Bergonzi Opera Recital
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TASSY | 東京都 | 不明 | 10/October/2012
昭和30年台半ば、当時は「レコード芸術」とならんで、小林利之さんが主幹の「ディスク」というレコード雑誌があり、そこでベルゴンツィの公式デビュー盤であるこのディスクが紹介されている。評はペンノと並んで「二軍のエース」とあった。デル・モナコ・・ステファノ時代も末期で、次代のテノールは誰かと期待していたところなので、早速購入。LONDONレーベルのMONOだった。 当時の貧弱な再生装置から聞こえてきたベルゴンツィに感服。これはまさに「一軍のエース」の歌だった。バリトンからテノールへ転向したとのことだが、すべてのアリアが嵐のように聞こえた。すっかりベルゴンツィ ファンとなり、彼のオペラなど発売される都度ライブラリーは増え続けることとなった。おこがましいようだが、彼の成長は私が支えたようにさえ思うベルゴンツィのデビュー盤だ。stereoLP化され、CD化され、都度購入。懐かしくも思う名アリア集だ。3 people agree with this review
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STRAD | 千葉県 | 不明 | 23/November/2010
特にイタリアオペラのテノールでは、小生はベルゴンツィとステファノを最高と思っています。単に高音が出ればよいということでは勿論なく、いかに我々聴く者を興奮させるかという点では、ベルゴンツィはパバロッティより上回っていると感じるし、カレーラスは当然足元にも及ばない。3 people agree with this review
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ナブッコ | 奈良県香芝市 | 不明 | 13/February/2005
モナコ、ステファノや三大テノールほどベルゴンツィが話題にされることは少ない。それは彼の歌い方にどきつい癖がないからであるが、ベルゴンツィは他の歌手とは違い、自身の個性を見せびらかすような表現はせずに、あくまでも忠実に人物を表現することに心掛けていたからである。このアルバムは彼が30代前半に収録したものであるが、伸びやかで透明感のある美声はほぼ完成されたもので、聴くほどにそのすばらしさに感動する。引退直前まで保ち続けたこの美声を、ぜひ味わってほしい。2 people agree with this review
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