Symphony No.6 : Carlos Kleiber / Bavarian State Orchestra (1983 Live)
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shiryumr | 福岡県 | 不明 | 21/July/2021
たくさんのレビューがあって楽しく拝見しました。 私にはこの演奏、第一楽章のテンポから虜になりました。正直、私は、ヨッフムのようなゆったりした演奏や、フルトヴェングラーのような開始がいちばん好きでしたが、このような超快速の演奏により、かつてない勢いと速いが故に発せられる強烈な生命力を感じました。それは、未だCDにならないヤノフスキーの超快速のマーラー第6番第1楽章から受けた衝撃にも似ていました。速いという意味では同傾向のプレトニョフの田園にも通じるところがあります。人の評価は様々でしょうけど、私にはとても大切で大好きな演奏です。それと、演奏の鮮烈さで、録音の良し悪しについては、全く気になりませんでした。 こういう評価をする者もいるということでレビューの仲間入りをさせていただきました。1 people agree with this review
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ラブラドライト | 東京都 | 不明 | 24/February/2014
何故この6番はSACD化しなかったのか?7番と比較すると明らかに違う。 SACD化により、鮮度感の向上でこの盤の見方の違って来るのではと思う。 ライブ録音だが、珍しく最後の拍手部分の時間が多く録られている。 場に立ち会った聴衆が、如何に感動した演奏だったかが伺える。 確かに少々ハイテンポな演奏ではあるが、演奏自体は名演である。 6番はこうあるべきという、固定観念で星が少ないのは理解するが、 凡演では無いことは確かなことだ。1 people agree with this review
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広島のパヴァンヌ | 広島県 | 不明 | 25/June/2013
昨日このCDのレビューを開けてビックリ。その数のあまりの多さと評価の低さ。ここには多くの方々の本CDにかける期待の並々ならぬ大きさと無念の情が表れていると感じます。私も購入当初,むごい音質にがっかりしたものです。しかし,これはたいへんな名演の記録です。オルフェオがマスタリングを怠けて高音域を無造作に強調し,刺激的な音質のまま発売したので,その良さが伝わらないだけなのです。私の評価は演奏がピカピカの5,音質が2!(1?)と言った所。演奏評価を記しました。拙宅では演奏の真価に近づけるべく,グラフィックイコライザーで調整しています。するとカルロスがこの田園に大変なエネルギーを注ぎ,他にはない非常に密度の高い田園を演っていることが明らかになります。グライコの音質調整のデータの一例は次の通り。(250Hz以下は±0dB,500Hz+2dB,1kHzは+1dB,2kHzは−1dB,4kHzは−7dB,8kHzは−3dB,16kHzは±0dB)刺激的な音域の4kHzを−7dBと大幅に下げている所がミソ。この調整はアンプのトーンコントロールでは不可能です。関心のある方は是非試みて下さい(グライコはネットで安いものは2万円程度で入手可)。カルロスクライバーの「田園」は全体を35分強で駆け抜ける大変速いテンポを取りますが,どんな楽句も濃密に表現し,流線型のしなやかな田園に仕上がっています。その密度の高さは類例がなく,例えば2楽章でさえもこってりと表現し尽くし,穏やかなこの楽章の印象とは無縁でありながらもとても魅力的でユニークです。全体を通して躍動的で喜々とした「田園」になっています。たしかクライバーはウィーン・フィルとの録音をすっぽかしたとか。もし録音が実現していれば,大変な名盤になったはず。オルフェオさんにお願いです。丁寧にマスタリングして下さい。SACDでの発売があれば,必ず購入します。もちろん聴くときはグライコで音質調整しますが....。1 people agree with this review
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チェーザローネ | 宮城県 | 不明 | 20/June/2010
これはこれで良いのでは。私が他に好きで聞く六番は、シューリヒトとムラヴィンスキーとセルとジュリーニぐらいなもんですし。ヴァントがたまに入るぐらい。みんな様式は違うし、いろんな切り口があっていいと思う。 このCDは発売当時にサッカー観戦ついでにドイツで確保しました。ですが、賛否両論が激しく、今までレヴューを書く気になれませんでした。 いわゆる通常の(マーケティング的、ステレオタイプ的)穏やかなイメージの6番=田園を聴きたい方は近寄っちゃいけませんが、そうではない6番を聴きたい人はお聴きになってはいかがでしょうか。 ベートーヴェンが6番→5番と続けて最初のパブリックコンサートをやった背景を考えると、案外、このスタイル、「あり」なのかもしれませんよ。 私が☆五つにした理由は、クライバーが対向配置にしたことで、この曲の新たな発見ができたからです。 日本代表がオランダ相手に負けたとはいえ、可能性と新たな発見を感じさせてくれた翌日に、この6番を再び聴いての素直な感想をまとめました。1 people agree with this review
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ひろ | 愛知 | 不明 | 06/December/2008
不幸の原因は指揮者の個性と曲調がミスマッチしていること。だが、カルロスの意図は100%再現されていると思う。凡庸な識者の無個性な演奏よりは、はるかに面白いし創造的な演奏だ。今まさに音楽が生まれた瞬間に立ち会える喜びは、他の指揮者からは得られない。第4、第7に勝るとも劣らない快演でしょう。だが、この演奏を好きか嫌いかと問われれば、嫌いと答えます。(苦笑)0 people agree with this review
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顕 | 岐阜県 | 不明 | 13/May/2007
