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Bach (1685-1750)

CD Well-tempered Clavier Book.1 : Till Fellner(P)

Well-tempered Clavier Book.1 : Till Fellner(P)

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  • ★★★★★ 

    LIVE  |  神奈川県  |  不明  |  24/January/2024

    美しいピアノの音を活かした独自の柔らかなアタックと繊細な響き、豊かな残響が心地よく、数あるモダンピアノによる平均律の録音の中でも特に素晴らしい。シンプルで自然な流れを持ち、リズム感も良い。音色の幅広さや軽やかなパッセージが見事で、旋律が美しく立ち上がる。特に短調の緩徐楽章では重苦しさがなく、穏やかで落ち着いたトーンが印象的で、音の美しさに感嘆する。現代的で作為性を感じさせない洗練された新しい演奏であり、ウィーン出身としてドイツ音楽の伝統を継承を感じさせる。

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  • ★★★★★ 

    ジュピター  |  大阪府  |  不明  |  13/September/2014

    ここでの評判がとても良いので購入した。本当だった。ヴェルヴェットのような柔らかい肌触りのような極上の音で紡ぎだされる永遠の音楽。とても幸せな時間。平均律は姿勢を正して聴くような別格の音楽として自分の中に横たわっていたが、フェルナーはそれを自分の隣に置いてくれた。これまでこんなに何度も平均律を取り出して聴いたことがない。しばらく聴いていないと聴きたくなってしまう平均律。並み居る大家の演奏と比べてもトップクラスに位置する、静かな名盤。是非秋の夜長に静かに聴いてほしい。心が落ち着き、洗われる。

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  • ★★★★★ 

    こぶちゃん  |  埼玉県  |  不明  |  15/November/2011

    平均律を頻繁に聴くほど大好きな私の今もっとも愛している演奏の一つであり、筆頭格と言える演奏です。 これだけの演奏家をメジャーレーベルが注目せず、ECMから出たというのも快挙です。 録音も申し分無しで、かえって他レーベルから出なくて良かったと思えるほどです。 ただ、古くからの愛好家の目には止まりづらいのが難点でしょうか。 ECMではインヴェンションとシンフォニア+フランス組曲5番、ベートーヴェンのピアノ協奏曲4番/5番をケント・ナガノと録音するに止まっているのも惜しい。 その他のレーベルでベートーヴェンのピアノ協奏曲3番をネヴィル・マリナーと録音している他は、それほど多くないというのも勿体ない限り。 幸い未だ39歳と若いピアニストなので、これからが期待出来ます。 第二巻の発売が本当に待ち遠しい。

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  • ★★★★★ 

    ロングロウ  |  栃木県  |  不明  |  21/January/2010

    平均律を頻繁に通しで聞く人もあまりいないとおもいますが、この演奏は別格ですね。いくらでも聞いていられます。私的には・・・ 何度繰り返して聞いても全く飽きがきません。 演奏の構成自体も良いのですが、第一に挙げられるのが音の良さです。単に録音状態が良いということではなく、非常に柔らかい音です。他の演奏家のものも有名どころを5つほど聞きましたが、ここまで耳になじむものは無いでしょう。 夜じっくりと、又は何かの作業をしながらでも一人で聞いていると心が自然と落ち着いていくのが分かります。(こんな聞き方はある程度の年齢にならないと分からないかもしれませんが・・・) 正統派というのとは違うかもしれませんが、手にすると宝物になるかもしれませんよ。すごい演奏があるものです。

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  • ★★★★☆ 

     |  東京都  |  不明  |  20/December/2009

    腰の据わった演奏。ややもすると耳辺りのよい音楽になりがちだが、思索的で改めてジャーマンな音楽なんだと考えさせてくれる。 この奏者のほかの演奏を知らないが、タッチも粘着的(?)で色の抑制が様式とマッチしていて、相乗効果をあげている

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  • ★★★★★ 

    kokodesu  |  東京都  |  不明  |  26/November/2009

    一曲一曲が練り上げられた表現で、まさにこれしかない、といった説得力がある。その豊かな感興に満ちた解釈には時間のたつのを忘れる。多様な解釈があるはずのバッハなのにこうした観念を持つのは稀有な体験だ、並み居る大家の演奏を差し置いてでも聞く価値がある。

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  • ★★★★★ 

    mimi  |  兵庫県  |  不明  |  06/June/2009

    いい演奏ですね。決して隅々まで感銘を受ける、といった凄みのあるタイプではないけれど、12番ヘ短調、24番ロ短調のフーガの深さは、この若いピアニストが本当のバッハを生み出せる音楽家であることをはっきり示しています。今後年齢を重ねていって、さらにどんな平均律を聴かせてくれるか、非常に楽しみですね。

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  • ★★★★★ 

    当てないの楽童  |  高尾山  |  不明  |  03/January/2007

    美しい演奏。聴き比べれば凄い技術であるこは判るのだが、一見それを感じさせない自然な音楽。他の奏者のCDは暫く聴けなくなりそうだ。JAZZと違い、同じ音符を演奏しているはずなのに、奏者によってここまで違うとは。絶妙な波長の違いを明確に露呈する、平均律は素晴らしい音楽だ。第2集の発売が待ち遠しい。

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  • ★★★★★ 

    フレディ  |  東京都  |  不明  |  14/August/2006

    透明感に溢れたこの演奏。すごくいいです。すぅ〜と体に入り込んでくるような自然な音。これは特筆すべき名演でしょう。 早く第2集にも取り組んで欲しいとすら願ってしまいます。きっと完成したときにはほかの曲もと願ってしまうんだろうな…。

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  • ★★★★★ 

    モルト  |  nagashima  |  不明  |  09/November/2005

    第2集が本当に楽しみです。これほどの演奏が、なぜ無名に等しいのだろう?それとも、これほど見事な演奏になると理解できない人が増えると言うのだろうか?「俗人は真に偉大なものを理解できないし、価値が分からないので軽んじる」と語ったニーチェの言葉を思い出す。静かで深い偉大な演奏。

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  • ★★★★★ 

    ひのき饅頭  |  愛媛県  |  不明  |  29/May/2005

    これは素晴らしい。バッハの基本、ハーモニーの推移に合わせて巧妙に響きを変化させており、かつ前奏曲とフーガで響きを使い分けてます。必要とあれば響きの中から自由に線を立ち上げて、レガートとノンレガートを明確に使い分け、細部を描きこんでいきます。全盛期のブレンデルがもっと高度な技巧を身につけて取り組んだかのような演奏、といえば的確な表現かもしれません。凄い若手が出てきたものです。現時点で最も推薦できる1枚。日本盤は出ないでしょう。出してしまえば、ほとんどの平均律のCDは売れなくなるかも。次元が違います。

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