Bach, Johann Sebastian (1685-1750)
Mass In B Minor: Junghanel / Cantus Colln
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mimi | 兵庫県 | 不明 | 25/July/2011
他のレビュアーに便乗するような書き方で恐縮ですが、自分も評判が良いので期待していた割に満足できませんでした。ほぼ10人のOVPPに準じる演奏形態ですが、それ以前の問題があると思います。J.S.Bachの音楽は極めて質が高いため、いかなる演奏スタイルでも必ず何らかの魅力は感じ取れますが、さりとてどういう風に演奏しても最高という訳ではありません。むしろBachの音楽の演奏ほど難しいものはなく、その最も重要な点は正しいリズムとテンポ、フレージングを(全ての声部において)見出すことで、多くの曲においては未だに最高の演奏というものは現れていないのが実情と思います。ユングヘーネル&カントゥス・ケルンの演奏も、この点で正しいリズム、テンポを見出しておらず、結果としてこのBachの最も難解な多声構造を持つ曲で、柔らかだけれど、曖昧模糊とした響きの塊しか作り出せていません。OVPPとしてはどちらかと言えば近年の演奏に属するのですが、S.Kuijken/La Petit Bandeの全ての声部が透明で明瞭に独立したロ短調ミサと比較すると、その質の差はあまりにも大きいようです。カントゥス・ケルンでは、Vespro(Monteverdi)やシュッツの好演に較べてBachのカンタータ集などで今一つよい印象を持てなかった理由が、このロ短調ミサの演奏を聴くと判るような気がします。もちろん悪い演奏ではないですが、演奏形態にかかわらず、全てのロ短調ミサの中で平均レベル以上の演奏ではないように思います。0 people agree with this review
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