Rachmaninov, Sergei (1873-1943)
Piano Concerto.3: Horowitz, Coats / Lso +chopin, D.scarlatti, Debussy, Etc
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eroicka | 不明 | 不明 | 11/May/2010
ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番はテンポの伸縮が激しく、終楽章ではオケともども一気に大団円に向かって疾走する。ミスもあるが、よく指が回るものだ。重戦車のような響きを備えた若獅子・ホロヴィッツのケレン味あふれた悪魔的な魔力をたたえたソロに、堂々とワイルドな硬派のガチンコ勝負を挑むコーツの指揮が素晴しい。ありきたりの伴奏指揮者ではなく、ホロヴィッツと真っ向から荒々しくぶつかり火花を散らす。このロシア系英国人指揮者は、もっと評価されてしかるべきだろう。スタジオセッション録音のくせに尋常でないほどのテンションが高い爆演で、ライヴのような演奏の瑕もあり、某評論家氏の某Y泉社系の本では「破綻したトンデモ演奏」とまで評されている。いささか誇張はあろうが、自在ぶりに快哉を叫ぶ人もいれば、「乱暴だ」と眉をひそめる人もいるだろう。ホロヴィッツはこの協奏曲を50年代前半にライナー指揮のモノラル録音を、70年代後半にはオーマンディ指揮のライブ盤を残しているが、ここまで表現は激しくない。この協奏曲の初録音(作曲者自演は1940年録音。ギーゼキングとメンゲルベルクのライヴも1940年)であり、録音の古さも相まって、好悪は分かれようが、この協奏曲を愛する人には、一度は聴いてほしい録音だ。2 people agree with this review
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