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Schumann, Robert (1810-1856)

CD Schumann: Piano Concerto & Violin Concerto

Schumann: Piano Concerto & Violin Concerto

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  • ★★★★★ 

    robin  |  兵庫県  |  不明  |  08/August/2024

    ピアノ協奏曲はこの曲のベスト演奏だと思う。エキセントリックになることもなく華やかで輝いてこの曲のイメージにピッタリである。ヴァイオリン協奏曲は、特に終楽章のテンポが遅く違和感を感じる人もいるだろうが、私は大好きでこの楽章の魅力を遺憾なくほど解いているかのようで、遅いテンポの割には平板になることなく、ソロ、オケ共にリズムの刻みも深い。シェリングやカプソンの名演もあるが、私はこのクレメール(元来は苦手なヴァイオリニスト)が好ましい。(ただしムーティとの演奏は凡演と思う)

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  • ★★★★☆ 

    kieth  |  大阪府  |  不明  |  23/December/2012

    シューマンに「ロマン派」の精神を求める人々は少なからずいるようだが、シューマンの文学的嗜好(ホフマンやジャン・パウル)から判断するに、彼が有機的統一を重んじるロマン派ではなく異質な要素が混在するいわゆる「バロック小説」(ポリフォニー文学ともいえる)を好んでいたことは明白である。もちろんこのような嗜好が彼の音楽にどの程度現れているかは慎重に考えるべきではあるが、ノヴァーリスとホフマンの違いもわからない、ドイツの文化について無知な人間が勝手な思いこみでシューマンはこれこれこうあるべきと決めつけるのはいかがなものであろうか。ホフマンの文学は夢想と冷静が干渉し合うものであり、アルゲリッチの奔放さとアーノンクールの冷静さの対比はホフマンの「砂男」の幻想に憑かれた主人公と冷静なその妻の対比ともいえ、これはベストの組み合わせだと私には思える(もっともアーノンクールがアルゲリッチに引きずりまわされているかのように思える箇所がいくつかあったのでその点では不満がある)。

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  • ★★★★★ 

    にのしのろのやのと  |  東京都  |  不明  |  22/May/2010

    ピアノコンチェルトはさておき: このVnコンチェルトが好きな人はそれほど多くないはず。この曲ではVnの「歌う」特性は度外視されているし、きらびやかな高音を奏でることもほとんど放棄され、「歌曲の年」のシューマンの姿とは違うし。 だからクラーラ夫人もブラームスも、シューマンの名を辱める曲と思っていたとあります。 けれども私は、この演奏にはそうは思いません。シューマンが無意識に得意とした、小さなモティーフを反復しながら、大きな編成の曲を目指した成果をはっきり示していると思うから。 構成を突き詰めた結果だから、歌う要素はとても少ないです。ヴィルティオーゾなところもないのは、どこかブラームスの2つ目のピアノコンチェルトの、ピアノとオーケストラの関係のようでもあり。言わば、足場が組まれたままの建物であれば、見た目なっていないと同じ。 それでもシューマンが心に描いていた美しさ、夢のような瞬間が、あちらこちらで小さな輝きを煌めかせているのが、この演奏から見えてきます。そのように手に乗るような美しいものに仕上げようと意識と、新しい音楽・巨大な世界を作り上げようとする意識とが相反し、音楽のなかで別々に分離しようとする物凄いエネルギーに満ちあふれて、危うく移ろう姿を。この演奏だけが示しています。 シューマンは精神病棟で治療していて、「天使の美しい歌声が聞こえてきて、それを何とか書き留めてみたんだよ」とクラーラ夫人に告げたのが、この2楽章らしいです。その正偽はともかく、夢のような瞬間を求めていた、あるいは辛い現実から逃れようとしたシューマンの想いが、演奏のなかから立ち上ってくるのを感じます。 晩年のシューマンにとっては、音楽と接することが自らを人間の世界に留まっている、血の通った人間として存在しうる手段だったのでしょう。この演奏の3楽章を聴くと、シューマン自身がこの世から出ないように、この世に踏みとどまっていようともがきながら、筆を運んだのではないかと思えて仕方がないのです。気持ちのままに書けば乱れて行ってしまう音楽を、ひとつの型にまとめあげようと、シューマンが気力を振り絞り疲れ果てて行く姿が見えますが、それも人間のひとつの真実かもしれません。 きっとそれをクラーラ夫人はこの曲から読み取り、彼と彼の音楽を愛するがゆえに直視できなかった、肯定できなかったのだと思います。

