Sym, 1, : Walter / Concertgebouw O +brahms: Schicksalslied (1947)
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たまごかけご飯 | 東京都 | 不明 | 22/November/2009
表情の随所にメンゲルベルクのニュアンスが残るが、テンポ感はかなりワルター側に引き寄せたようで、あまりメンゲルベルク的な急激なテンポの揺れは見られない。この当時のワルターはロンドンのベートーヴェン「合唱」ライブにも見られるように、かなり硬質な表情と速めのテンポ感(即ちトスカニーニやE.クライバーに近い表現)を持っており、そうしたアプローチはメンゲルベルクの世界とはかなり遠ざかったものではあるが、それでもなおこの盤は限りなくメンゲルベルクの世界を偲ぶべき性格のものであろう。ライナーノーツにもメンゲルベルクの演奏が残っていないのは誠に残念、といった記載が見られるのもレコード製作者側のこうした思いが反映されたものであろう(1940年10月の最後の「巨人」公演はナチの反対を押し切って実施されたものの、放送及び録音が禁止されたため残されなかった)。0 people agree with this review
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ワルター・メンゲルベルク | 不明 | 12/October/2008
作曲家お墨付きのマーラー指揮者、メンゲルベルク。彼の余韻が色濃く残る戦後間もないコンセルトヘボウで、これまたマーラー随一の愛弟子であるワルターが《巨人》を振る!歴史的に見てもこれ程貴重な瞬間はありません。さてこのCDは1947年のライヴ盤ですが、音が生々しく、50年代後期のモノラル録音といっても違和感のない程です。少なくとも、これより3年後の1950年にライヴ収録したもの(バイエルン国立管/ORFEO)より遥かに聴き応えがあります。また、1961年のステレオ盤(コロンビア響/SONY)には見られないライヴならではの覇気も感じられます。勿論ライヴゆえの若干のミスは否めませんが、そんな瑕疵など偉大な音楽の前に障壁とはなりません。所々に見られるテンポや強弱の揺れにメンゲルベルクの影を感じつつも、全体は、リリシズム溢れるワルターその人の音楽になっているのだから不思議です。まさに異次元の融和…!特に終楽章コーダの思い切った“タメ”が見事です。併録の《運命の歌》も、弦の美しさ、とりわけ甘いポルタメントがさすが往年のコンセルトヘボウと思わせます。1 people agree with this review
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