(Xrcd2)sym.5: Reiner / Cso(1959)+coriolan
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遊悠音詩人 | 埼玉県 | 不明 | 25/July/2011
破格の音質、驚異の合奏能力!XRCDの復刻盤は、今から半世紀以上も前の録音が中心ながら、何れも録音年代を疑うほどの超高音質に仕上がっている。殊にライナー&シカゴ響のものは、原盤がRCAきっての名技師:モア&レイトンの担当であることも相俟って破格のクォリティを誇っている。当盤は1959年の録音だが、さすがはXRCD!音の一つ一つの動きが見えるのではないかというほどの超弩級の音質である。音質が破格ならシカゴ響の合奏能力もこれまた破格!剃刀でスパっと切ったかのような尋常ならざる揃い方といい、手を変え品を変え登場する三連符のモティーフの正確な鳴らし方といい、よくもここまでというほど完璧だ。それでいて決して機械的にならないのは、艶やかな弦やまろやかな管、殊にパワフルにしてうるさくならない金管楽器の磨かれた響きの所以だろう。もっとも、精神的な深みのある演奏ならフルトヴェングラーを筆頭にいくらでもあるし、よりタイトな演奏が好きならトスカニーニを聴けば良いだろう。しかし、音質に限って言えば、いくらどんなに優れた復刻盤でも、ステレオ原盤のXRCDには太刀打ち出来ないといえるところであり、まして板起こしやオープンリール復刻に付き物のノイズや揺れも殆どないことからすると、当盤の価値は非常に大きい。1 people agree with this review
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 25/June/2011
全盛期のライナー&シカゴ交響楽団による圧倒的な演奏の凄さを味わうことができる一枚だ。一糸乱れぬ鉄壁のアンサンブル、ブリリアントな金管楽器の朗々たる響き、高弦の美しい響き、迫力満点のティンパニの轟きなど、ライナー時代のシカゴ交響楽団がいかにスーパーオーケストラであったのかがわかるような演奏内容になっている。シカゴ交響楽団と言えば、ショルティ時代の圧倒的な大音量による凄まじい演奏が記憶に新しいところであるが、そのルーツは、ライナー時代にあったことがよくわかるところである。また、XRCDによる極上の高音質録音も素晴らしい。本盤は、1959年のスタジオ録音であり、今から50年以上も前の録音であるが、あたかも最新録音であるかのようなクリアな音質に蘇っており、あらためてXRCDの潜在能力の高さを思い知った次第だ。このような高音質録音で聴くと、当時のシカゴ交響楽団は、前述のような名技に加えて、特に弦楽合奏において顕著であるが実に艶やかな響きを出していることがよくわかるところであり、かかるオーケストラの音色には抗し難い魅力があったと言える。時代が若干下ることにはなるが、同じアメリカのオーケストラにおいても、オーマンディ指揮のフィラデルフィア管弦楽団はシルキーな音色を特徴としていたし、セル指揮のクリーヴランド管弦楽団は、鉄壁のアンサンブルをベースとしたセルの楽器とも称される室内楽的で精緻な音色を誇っていた。ライナー&シカゴ交響楽団も、本XRCD盤を聴くと、それらのオーケストラにも対抗し得るだけの独特の艶やかな音色を持っていたことがよく理解できるところだ。演奏自体は、正直言って深みのある奥行きのある演奏とは言い難い。したがって、とても名演との評価をすることは困難な外面的な演奏であると言えるが、それでも当時のシカゴ交響楽団のスーパー軍団ぶりや、XRCDによる極上の高音質録音であることを考慮して、★4つの評価とさせていただくこととしたい。0 people agree with this review
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