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Mahler (1860-1911)

CD-R Sym.3: Barbirolli / Bpo, L.west(Ms)(1969)+elizabethan Suite

Sym.3: Barbirolli / Bpo, L.west(Ms)(1969)+elizabethan Suite

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  • ★★★★★ 

    演奏家歴40年  |  山形県  |  不明  |  19/March/2012

    バルビローリは演奏中に唸りまくるので,どちらかと言えば苦手な指揮者である。この演奏も,第2楽章や第3楽章などは,まるで最前線の客が鼾でもかいて寝ているのかと思いたくなるほど耳障りな唸りがずっと聴こえていて参ってしまう。だが,この終楽章の出来の良さを聴いてしまうと,唸りが多少あったとしても,この演奏を聴く価値は絶対にあるという確信が得られる。どの指揮者もあっさりした開始をしているのに,この演奏だけは終楽章の冒頭から非常に熱い演奏で,心をこの上なく震わせてくれる。この終楽章に匹敵する演奏は今のところ見当たらず,今後も出て来るかどうかは非常に疑問であると言わざるを得ない。このむせかえるような濃厚な旨味を持つ音楽に浸ってしまうと,他の指揮者の演奏がカップラーメンのように味気なく感じてしまうのをどうしようもなくなってしまう。

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  • ★☆☆☆☆ 

    ddd  |  福井県  |  不明  |  21/November/2010

    音楽と料理は似ているところがあると思います。それは、妙な味付けをするのでなく、素材の持つ旨みを引き出すことこそがコックである指揮者の役目だと言う点です。人と違ったことをするのでなく、人と同じことをして、実力の違いをみせつけてこそ、本物と言えるのではないでしょうか。この演奏を聴いて、改めて、そう感じさせられました。バルビローリのマーラーは、時代が許した産物の一つとしては、貴重な演奏だと思います。

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  • ★★★★★ 

    ushio  |  東京都  |  不明  |  14/October/2010

    冴えない音質だが、この曲の後半はやはりステレオで聴きたい。なので、私は録音に不満はない。終楽章は泣ける。この哀愁はなんだろう!今の演奏家は?交通整理?

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  • ★★★★★ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  13/August/2010

    カーステで運転しながら聴いていたのだが、第6楽章に入った途端、聴覚すべてを持って行かれてしまった。 これは第6楽章だけが突出して素晴らしいと言うより、バルビローリ,ひいてはこの時代のこの曲の表現が、この第6楽章の魅力と見事にマッチングしていたと言うことなのだろう。 ★5つは「推薦する」という意味ではなく、記録としても貴重な録音であると言う意味を込めて。

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  • ★★★★★ 

    fuka  |  横浜  |  不明  |  25/August/2006

    休日の夕方、電車の中で聴いていました。陽が沈むまでは少し時間があるけどだんだん空が赤く染まってきて、珍しく雲もあまりない澄んだ空。休日なのに仕事が忙しく疲れていたんでしょうか、このバルビーの終楽章に、不覚にも涙を禁じ得ませんでした(私もです)。時間とか、生きることとか死ぬこととか、それら全てを超越したような平明な境地に達しているかのようです。(いつ聴いてもそうなるかは別だけどなあ)

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  • ★★★★★ 

    guinness  |  yokohama  |  不明  |  09/December/2005

    2度目の投稿、3ヶ月振りに聴きなおしてみたが、テスタメントからでた他のディスクの中で唯一のステレオだが、正直音は悪い事が判明した、未だ聴いていないが、同意見者がいて、モノラル版の再発となったのではないかな?演奏はやっぱりいいね〜

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  • ★★★★☆ 

    唯聴家  |  東京都、世田谷区o  |  不明  |  23/October/2005

    録音はステレオという割には音の分離が悪く、無理せずモノラル音源で出してもらった方がよかったのではないか。演奏の方はとりわけ第6楽章が素晴らしくBPOの弦セクションによるバルビローリの意図を超越した即興的なかけ合いを聴くことができる。それに管セクションがまた即興的に優美に絡んできて歌に満ち満ちている。カラヤン指揮下のBPOとは全く違った意味で圧倒的機能性や表現力を見せつけられる。こういう機能性や表現力にはいつまでも浸っていたいものである。マーラーの苦悩と救済への憧憬が自然に心に染入ってくるような演奏。

