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Beethoven (1770-1827)

CD Symphony No.6 : Carlos Kleiber / Bavarian State Orchestra (1983 Live)

Symphony No.6 : Carlos Kleiber / Bavarian State Orchestra (1983 Live)

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  • ★★★★☆ 

    ハッチ  |  愛知県  |  不明  |  20/March/2021

    生前のクライバーの生演奏を聴いているが、 正直登場する迄不安であった。 「ドタキャン」のクライバーというイメージがあったから、 しかし登場したクライバーは圧倒的なオーラに包まれ、 タクトを振った瞬間からの集中力はすごかった。 生演奏を前にただ者ではないと思ったのは クライバーとジェシー・ノーマンくらいである。 数少ない貴重なライブ音源。 クライバーの神格化は納得。

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  • ★★★★☆ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  31/July/2013

    クライバー、死の直前に、唐突に発売されたこのCD。子息の要請らしいですが、怖ろしくテンポが速く、違和感を覚えて当然。でも、今ではピリオドアプローチの演奏では、ここまで行かなくても、速いテンポが主流。そりゃ。聴いた時には、口あんぐり、唖然で、拍手するのも気が引けるような、演奏。でも、これがクライバーの田園。他の指揮者の演奏など、どうでもよい、クライバー独自の演奏をする事が、クライバー。クライバーが、この演奏、広く聴かれたかったのかは知らぬ。でも、クライバーにしか出来ない、瑞々しさが充分ある。時折、どうしても聴きたくなる魅力、引力ある演奏。殆んど、クライバーの葬式代の為に発売されたCDかもしれぬ。

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  • ★★★★☆ 

    NAKO  |  神奈川県  |  不明  |  09/October/2011

    「田園」でも聴こうか、と思ったときに取りだす演奏では決してないのですが、それらを聴いたあとに、必ずそのあとにこの演奏を聴きたくなるのはなぜなんでしょうか?わはは、と笑ったり、なんだよこれ〜、と唖然呆然としたり、爽快感を味わったり、その時々で感じることが違うというのもまた不思議。名演とは呼べないかもしれないけど、駄演扱いするのも違うような、わたしにとっては摩訶不思議な演奏です。少なくとも言えることは、カルロス以外にこんな演奏は出来ない(笑)指揮者の個性がこれだけはっきりと現われている演奏は珍しいということでしょう。どう扱ったらいいのか判らないので、「カルロス君の夏休み」と勝手に名づけて呼んでいます(笑)

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  • ★★★★☆ 

    fumihiko3377  |  埼玉県  |  不明  |  23/March/2011

    私にとっては、素晴らしいニュアンスに富んだ演奏だと思います。 しかし、伝統的な演奏を好む方にとっては理解しずらい演奏だと思います。 私も全然理解していませんが、たぶん早く家族に会いたくて、このテンポになったんだと信じたいです。伝記では、テンポに執着していたと記されていましたが、熟慮の末このテンポに至ったとは、到底思えません。リピートはことごとくカット!これも今までの姿勢とはことごとくかけ離れています。 しかし、この田園という音楽には、愛着があるという事は解ります。細かい表情付けは、只者ではありません。散歩はジョギングになったと無理やり納得して聞けば腹もたちません。どころか極上の世界へ導かれます。  特にオーボエの、マンフレート クレメントの演奏は身も心も溶けるような演奏で、特筆に価する超名演として、歴史に残ると思います。 蛇足ですが、クレメントの音は、チューニングのAの音を聞いただけで、涙が流れる、と伝説になった程の美しい音色です。ぜひ聞いて、こんな美しい音色と言うものが、この世にあることを、知って頂きたいと思います。 

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  • ★★★★☆ 

    ミツ  |  柏原市  |  不明  |  25/January/2009

    田園はベーム、ワルター、クーベリック&バイエルンかロイヤルが好きです。このクライバー盤は録音が確かに劣るでしょう。だけど興奮する。第一楽章にしても、都会から田舎に到着してウキウキしてはしゃいでいる子供を見るようで、楽しい感じがする(演奏が幼いという意味ではありません)。田園風景を見て感じる事は十人十色。ちょっと演奏には難がある部分もあるかも知れませんが、もし会場にいたら、曲が終わった時、しばらく呆然として、それから拍手したことと思います。

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  • ★★★★☆ 

    紀州の吟遊詩人  |  和歌山県  |  不明  |  01/July/2006

    やはり、オケの精度が低いのは残念ですが、クライバーについていこうとする一生懸命さは、ひしひしと伝わってきますよね。朗々と美しく唄う「田園」 すばらしいと思います。

