Paganini (1782-1840)

CD 24 Caprices: Rabin(Vn)

24 Caprices: Rabin(Vn)

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  • ★★★★☆ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  23/May/2013

    この夭折のヴァイオリニストの代表的録音。リッチやアッカルドに比べて曲のイメージから受ける灰汁の強さや脂っこさ、演奏効果を狙った派手さというものはむしろ少なく、卓越したテクニックで素直で真摯にパガニーニの曲を純粋に描こうとする姿勢がよい。パガニーニなら、派手さもほしいところだが、こういう演奏があってもよいのではないか。EMIにしては何度も再発売がなされており、往年の地味な名盤をカタログに残す努力はありがたい。

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  • ★★★★★ 

    西荻椿山  |  東京都  |  不明  |  04/March/2013

    Vnは好きです。好きでないとクラシックなんか聴いてられません。しかし無伴奏で延々と続くとなるとちょっとタンマです。いくら崇高な音楽だからといってバッハを1枚聴くのは耳にこたえるし、テレマンの12の幻想曲は退屈至極です。が、本曲は楽しく聴けます。それはバッハのようにVnに逆らっていないし、テレマンのように旋律欠乏でもないからでしょう。しかも私の好む19世紀のVn音楽はブラームスでさえこれからインスピレーションを得ているに違いないのです。ヴィエニャフスキはこれの下手くそな、サラサーテは上手な応用でしょう。だからそのサラサーテのツィゴイネルワイゼンを唖然とする完璧さで弾ききるハイフェッツが本曲を演奏するには最適と思われます。ところがなぜか録音はないようです。その欠を補ってくれるのが本盤です。ここでのラビンは若々しくハイフェッツと同等の技術的完成度で甘く官能的な音を堪能させてくれます。ラビンはノイローゼのあげく若くして事故死されたようです。ディスコグラフィーをみると三大Bおよびモーツァルトの録音はバッハのソナタBWV1005だけのようです。真に偉大なヴァイオリニストをめざして好きでもない三大Bおよびモーツァルトに真面目に取り組んでおかしくなったのだとしたら憐れです。パガニーニはヴィエニャフスキよりよっぽど真面目にとる価値があり、これが性に合うのならその全曲録音を目指すのだって十分りっぱなヴァイオリニスト人生だったろうにとくやまれます。

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  • ★★★★★ 

    まさやん  |  東京都  |  不明  |  11/August/2009

    個人的には、ARTリマスター盤前のほうが好みだが、リマスターされようが、レビンの音色に影響が無いだろう。それ以上にパガニーニの演奏は、完成されている。また、彼の他の録音物に手を出したら最後、本物の天才の香りの虜になるだろう。

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  • ★★★★☆ 

    げたんは  |  鹿児島  |  不明  |  12/March/2008

    ドライな録音で,レビンの音が間近に聞き取ることができる。刺激的な24曲。

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