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Tchaikovsky / Beethoven

CD-R Sym.4 / Piano Concerto.5: Bohm / Czech.po, Gilels(P)Salz

Sym.4 / Piano Concerto.5: Bohm / Czech.po, Gilels(P)Salz

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  • ★★★★★ 

    JUPITER  |  長崎県  |  不明  |  22/April/2010

    煉獄のチャイコである。表情豊かな弦、地の底から沸き上がってくるかのようなピッチカートは鳥肌が立つくらい生々しい。金管の咆哮も申し分無し。開始から終わりまでハイテンション。やはりベームのライヴは面白い。皇帝はギレリスのミスタッチも有り粗さが目立つ。とはいえ2楽章の美しさは一聴の価値あり。

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  • ★★★★★ 

    千葉のアリアドネ  |  千葉県  |  不明  |  29/August/2009

    チャイコフスキーが凄い。冒頭から大変な気迫。速めの基本テンポ(といっても極端ではない-全曲42分強、ムラヴィンスキー60年41分38秒、カラヤン76年42分52秒)、明確だが重すぎないリズムでしっかりと曲を構成する。テンポの変化もいかにも自然。旋律を歌わせるのが上手いベームは音楽の隅々まで目配りしてチェコフィルの名手達に存分に吹かせるが、ロシア的憂愁というより、純音楽的な美との感。ベーム的大熱演、ベーム的チャイコフスキーだが、チャイコフスキーの音楽としても屈指のレベル。皇帝はこのコンビならもっと上を望みたい。

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  • ★★★★★ 

    遊悠音詩人  |  不明  |  30/June/2009

    俗に“ライヴの時のベームは凄い”といわれているが、まさにその通り!特にチャイコフスキーの凄まじさたるや、本場ロシアのオケもかくやと思える程!出だしから熱い呼吸であり、第1楽章コーダの捲りも強烈。ムラヴィンスキーやロジェストヴェンスキーでさえここまでは暴れなかった。第2楽章など弦の美しさがよく生きているし、第3楽章のピチカートも鮮明だ。終楽章など血管が沸騰しそうな程の熱さ!晩年のヨボヨボ爺さん(失礼!)の指揮とは到底信じられぬ、灼熱のチャイコフスキーだ。一方の《皇帝》はギレリスのミスタッチや呼吸の不一致などが散見され、個人的には余り好みではない。しかし、血沸き肉踊る鮮烈なチャイコフスキーだけで、この盤の価値は不滅である。

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  • ★★★★★ 

    Tama  |  Vancouver  |  不明  |  01/October/2008

     70年代のベームの音楽は実演のいくつかを除けばスタジオ録音はあまりよくない。これほどの人でも、手堅くまとめたしっかりとした演奏があるのに、もっとさきにある、音楽の自発性がない。そして、このころのベームにはそれが顕著に演奏にあらわれてしまう。しかし、ここで聴けるチャコ不スキーの素晴らしさ、テンペラメントの高さ、音楽の創造性の豊かさ、アンサンブルのしっかりとした統制、聴いていて、ベーム老の健在ぶりを堪能できる久々のいい買い物だった。

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  • ★★★★★ 

    味噌カツ  |  名古屋  |  不明  |  19/April/2008

    いやあ、チャイコが凄まじい演奏。圧倒的なテンションの高さで、ベーム爺が燃えまくっている。鳴りまくるホルンも痛快だが、やはり惚れ惚れするような弦の美音が最高。終楽章の打楽器の強打も大迫力。この時期のライヴとしては録音も良好で私の中でチャイ4のベスト1となってしまった。それに比べ皇帝は普通だが、三楽章冒頭の強打鍵などにはやはり痺れてしまう。

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  • ★★★★★ 

    にゃおにゃお金  |  市川市  |  不明  |  21/March/2006

    昔ロンドン響とのLPが出た時、この演奏と対比させた批評があり、そのときから興味津々だったのだが、それから30年近く経ってこうしてCDでそれが聴けるとは、感無量(ちとオーバー?)である。正直なところ、それ程期待せずに聴いたのだが、予想を覆す、とんでもない名演であった。最晩年のヨボヨボ爺さんのイメージから程遠い、手に汗握る爆演!チェコ・フィルの色っぽい響きもよい。これは買うべし! 「皇帝」は特にコメントする事なし。ただ、リハーサル風景は嬉しいオマケ。