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  • ★★★★★ 

    ギネス  |  横浜  |  不明  |  20/September/2005

    ステレオであるのは救いだが、音はぱっとそない。演奏はBPOのヴェルティオーソもあって凄い。 テスタメンとはこれまで6番、2番、3番、と続けて出してきたが、最近音沙汰が無い。個人的には是非1番を聴きたいのだが。

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  • ★★★★☆ 

    テン様  |  秋田  |  不明  |  05/February/2005

    第1楽章は、最初聴いたときは支離滅裂な感じがしましたが、これがバルビローリ節なのでしょう。残る楽章は秀逸で、なかんずく終楽章は今にも天に召されるような気分です。音質の悪さが欠点ですが、それを差し引いても賞賛すべき演奏でしょう。

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  • ★★★★★ 

    牛歩  |  牧場  |  不明  |  16/July/2004

    聴き終った後胸がいっぱいになりました。1楽章からバルビローリらしい描写で3番の本質を突いた様な感動的な演奏でした。ディスクの音も肉厚でふくよかでアナログとほとんど変わらない位良いです。

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  • ★★★★★ 

    joe  |  仙台  |  不明  |  14/June/2004

    TESTAMENTから発売された今までの3枚の中で最も心に迫ってくる演奏。「マーラーは歌えないフレーズは1つたりとも書かなかった」とは、かのバーンスタインの台詞ですが、正にそれを証明したような演奏。各楽器・フレーズが歌う歌う!サージョン節炸裂です。↓の方「しみじみ度」とは上手いこと言いますね。エリザベス組曲もその典雅な佇まいが、マーラーの熱さを冷ましてくれるようで、なかなかです。

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  • ★★★★★ 

    KURO  |  福岡  |  不明  |  05/June/2004

    TESTAMENTによるバルビローリ/ベルリン・フィルのマーラー・シリーズの中でも白眉ではないか。それくらい興奮させてくれる内容である。ライヴならではの臨場感、いつになく気合の入ったオケの熱演などどれをとっても不足はない。

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  • ★★★★★ 

    クレンペラーマニア  |  神戸  |  不明  |  02/June/2004

    この曲の喜悦感や色彩感より、しみじみとした「浄福感」に焦点を当てた演奏。「しみじみさ」は楽章を追うごとに上がり、終楽章は殆ど信じられない位「しみじみ度」満点となる。涙腺をやられる人が続出するのは間違いなく、しかも最後の最後に、スーパーオケの力量によって、宇宙に向かい情感が壮大に解放されてゆく。これは「マーラーの使徒」サージョンの、「遺言」「信仰告白」(両方ともレーベル名にかけました。念のため・笑)と言えるのではないか。

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  • ★★★★★ 

    フランツ  |  宮崎県  |  不明  |  01/June/2004

    ステレオとは信じられないような録音で最初はがっくりきましたが、聴きすすむうちに、むしろこういう音が会場の臨場感を体感できるのでは?という気がしてきました。しかし、それにしてもなんと熱い演奏でしょう。ジョンとBPOの中では最高の演奏ではないでしょうか?これを聴いて泣かれたのもうなづけます。だいたい最初のホルンソロに合わせる4拍目と1拍目のトゥッティからして気合が違います。モノだからと回避していた2番も買うことにします。

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  • ★★★★★ 

    朝比奈御大  |  東京  |  不明  |  29/May/2004

    あの演奏が正規盤になったのですね・・・感慨深いです. もう今から10年近く前のことになりますが,この演奏のプライベート盤をはじめて聞いたとき,第6楽章で不覚にも涙が止まらなくなりました.クラシック音楽を聴き始めてその時既にもう十数年の歳月が流れていましたが,演奏を聴いて泣いた経験は初めてでした. バルビローリのマーラーは本当に素晴らしいのですが,この曲の最終楽章の最後の6分(トランペットが入るところから)はもう泣きまくりました.本当にこんな音楽が,こころを揺さぶる暖かい音楽があるのだろうかと信じられま

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