これは良い。今まで聞いた中で一番良い。田園なんてあまり好きじゃなく普段は聞かないが、このクライバー盤で考えが変わった。音楽が生き生きとして前へ前へと進んでいる。興奮した。私にとってベストワンの田園だ。2 people agree with this review
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Wagnerite | tokyo | 不明 | 12/March/2007
第6番をゆったりと演奏する輩がやたら多く、眠気をも誘う最も革新性に乏しい名曲と思っていた私にとってこの解釈は目からうろこ。まるでNYのcentral parkをjoggingしているような新鮮さ。でもカルロスの第7番や第5番は最高だがこれは駄目なんて、おかしな事をいう人もいたもの。これらに貫かれているのは同じ感覚、同じ人生への賛歌。素晴らしい人でした、ホントに。1 people agree with this review
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swimmer | 静岡 | 不明 | 19/February/2007
本当にクライバーらしい、涙が出そうな第6番でした。特に第3楽、第4楽章、本当に雨の匂いがして、嵐の空が見えるような気がしました。最後は田園というより、クライバーの思う天国でしょうか?白熱の演奏、クライバーしかできないベートーベン。永遠の宝です。演奏技術の出来、不出来なんて、問題にならないと思います。模範演奏の田園を聴きたい人にとっては100円の価値もないかもしれませんが、本当の音楽を感じたい人にとっては、最高の一枚です。このCDを残してもらえて、本当に幸せです。0 people agree with this review
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Chiba | Money | 不明 | 02/January/2007
最近よく聞き込んでいるが、凡百の「田園」とは比べ物にならないクライバーならではの演奏と言えるのは確か。アンサンブルの粗雑さや気紛れなテンポ設定などは気になるが、第二楽章の木管群の何とチャーミングな事、そして終楽章のオーケストラの渾身のドラマティックなフォルテ、圧倒的な音の波。終楽章に重点を置き、フィナーレの一点に向かってひたすら凝縮してゆく凄みのある演奏。一聴して問題点を見つけるのは容易いが、それだけで放り出すのはあまりに勿体ない名演奏。1 people agree with this review
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mm | 東京都 | 不明 | 06/February/2006
演奏がとても熱くてすばらしいから音が悪いのは許せる。ベト7のライブよりこちらの方が好きだ。1 people agree with this review
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せろ | sado | 不明 | 18/January/2006
カルロスは4番7番の名演を数多く残した為に、この2曲を運命や英雄と並ぶポピュラーな位置に上げてしまった。もはや誰の演奏を聴いても、カルロスと比較してしまっている。そして繰返し聴き過ぎたために聴き飽きてしまった。その点この演奏はとても面白い。田園と言うよりもカルロスのベートーヴェン第6交響曲になっている。3楽章など圧巻だ。私はシカゴ響との第5番と共に、カルロスの残してくれた宝だと思う。2 people agree with this review
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baren | 千葉 | 不明 | 28/December/2005
テンポの速い演奏の中では出色の出来だと思います。1楽章の途中で席を立つのは勝手ですが、この演奏をスルーするのはあまりにももったいないことだと思います。性急な1楽章・激しすぎるほどの4楽章の効果で、2楽章・5楽章が至福のときを保証してくれます。音質も満足しました。一生の愛聴盤です。0 people agree with this review
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孝太郎 | Tokyo | 不明 | 18/July/2005
あまりに音が悪いというレビューが目立つのでもう一言。ぜんぜん悪くないですよ。これでだめだししていたらクラシックのCD聴けません。何をもってOrfeoを責めるほどの音質なのか私にはわかりません。音質が悪いということでこのCDを避けているとしたら不幸だと思います。2 people agree with this review
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孝太郎 | 東京 | 不明 | 20/May/2005
この演奏に賛否両論があるようだが、個人的にはこんなに何度も聴きたい6番はほかにない。私はベートーヴェンの交響曲の中で6番がもっとも苦手だったのだ。”田園”というだけでのどかにゆったり演奏すればいいというものではない。フルトヴェングラーやほかの指揮者のテンポと比較してこの演奏の価値を低くするのはどうも単純に過ぎるような気がする。この演奏はひとつのスタンダードだ。1 people agree with this review
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dai | 静岡県 | 不明 | 04/January/2005
実演でも賛否両論だったといわれるこの演奏。私は「熱狂的なクライバーファン」ですが、最初は戸惑った。フルトヴェングラーの超スローテンポ(第1楽章)のスタジオ盤を愛聴している私にとって、この「田園」は好みの演奏ではない。が、しかし、です。何故かこのCDは手に取りたくなってしまう。何を振っても賞賛されるクライバーだけに、おもしろいとも言える。もっとも、天国のクライバーは、周りの評価など気にしていないだろうけど。解釈はエーリヒと似ていると思いましたが(嵐の場面のティンパニなどそっくり)、聞き込むうちに第5楽章はフ0 people agree with this review
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