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Brahms / Grieg

CD Piano Concerto.2 / .: G.anda(P), Karajan, Kubelik / Bpo

Piano Concerto.2 / .: G.anda(P), Karajan, Kubelik / Bpo

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  05/January/2010

    私はLP盤でブラームスの方を聴いていましたのでコメントさせていただきます。アンダにはブラームスのピアノ協奏曲第2番演奏盤が何種類か出ておりカラヤンとの共演もライブを含めれば数種確認されるようです。この曲のアンダと言えばDGで1960年収録のフリッチャイ指揮分が直ぐ念頭に来ますがこのコンビでは即ち同郷出身者としてバルトークのピアノ協奏曲は名演中の名演ですね。余談はさておきアンダというピアニストは比較的早逝した人でそんなにバリバリええ格好して弾きまくるタイプではなく結構モーツァルトの協奏曲などしっとりツボに嵌った演奏で仕上げて彼のモーツァルト協奏曲の演奏が映画にも使用されたほどアッサリ情緒派のタイプなのかなぁと捉えております。本盤の演奏は1967年の録音でタイム的には@17’46A9’07B12’45C9’51とフリッチャイ共演分とは特に第1楽章が幾分短めといったところでそんなに違和感はありません。第1楽章柔らかいレガート気味でのカラヤン伴奏はカラヤン節を覚悟していましたが左程ではなくピアノは勿論ギラギラせずこういった演奏が聴き飽きしない演奏なのでしょう・・・最後はじっくり延ばして〆ます(この最後の延ばしは各楽章共通でここはカラヤンたる処ではあります)。第2楽章ピアノの踏み込みがもうひとつ欲しい処ですがそれはそうして弱音のオーケストラの上手さと割と音の構成が判然とする渋い演奏が救った演奏ではあると思いました。第3楽章はチェロのE..フィンケによりスタートするのですがアンダに適した楽章・・・嫌味な見得も切らず穏やかに進みます・・・一層落ち着いた雰囲気の曲へと昇華させて行きます、最後の楽章で私はカラヤンの指揮のポイントというか彼の要は曲の良さを引き出す上手さを確認した次第で音楽の流れが自然と出来上がった観があります。先程聴き飽きしない演奏と書きましたが逆に言えば何回か聴かないとその良さが本当に分って来ない演奏でもあると言う事で代表盤の一つでもあるバックハウス/ベームの武骨さとかポリーニ/アバドの突き抜けた青空さ?(こんな言葉はないのですが他に思い当たらないので・・・)とかは別のこの曲へのイメージを与えてくれるでしょう。クーベリック指揮によるグリークの方のピアノ協奏曲は未聴ですので「素晴らしい」ランク止めにさせて下さい。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★☆ 

    eroi ika  |  tokyo  |  不明  |  02/September/2007

    ブラームスは昔廉価盤LPで入手、バックハウスやらギレリス、リヒテル、ポリーニに飽きたらきいていた。色彩豊かな派手な演奏だが、いわゆるドイツ精神は薄い。「OK」と評価が迷ったが、今聞くとそれなりに面白い。カラヤンはリヒタハーザ(EMI廃盤)やバックハウスとのライヴ(伊レーベル廃盤)があったが、いずれも剛毅なソロとの対決に妙味があり、アンダ盤が端的にカラヤン流だろう。U先生は徹底的に嫌うだろうといえようw

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