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  • ★★★★☆ 

    七海耀  |  さいたま市  |  不明  |  20/December/2005

    これいいと思います。テンポは速いけれど、格別せかせかした感じはしませんし、第二楽章などかなり豊饒に聴かせる。3,4楽章はさすがの切れ味だし、最終楽章も鮮やかだ。録音は確かに今ひとつだけれど、さりとて酷いというほどのこともない。一聴の価値はあると思います。

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  • ★★★★☆ 

    KJ  |  ミュンヘン  |  不明  |  02/January/2005

    最後の拍手については、土地柄だと思います。どんな素晴らしいコンサートでも、一拍置いてから、パラパラと遠慮がちに拍手するのが昔からのミュンヘン流。ブラボーなんか殆ど言わないです。(クーベリックとチェリビダッケとクライバーが同時に活躍していた頃に住んでみたかったです。)

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  • ★★★★☆ 

    あんとん  |  神奈川県  |  不明  |  30/May/2004

    クライバーファンとしては飛びついて買いました。レビューでは賛否両論。確かに好き嫌いがはっきりしてしまいそうな演奏です。確かに聴けば聴くたびに演奏中の混乱はなんだ?!と思います。リアルタイムで聴ければぜんぜん違った印象になったんでしょうが・・・。だからといって大きく評価を落とすようなひどい演奏ではないと思います。しかし、第2楽章は「小川のほとり」というより、「濁流のほとり」というような気も・・・。

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  • ★★★★☆ 

    sakura  |  Tokyo  |  不明  |  10/March/2004

    演奏後の拍手の戸惑ばらつきは、たぶんカルロスがまだ指揮棒を下ろさないうちに客が拍手しだしたからではないかと思う。で、いったん静まるものの、指揮棒がちゃんとおろされたので、熱狂的な拍手が沸き起こったと。最近実演でそんな光景があったものでそう分析してみた…。

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  • ★★★★☆ 

    ただの音楽好き  |  宮城県仙台市  |  不明  |  05/January/2004

    賛否両論あるようですが、個性的な演奏であればあるほど、その評価も大きく分かれてくるるのでしょう。私は特にクライバーファンでも田園ファンでもない者ですが、この演奏がクライバーの特徴を如実に表した田園であることに間違いはないと思います。録音もきちんとしたシステムで聴けば、たとえばテンシュテッドの第9ライブレベルには間違いなく達しているはずです。後は好みの問題だと思います。モーツァルトの25,29番なんかも、彼の演奏で聴いてみたいです。

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  • ★★★★☆ 

    伸くん  |  兵庫県川西市  |  不明  |  18/December/2003

    結構楽しめる一枚だ!1楽章は疑問が残る程の超快速テンポだが、必死で奏でるオケに感銘。2楽章はクライバーとしてはおとなしい演出だが、木管楽器の豊かな表情付けが絶品。続く3、4楽章はクライバー節が炸裂の一言。最後の5楽章が一番物足りなかった。ワルターやベームのように、もっと音のドラマを追求すべきであろう。録音については、ごく一般的な再生装置(PMA2000W+CD1650SR+SX500DE)だが、音楽鑑賞用としては充分だと思う。

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  • ★★★★☆ 

    カワサキヤ  |  柳橋  |  不明  |  10/December/2003

    録音の良し悪しが話題になっていますが、拙宅のタンノイでは立派に鑑賞に堪えます。演奏は例によってオーケストラが、もうひとつ巧くないところもありますが、音楽に弾みがついて爽やかなことや、クライバーらしい楽器のバランスが堪能できる点、けして粗悪なCDではないと思います。全体に少々音楽の腰が高い感じがするのは、録音のせいもあるでしょうが。

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  • ★★★★☆ 

    たけ  |  兵庫県  |  不明  |  04/December/2003

    名演奏を語るにおいて、録音の良し悪しは関係ない。他の方々が指摘されているように確かに録音された年の割にはいまいちかもしれない。 しかし、三楽章以降の演奏は今までになかった「田園」である。残念なのは一楽章のせかせかしたテンポ。 ワルターに慣れた耳には、ちょっとつらかった。

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  • ★★★★☆ 

    ヘルベルト・フォン・ベーム  |  神奈川県  |  不明  |  30/November/2003

    この演奏のマスターはかなり安物の(それも使い古しの)カセットデッキで録音されたのか?ならば聴き手もそれにならいこのCDをカセットにダビングし、おじいちゃんが持っているような古いテープレコーダーで聴くべきである。録音の悪さもワウフラッターも気にならない(笑)演奏は生き生きとした活力と生命力に満ち、且つこの上なく気品を湛えている。こんな演奏はちょっとやそっとじゃ出来ない。カルロスの才能に憧れを感じる。

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