケットが何だか気恥ずかしいが、中身には大変満足した。奏者のことをあまり考えずにのめり込める。本当にラフマニノフのうまい人だ。生で聴くまで本当の価値はわからないが。。。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  06/July/2011

    2度に渡ってピアノ・ソナタを録音するなどラフマニノフを十八番としているグリモーであるが、本盤には有名なピアノ協奏曲第2番や前奏曲、練習曲等の小品がおさめられている。いずれも、グリモーならではの素晴らしい名演と高く評価したい。グリモーのピアノは、ピアノ・ソナタでもそうであったが、力強い打鍵から繊細な抒情に至るまで、表現の幅が桁外れに広いと言える。これは、感情の起伏が激しいラフマニノフの演奏にとっては大きなアドバンテージであると言えるだろう。とりわけ、力強い打鍵は、男性ピアニスト顔負けの強靭さを誇っており、その圧倒的な迫力は我々聴き手の度肝を抜くのに十分だ。他方、繊細な抒情は、女流ピアニストならではの清澄な美しさに満ち溢れており、各旋律の端々から湧き上がってくる豊かな情感には抗し難い魅力に満ち溢れていると言える。そして、ここまでならば、同様のピアニズムを展開する女流ピアニストは他にも存在していると言えるが、グリモーの素晴らしいのは、これだけの表情の起伏の激しい演奏を行っても、いささかも格調の高さを失わない点であると考えられる。ラフマニノフの楽曲は、甘美な旋律に満ち溢れているが、あまり感情移入し過ぎると、感傷的で陳腐なロマンティシズムに陥ってしまう危険性があると言える。しかしながら、グリモーの場合は、前述のように情感の豊かさが演奏全体を支配していると言えるが、同時にどこをとっても気高い気品に満ち溢れているのが素晴らしい。厚手の衣装をまとったような感傷的で重々しい従来型のラフマニノフ演奏とは一線を画するものであり、その演奏に清新さを与えたという意味では、本演奏は、前述の2度にわたるピアノ・ソナタの演奏も含め、新時代のラフマニノフ演奏像を確立したと言っても過言ではないと考える。また、ピアノ協奏曲第2番の指揮はアシュケナージであるが、これまた素晴らしい。アシュケナージは、指揮者としてもピアニストとしてもラフマニノフを得意としているが、ここではグリモーの清新にして気高いピアニズムを引き立て、フィルハーモニア管弦楽団とともに最高のパフォーマンスを発揮している点を高く評価したい。録音は、2000〜2001年のスタジオ録音であり従来盤でも十分に高音質であるが、グリモーによる至高の名演でもあり、今後はSHM−CD化を図るなど、さらなる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  06/July/2011

    2度に渡ってピアノ・ソナタを録音するなどラフマニノフを十八番としているグリモーであるが、本盤には有名なピアノ協奏曲第2番や前奏曲、練習曲等の小品がおさめられている。いずれも、グリモーならではの素晴らしい名演と高く評価したい。グリモーのピアノは、ピアノ・ソナタでもそうであったが、力強い打鍵から繊細な抒情に至るまで、表現の幅が桁外れに広いと言える。これは、感情の起伏が激しいラフマニノフの演奏にとっては大きなアドバンテージであると言えるだろう。とりわけ、力強い打鍵は、男性ピアニスト顔負けの強靭さを誇っており、その圧倒的な迫力は我々聴き手の度肝を抜くのに十分だ。他方、繊細な抒情は、女流ピアニストならではの清澄な美しさに満ち溢れており、各旋律の端々から湧き上がってくる豊かな情感には抗し難い魅力に満ち溢れていると言える。そして、ここまでならば、同様のピアニズムを展開する女流ピアニストは他にも存在していると言えるが、グリモーの素晴らしいのは、これだけの表情の起伏の激しい演奏を行っても、いささかも格調の高さを失わない点であると考えられる。ラフマニノフの楽曲は、甘美な旋律に満ち溢れているが、あまり感情移入し過ぎると、感傷的で陳腐なロマンティシズムに陥ってしまう危険性があると言える。しかしながら、グリモーの場合は、前述のように情感の豊かさが演奏全体を支配していると言えるが、同時にどこをとっても気高い気品に満ち溢れているのが素晴らしい。厚手の衣装をまとったような感傷的で重々しい従来型のラフマニノフ演奏とは一線を画するものであり、その演奏に清新さを与えたという意味では、本演奏は、前述の2度にわたるピアノ・ソナタの演奏も含め、新時代のラフマニノフ演奏像を確立したと言っても過言ではないと考える。また、ピアノ協奏曲第2番の指揮はアシュケナージであるが、これまた素晴らしい。アシュケナージは、指揮者としてもピアニストとしてもラフマニノフを得意としているが、ここではグリモーの清新にして気高いピアニズムを引き立て、フィルハーモニア管弦楽団とともに最高のパフォーマンスを発揮している点を高く評価したい。録音は、2000〜2001年のスタジオ録音であり従来盤でも十分に高音質であるが、グリモーによる至高の名演でもあり、今後はSHM−CD化を図るなど、さらなる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。

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  • ★★★★★ 

    fmk  |  東京都  |  不明  |  28/May/2009

    本当に繊細で、美しい演奏。何度でも聴きたくなること請け合いです。

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  • ★★★★★ 

    Johannes  |  埼玉県  |  不明  |  05/July/2008

    ピアノ協奏曲第2番は、ガヴリロフ、ムーティ、フィラデルフィア O.のピアノ・パートが明快なのに対し、グリモーのこの盤は新鮮味と自由がある。両者の優劣は付け難いが、グリモーの演奏は歳のわりに素晴しい。

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  • ★★★★★ 

    samuel  |  California  |  不明  |  03/August/2007

    This performance of the concerto touches me more than any other version. Especially the end of the slow movement is so comforting and magical.

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  • ★★★★★ 

    ひろ  |  横浜  |  不明  |  11/June/2005

    評価はソロ作品のみ。フィルアップのソロ作品は名演だと思います。ラフマニノフだからといって濃厚になりすぎず、抜群のテクニックでラフマニノフの分厚いテクスチュアを透明感のある重厚な響きでセンス良く再現していると思います。これなら24の前奏曲全曲の録音を望みたい。なお、コレルリ変奏曲だけ別セッションですが、これは若干録音が落ちますね。一方、協奏曲の方は、オケも含めて今一オリジナリティに乏しいかな・・。居並ぶ競合盤の中で存在感を示すのはちょっと難しそう。というわけでこちらは3点(OK)。

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  • ★★★★★ 

    fuka  |  横浜  |  不明  |  25/January/2005

    僕は2番は例のツイメルマンよりこのグリモー盤の方が瑞々しさがあるという点で好きだなあ、同様の路線だとは思うんですけど。(ツイメルマンは録音ではどうもoff気味になることが多いので実際に聴いてみなければ何とも言えないです。ただ1番は本当に素晴らしい。)グリモーさん、今年は大注目です。

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  • ★★★★★ 

    パパは  |  青森  |  不明  |  22/October/2004

    初めて聴いた時は目から鱗でした。それまでリヒテルに代表される「バリバリ、ガンガン」引きまくる演奏に快感を覚えていたのですが、こんなに繊細で優美な演奏が可能なんだと。なので、この曲にスケール感や迫力を求める方には、物足りなく思えるかもしれません。

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