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Schubert (1797-1828)

CD Comp.symphonies: Menuhin / Sinfonia Varsovia

Comp.symphonies: Menuhin / Sinfonia Varsovia

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  • ★★★★★ 

    ニャンコ先生  |  Tochigi  |  不明  |  17/January/2013

    シューベルトの交響曲の全曲、全楽章に、これだけ生き生きとしたリズムと歌を盛り込んだ演奏は、少なくとも現代楽器を用いた演奏では、この全集以前にはなかったといってよい。インマゼールの古楽器による全集が、この全集よりわずかに先行して録音されている。メニューインはしばしば古楽派のアプローチをちゃっかり(なのか「良いものは良い」という音楽的信念に基づいて、なのか)取り入れるのが常だったので、もしかすると大ハ長調のテンポには古楽派の影響があるのかもしれない。それにしても、彼が設立したSinfonia Varsovia各メンバーの、これら交響曲の演奏にかける意気込みは大変なものだ。誰ひとり手を抜いてないのが、分離度の良い優秀録音を通して痛いほど伝わってくる。楽しくも厳しいシューベルトである。インタビューCDはプックレットの英語対訳を見ないと何を言っているかわからないが、それなりに価値がある。最後につけ加えると、これは紙ジャケ仕様の薄いボックスセットではなく、CD5枚分の厚みのあるセットである。

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  • ★★★★★ 

    Adam愛聴者  |  熊本県  |  不明  |  21/March/2011

    メロディーの美しさでは抜群の「シューベルト交響曲全集」は現在までに20種以上がリリースされたが、二度録音したのはメニューヒンだけである。商業ベースに乗らないのか、交響曲として価値が低いのか、全集魔といわれたN.JarviやHaitinkも途中でやめてしまった。録音は1997年1月(死の2年前)にたった2日で行われたようだ。オーケストラはポーランドの団体でベートーヴェンの交響曲録音にも使われた。前の録音から30年経過して音が良いのは勿論だが(表記がないがアナログ?)、年齢と共にテンポが遅くなる人が多いのにメニューヒンは総体的に速くなっている。特筆すべきは第9番第1楽章の唖然とするほどの快速ぶりである。最速と評価されたDausgaard盤の第1楽章と比較しても更に速い。この他の曲では許容される範囲で気になるほどの速さではない。本全集では両端楽章の提示部は反復されている(提示部の形が異様の第2番第1楽章と、第9番第4楽章では省略)。これも前の全集と異なる点である。交響曲はCD4枚に収まっていて、おまけ?にシューベルト交響曲について対談(ドイツ語)が1枚ついている。故メニューヒン男爵が指揮者としての最初期と最晩年に残した2種の全集がカタログに残っているのは嬉しい。

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  • ★★★☆☆ 

    meno  |  NAGOYA  |  不明  |  11/September/2006

     淡々として軽妙なシューベルトです。グレートがちっともグレートではない。その分親しみを感じさせます。メニューヒンがシューベルトについて語るインタビューが付録されています。

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