古き良き時代  |  大阪府  |  不明  |  10/April/2018

初期・中期・後期と全て単売で購入し愛聴しています。大学生時代に聴いたアルバン・ベルクSQのスタジオ録音全集に似た感じです。ある意味であっさりしていますが、それを支える技術力は、やはりたいしたものです。録音は、さすがに新しいだけあって今まで聞いたベートーベンのSQでは最高水準です。 学生時代より一番熱心に聴き続けたジャンルですが、ブダペスト・アマデウス・スメタナSQ時代から、アルバンベルク・ハーゲン・エマソン・タカーチと時代の流れを感じると同時に、老境に入ってしまった私自身の年齢も思わず感じてしまいます。 初期・中期・後期と同じトーンのCDジャケット写真には好感が持てました。これも特定のCDへの思い出になるのでしょう。

 

Sturm & Most  |  不明  |  05/January/2008

３番が出色。一楽章の冒頭から、ほかの演奏とは一線を画す優雅な演奏が聴けます。

 

かばくん  |  とちぎ  |  不明  |  24/March/2004

タカーチのベートーヴェンはアンサンブルがあまり求心的になりすぎないで、多彩な要素が混淆しているのが特徴か。それが中期では余力を残して弾いているような物足りなさに結びついたが、初期ではすべて好影響している。６曲ともこんなにいい曲だったかと思うこと請け合い。

 

エロス・カルテット  |  東京  |  不明  |  29/January/2004

言うことなし。素晴らしい演奏です。奇をてらわず、正面から正々堂々とアプローチしているのも良い。個人のテクニック、アンサンブル、テンポ感、気合い...どれをとっても素晴らしい。中期が良かったので期待していましたが、期待以上。後期の発売が待ち遠しいですね。