Sym, 2.7, : Bohm / Vpo (1980 Tokyo)
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福永陽二郎 | 藤沢 | 不明 | 24/August/2003
全盛期のベームに比べると晩年のベームの演奏は物足りないし、福永陽一郎が指摘した老人性リズム硬化症・テンポ停滞症も目立っていたものの、文字通り、19世紀生れ最後の巨匠の残滓を印象付ける指揮者だった思う。実演を聴けたベームのオーラはやはり只者ではなかった。同世代を生きた往年の巨匠に感謝の気持ちを込めて・・・。「第七」の第2楽章とフィナーレは涙なくして聴けない。0 people agree with this review
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フリッチャイマニア | 不明 | 10/August/2003
驚いた。そして後悔した。晩年のベームを、ユルフンだとけなしてきた僕だが、ここに聴くベートーヴェンの何と新鮮なこと!己の耳があの時に正当な評価を出来なかったことが極めて残念だ。たしかに、演奏の時間(速度)は、極めて遅い。VPOでも限界の速度で、事故もある。が、演奏のテンポは妥当で、かつ、解釈は今日性を十二分に有している。虚心に身を委ねた者にしか良さはわかるまい、色々と批判はあるだろうが、こんな演奏は滅多に聴けるものではない、と薦めたい。うわべだけの音は一つもない。正に、ベームは生涯現役の「職人」であった。0 people agree with this review
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カール | 東京 | 不明 | 30/July/2003
確か同年夏ののザルツブルク音楽祭でも2&7番やってますよね!?このライブはFMでも放送されベームさんらしい骨太の演奏だったと記憶しております。しかし人見記念講堂での本演奏と東京文化会館でのフィガロの結婚は老いを感じさせるものでした。ベームファンとしては涙が出るほど聞いていて辛かったです。思い出の演奏として1枚購入≧▽≦0 people agree with this review
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ぼん | 神奈川県 | 不明 | 25/July/2003
ベーム最後の日本公演は椅子に座っての指揮でしたが、好き嫌いはともかく、指揮者の全霊を込めたいきざまを強く感じさせられた演奏でした。0 people agree with this review
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モー茶ルト | 群馬県 | 不明 | 13/July/2003
ウィーン国立歌劇場公演の合間、タイトなスケジュールをさいてのベストメンバー揃わぬ編成での演奏。ベーム、VPO最後のドキュメントである。0 people agree with this review
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