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  • ★☆☆☆☆ 

    ゆーさん  |  埼玉某所  |  不明  |  25/November/2007

    申し訳ないが、これは最悪な一枚だ。何故、内省的な資質を持つシューマンの曲を材料にスリルを楽しむのであろうか。鋭角的で喧嘩腰で、少しも歌心がなく、おおよそドイツ・ロマン派的な精神性など微塵もないような演奏だ。やっつけに妙なアクセントをつけるアルゲリッチのピアノは、確かに凄いテクニックかもしれないが、デリカシーがなく、余りに身勝手だ。オケも余韻や粘り、あるいは移ろいゆく色彩感覚など無縁で、乾き切った音響である。ヴァイオリン協奏曲に至ってはもう二度と聴きたくない程の劣悪ぶりだ。妙に古楽器奏法的で金属的な音や不自然なテンポ・ルバートは、聴くに堪えない。クレーメルの弾き方の冷たさといったら、ヴァイオリンを鋼鉄製の凶器のように扱う。文句ばかりでは仕方ないからお薦めを挙げる。ピアノ協奏曲はグリモー/サロネン&ドレスデン国立管が、ヴァイオリン協奏曲はシェリング/ドラティ&ロンドン響が素晴らしい。特に後者は、本盤の駄演の所為で少しも関心しなかったこの曲のイメージを、一気に180度変えてしまったお気に入りの名演である。オケの熱い血潮といい、シェリングの品の良さといい、まさに絶品だ。情熱の中に絶妙な湿り気を滲ませる第一楽章は深みがあるし、歌に溢れた第二楽章のロマンティックなことは筆舌に尽くしがたい。第三楽章のテンポ感覚も、重くならず軽

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  • ★★★★★ 

    samuel  |  California  |  不明  |  03/August/2007

    The piano concerto is the best version I know and this violin concerto made me fall in love with the enigmatic piece.

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  • ★★★★★ 

    Pianist  |  Tokyo  |  不明  |  27/July/2006

    意外に評価が低いですが、アルゲリッチのシューマンとしては海賊盤も含め最も説得力があり、最もノッた演奏だと思います。ラヴェルの協奏曲も二度目が成功していましたが、これも同じです。バイオリン協奏曲も他に比較の材料をあまり持っていないのですが、テンポの速すぎたクレーメルの旧盤より、もっとしっとりと、音の流れ・フレーズの息遣いなどが感じられる見事な演奏だと思います。何にせよこの演奏でこの曲に開眼させられたので、感謝…的な意識があります。

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  • ★★★★★ 

    七海耀  |  さいたま市  |  不明  |  14/February/2006

    良くも悪しくも、シューマンのピアノ協奏曲をかくも疾風怒濤に弾けるのはアルゲリッチをおいて他にいない。天馬が駆けるごときシューマンと言えば良いのか。ヴァイオリン協奏曲は、アーノンクールとクレーメルの即物性がプラスに作用した演奏で、冒頭の序奏部から峻厳なイメージ。こういうシュトルム・ウント・ドランクなシューマンも悪くない。

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  • ★★★☆☆ 

    dkurowa  |  東京  |  不明  |  16/October/2005

    ピアノは奔放に弾いている感じはするが、意外にさらりと弾きとばした印象を受ける。もっと濃厚に歌い込んだ演奏は他にもある。冒頭のオーボエソロもイマイチしっくりこない。

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  • ★★★★☆ 

    音盤科学生  |  鳥取県  |  不明  |  30/June/2004

    シェリングの名演で刷り込まれたので、多少違和感がありますが、アーノンクールのシューマンのテンポは、指折りの狂気表現です。変な奥行きのあるトゥッティで、前にいけない・進めない感じが出ています。

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  • ★★★☆☆ 

    yoshi  |  岡崎市  |  不明  |  08/December/2000

    Piano Concertoについて言えば,熱く燃える演奏ではありますが,もっとSchumannらしい粘りが欲しいとも思いました.

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