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  • ★★★★★ 

    アントン-ミントン  |  横浜市  |  不明  |  17/December/2005

    チャイコについて。第1楽章展開部のティンパニーやフィナーレの弦楽器パートを聴くと、スヴェトラーノフと同じ版の楽譜を使っているようだ。録音に関しては、弦がヒステリックで音が全体的に軽い。しかし金管の威力はかなりのもので、演奏そのものは最高だと思う。こういうがっちりしたチャィコも良い。トランペットのミスは少々気になる程度で、むしろ完全でないところがライブ特有の緊張感を感じさせていい。

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  • ★★★★★ 

    figaro21  |  北海道  |  不明  |  10/October/2004

    ベーム/チェコフィルのチャイコ〜先入観で見ると?ですが、いざ聞いてみると、ベームの強力な統率力のもとチェコフィルが緊張感に満ちたとても良い響きを聴かせてくれます。終楽章ではオケを締め上げ追い立てますが、やはりスヴェトラ御大とは違い、これはベームの演奏です。皇帝はギレリスの強打鍵が随所に出てきます。第二楽章は本当に美しい。

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  • ★★★★★ 

    安曇野のカラヤン  |  長野県穂高町  |  不明  |  04/August/2004

    キャンペーン価格になり喜んで購入しましたが、演奏にも大変びっくり。チャイコフスキーは、指揮者の名前を伏せて聴いて、ベームと当てられる人はそうはいないと思う。なんとも第一楽章から激しい(特にホルンは凄まじい)。ベートーヴェンと共に気に入ったのは第二楽章。ベームの真骨頂とチェコフィルの弦楽器の旨さが如実に現れている。

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  • ★★★★★ 

    fuka  |  横浜  |  不明  |  30/January/2004

    私はこのチャイコを聴いてその素晴らしさにびっくりしました。ベームのチャイコなんてピンとこないなあと思ってたんですけど。勿論彼の通常レパートリーではないはずですよね。ラプソディックなこの曲が、ある時は雄弁に語り、そしてバレエを舞い、また老人の独白のように、全体として素晴らしい一人芝居を演じているかのようです。

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  • ★★★★★ 

    KURO  |  福岡  |  不明  |  12/October/2003

    確かにチャイコの第4番は凄い。ベームがここでは燃えに燃えている。チェコ・フィルもなかなかよくやっていると思う。とにかく買って損のないCDであることには間違いない。

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  • ★★★★★ 

    風雷暴  |  横浜  |  不明  |  10/October/2003

    チャイ4;何じゃコリャー!!(以下、曲終了まで連発)皇帝凄演後のBohmにまだこんな恐るべき原爆級エナジーが残ってた(温存か)?!本曲大好きの僕だが、我家の王座獲得間違いなし!ザンデル&スヴェトラ東京Lは蚊帳の外、カラヤン東京Lも疑問、神様ムラヴィンさえも安泰じゃない。フォルムは堅固な昔気質風で、ムラヴィンと違い全身が凍てつく事も無く、表現は露&独のいいとこ取り。が、巨匠の想像絶する情熱はそれら全てを一気に熔かし尽くした!

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  • ★★★★★ 

    風雷暴  |  横浜  |  不明  |  10/October/2003

    諸氏評から本盤イマイチと察したが、一期一会のこのキャスト!この曲目!に惹かれて購入...やはり、皇帝での両巨匠は正真正銘の千両役者だった!出だしこそ本調子ではないが、徐々に互いが触発し合い、ついに雄渾な1楽章コーダ、入魂の2楽章、大爆発の3楽章へとなだれ込む!Gilels特有の渾身の強打鍵は随所で猛威を振るうが、特に乾坤一擲の大見得を切った終章冒頭ではあまりの衝撃に忘我起立!そして両巨匠のみが語れる2章の凛として雄々しく逞しいロマンと慈愛に満ちた楽聖の肉声が熱く胸を打つ。これはチャイ4も期待出来る...

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  • ★★★★★ 

    matto  |  愛知  |  不明  |  09/October/2003

    唸るホルン、響き渡るヴァイオリン群、叫ぶトランペット!しかしこれは下品でない。地の底を這うような力強さだ!!これほど血の通ったチャイコがあるだろうか?驚きの1枚。

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  • ★★★★★ 

    KURO  |  福岡  |  不明  |  26/September/2003

    べームとギレリスの組み合わせ!まさにザルツブルグ音楽祭だからこその夢の競演である。音質もまずまず。特にギレリスのピアノが生々しく聴こえるので文句なしです。しかもリハーサル付き!第二楽章をゆっくりめのテンポで弾くギレリスを静かに見守っているベームの姿が想像できて、とても幸せな気分になった。

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