Sym.4: K.richter / Berlin Rso (1977)
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 25/March/2012
みなさま、ものすごい高評価。私としては、「これはいかんなあ」と言うほかなし。遅いテンポをしっかりと埋めるだけの中味がなく、オケもなんだかもてあましていませんかねえ(それは特に第1楽章)。また、リヒターさんは管弦楽と合唱をいつも振っていましたから、大編成には習熟していたと思うのですけれど、オケの乱れ、そこかしこにあります。特に、ソロなどが「入り」が遅れる個所が目立ち、指示が明瞭でなかったのかな。意思疎通も必ずしもうまくいっていないのじゃないかな。少なくとも、このディスクの演奏は、私はいい評価をする気にはならないなあ。もとより、あのリヒターがブルックナーでどういう演奏をするかという興味から聴きましたので、いろいろ思うところはあり有意義ではありましたけれど。とくにヨーロッパにおける実演での演奏家たちの姿、極東にいる我々は知らなかったことが多すぎるのかもなあ。いろいろなライヴ盤が出るたびに、驚くばかりですものねえ。そういう観点からは、まことに興味深かったディスクでした。お許しを。1 people agree with this review
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moto | 蘇州 | 不明 | 14/August/2008
人により感じ方は様々だが、私は大自然というよりはとても人間臭い演奏に感じた。人間臭いと言っても人工的という意味ではない。リヒターという音楽家がやりたかったブルックナーを満を持して思いっきり素直にぶつけたという感じ。音楽家の感性を色濃く感じる。これからも折に触れ繰り返し聞くであろう素晴らしい演奏です。1 people agree with this review
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四十路男 | 大和市 | 不明 | 23/May/2004
この演奏を聞いて、とてもオルガン的な響きがしているとの印象。稀代のオルガン奏者であるリヒターにとっては、必然的な演奏といえるでしょうが、ブルックナーの体臭ととても良くマッチしていると思います。彼の演奏で、9番とか聞きたかったな。どこかで振っていなかったのかな?0 people agree with this review
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ぼん | 神奈川県 | 不明 | 29/March/2004
なにかワインガルトナーのブラームスを聴いているような、そんな気持ちになりました。(演奏が似ているというわけではありません。)バッハという高峰に立ったときリヒターの視界に入ってきた別の高峰。リヒターという指揮者の晩年の方向性がみえた記録というだけには収まらない演奏だと思います。それだけにあと十年でも健在であったなら…。0 people agree with this review
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KURO | 福岡 | 不明 | 22/November/2003
リヒターという音楽家は自身優れた演奏家であると同時に類まれな指揮者でもあったことを改めて証明するCDだと思います。ハイドンの交響曲やモツレクの演奏も私の愛聴盤となっています。今後もどんどんこういった録音が世に出ると良いのですが。0 people agree with this review
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横須賀マリノス | 横須賀市 | 不明 | 12/November/2003
リヒターは7番も録音しているらしいし、8番がテレビで流れたのを聴いたという人もいる。リヒターなら無条件で買う人も多いだろうから、隠してないで早く聞かせて下さい。でもこの4番、ブルックナーの演奏としてはいい方なんだろうけど、リヒターの演奏としてはどうか? リヒターのロマン派はメンデルスゾーンのエリヤが飛び抜けて凄いので、それと比べるとこの4番、期待外れの感が無きにしもあらずというのが正直な感想です。0 people agree with this review
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としちゃん | 宮城 | 不明 | 29/October/2003
すごく、ドイツ語の言語感覚を音楽の造りに感じます。節々がしっかりしていて、旋律やベースをがっちり堪能できるのでとても好きです。終わり方はたぶんチョッとしたミスなんでしょうが、こんな感激して聴いたブル4はヨッフム以来です。1 people agree with this review
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豊後梅 | 大分市 | 不明 | 27/October/2003
そう、僕は少し褒めすぎたかも知れないけれど、要するに酔っちゃったんですよ(笑) 演奏そのものはヴァント=BPOがやはり最高だと思っていますが・・・・0 people agree with this review
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猿温泉 | 長野県 | 不明 | 25/October/2003
今日(こんにち)あっさりした演奏が流行る中で、こんなにこってりした「濃いー」演奏もいいですね。酔ってしまいました。0 people agree with this review
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SARASA | 東京都北区 | 不明 | 14/October/2003
一言でいうなら面白い演奏。 基本的にゆったりしたテンポ。主題部分などは金管(特にトランペット)をバリバリに鳴らし朗々と演奏するのですが、そこに行き着く過程でテンポを徐々に上げていくことがままあるのです。どこかで同じようなタイプの演奏を聴いた記憶が。頭を過ぎったのはボンガルツの指揮するブルックナー。突出した金管など、にているのです。 総じて、劇的な演奏といった趣。 解説の中で金子建志が「ノヴァーク版かハース版による演奏」とどちらなのか名言していない使用楽譜。スケルツオのトリオは完璧ノヴァーク版。曲の締めくく1 people agree with this review
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シアリル・ルイスX | 金沢市 | 不明 | 05/October/2003
全体的に洗練不足だと思います。リヒターの解釈は論理的かつロマンティックで素晴らしいのですが、実現度が低いです。2楽章以降は所々ぼろが出ながらも筋の通った美しい演奏が聞けます(特に2・4)が、1楽章はTPが出すぎてやや耳につらい録音でした。しかし、もう少し時がたてば必ず名演奏になりそうという可能性が詰まっています。彼の死が早かったのは惜しまれます。0 people agree with this review
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豊後梅 | 大分市 | 不明 | 04/October/2003
ブルックナーの愛した大自然をこれほど感じさせてくれる演奏は初めて。ヴァント=BPOを凌ぐ演奏は出てこないだろうと思っていたので、正直、驚いてしまった。ケンペの5番とリヒターの4番は、ブルックナー・ファンにとって、特別な意味を持つ演奏である。0 people agree with this review
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