Sym.3, 4, Hebriden: Karajan / Bpo
Customer Reviews
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ゆうさん | 静岡県 | 不明 | 20/October/2012
第1曲目のフィンガルの洞窟から美しい旋律にうっとりとしてしまう。日頃は後期ロマン派以降の不協和音に満ちた刺激的な音楽に心を躍らせているが、ふと抒情的な世界に浸りたくなる。その点カラヤンが演奏する甘美なロマン派の音楽は心を癒してくれる。一番の魅力は弦楽器が雄弁に語りかけてくれること。金管が一部うるさく感じられるのが残念だ。2 people agree with this review
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 17/November/2011
カラヤン/BPOのメンデルスゾーン交響曲は彼には珍しくそんなに多く録られていない様で本盤は1971年カラヤン63歳頃の演奏録音であります。私の盤は交響曲第3番「スコットランド」(タイム@13’57A4’25B11’47C9’24)と序曲「フィンガルの洞窟」(同10’46)分で残念ながら交響曲第4番「イタリア」(同@8’04A6’27B8’00C5’39)の方は未聴であります。さて、「スコットランド」交響曲と言えばクレンペラーの屈託感&重量感ある名演盤がすぐ思い浮びますがカラヤンの演奏はもう少し風通しの良いもので1971年当時のBPOの強靭な筋肉質の精緻なアンサンブルが先ず聴きものであります。特に第1楽章はその序奏での沈鬱たる抒情と展開部に入ってからの歌う旋律はカラヤンの巧者ぶりを発揮した楽章であります。第2楽章は割合速いテンポで舞曲風とはいうもののちょっと軽い感じもしますが続く第3楽章は反転してじっくりと運び重厚な弦サウンドのその情感豊かさは前楽章との対比感(タイムも充分)を出しているのかもしれません。間断なく続く最終楽章はすばやいスタートで進めやがて詰めへのアプローチは濁る事なくスッキリとした迫力を増して行き〆はゆっくり伸ばされます。とにかくBPOの元気良さが私には印象に残った演奏であります。「フィンガルの洞窟」は単品料理として聴き処ポイントを見事に描写チェックした演奏でした。「イタリア」交響曲は先述しました様に未聴ですので他の方のレビューを参考にしていただくとして本盤全体素晴らしいランクに・・・。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)1 people agree with this review
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藤枝梅安 | 東京都 | 不明 | 23/August/2008
イタリアがやや落ちるが、フィンガルとスコットランドは素晴らしい。私はアンチカラヤンなのだが、昔からこの演奏が好きである。この2曲は素朴で風景の見える演奏が好きなのだが、そうなるとこの暑苦しさは最悪のはず。 時にカラヤンには蜃気楼を見させられる。 その典型か。1 people agree with this review
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crazy | 不明 | 21/February/2008
3番とフィンガルは素晴らしいが、4番がいまいちである。少しネットリしていて癖がある。あまりにもレガートが効き過ぎているような感じ。0 people agree with this review
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ヒューブーン | 静岡県 | 不明 | 28/September/2007
「スコットランド」と「フィンガルの洞窟」だけなら『最高』の評価でもよいと思う。こんなギトギトした油っぽいメンデルスゾーンが、どうして感動的に聴こえてしまうのか?カラヤンはやはり偉大だ!ちなみにカラヤンは「宗教改革」も素晴らしいのだが、残念なことに、ここでカップリングされている「イタリア」だけはいまひとつ評価できない。もっと「カラッ」とした表現が、イタリアには似合っている。1 people agree with this review
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伊東洋輔 | 神奈川 | 不明 | 04/February/2006
クレンペラーの剛直な演奏に聴き慣れた耳とするとさすがに軽く聴こえるが、かといって「浅い、浅薄」と片付けるのは待って欲しい。虚心に耳を傾ければ、寧ろこちらの方がメンデルスゾーンの世界を忠実に描いているのでは、と思わせる(だからといってクレンペラーがイカンと云っているのではありませんよ)。スコットランドなんて曲の性格からしてカラヤン向きの作品だと思うし、もっと取り上げても良かったのでは。0 people agree with this review
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