Strauss, Johann II (1825-1899)
Die Fledermaus: Schenk Bohm / Vpo Wachter Janowitz Holm Kunz
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ROYCE | 神奈川県 | 不明 | 20/September/2017
ベームの指揮は格調高く骨太でたいそう立派。ほろ酔い気分で眺めるのに適した、ゆったりした音楽の運びは、古き良き時代の情趣に満ちていて今となっては貴重である。遅めのテンポが歌手や踊り手の演技をも考慮した設定であることは、画面に出てくる舞踏の場面でよくわかる。歌手たちの動きを見ているとテンポの遅さは気にならず、むしろ自然体に感じられるのである。カルロス・クライバーのスポーティ―な爽快感が無いからといって、目指す方向性が異なる指揮を貶すのはお門違いといえよう。序曲の出だしだけとらえて揚げ足取りのように、とやかく言うのは慎みたいものである。ウィーンフィルがたっぷりと濃厚に歌えるのも、遅めのテンポならではのメリットなのだ。映像はフィルム収録だろうか。DVDであっても細部の解像度は悪くない。4 people agree with this review
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稲荷屋茶助 | 東京 | 不明 | 21/November/2008
この演奏は賛否両論あるんだろうなあ。まずベームの音楽が喜歌劇のイメージである軽妙洒脱と相容れるのかという点についてはこれは別物として聞くしかない。既成概念抜き聴くとすばらしい音楽だ。特にシャンパンの歌のホルンの利かせ方は他人にできない・ぞくぞくする。次にヴィントガッセンだが金持ち若者の傍若無人的イメージが鼻につくファスベンダーより良いという見方もある。ヤノヴィッツは目を隠すと色気があって美人ですね。刑務所のシーンになると突然野暮ったくなるが。歌はいずれも別録音ゆえ全員言うことなし。4 people agree with this review
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宇野珍会長 | さいたま | 不明 | 12/February/2008
昨日聞き直して印象が変わったので書き直したい。ベームの一見鈍重な指揮だが、含蓄のある美しさに安心できる。クライバーが軽薄にさえ聞こえてしまう(それでも神業だが)。次はホルムのアデーレを特筆したい。庶民的で可愛らしいのだが、凛として気品がある。今はこういう女性が減ってしまった。まじりっ気のない歌唱は是非聞いてほしい。アイゼン(略)はヴェヒターがベスト。プライよりお茶目で横柄で間抜け。3 people agree with this review
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猪八戒 | 埼玉県和光市 | 不明 | 08/December/2007
「字幕:…、中国語」と表記していますが、実際購入してみると、ドイツ語、英語、フランス語、スペイン語のみでした。0 people agree with this review
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字野珍会長 | さいたま | 不明 | 11/June/2007
これは素晴らしい。音楽よりシェンクの演技指導が輝きを放っている。映画版こそ可能な小声の効果も素晴らしい。シェンクのフロッシュはあざとさを一切排し、結晶化し尽している。ベームの音楽は鈍重だが時に優美になるのは面白い。ヴィントガッセンは舞台ならちょっと引くが映画版だからこそ演技が光るのだ。他の役者もレベルは高くクンツの演技は特筆大書したい。ヴェヒターがベームに付いて行けずやや勇み足だ。1 people agree with this review
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薔薇の騎士 | 横浜 | 不明 | 11/July/2004
素直に「素晴らしい作品」と思った。出演者の誰もが、この作品を楽しみながら作り上げている様子が伝わってくる。クライバーのも観たが、比べてどうこうと言う事ではなく、それぞれの演奏に敬意を表したい。2 people agree with this review
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ますお | 東京都 | 不明 | 23/June/2004
ベームのシュトラウスは最高だ。クラウスやクライバーとは立脚点が違うので単純に比較できないのでは。一般に評判は悪いが私にとっては、滋味があり高級感のただよう最高の演奏だ。 歌手たちも、演技ともども最高に素晴らしい。この演奏を受け入れるかどうかは、ベームの実力云々でなく好みの問題にすぎないと思う。4 people agree with this review
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simogaku | 栃木 | 不明 | 02/June/2004
ついにこの作品がVHD以外のメディアで発売されましたか。 あの吉田秀和氏も、レコード芸術などで、なぜこれが出ない、と述べておられた作品です。 わたしはVHDで、繰り返し鑑賞しました。健康な色気あふれるヤノヴィッツのロザリンデ、威厳のマントの裾から本性がはみ出るヴェヒターのアイゼンシュタイン、コケティッシュなホルムのアデーレ、オルロロフスキーの不思議な性格を実感納得させるヴィントガッセン。音楽の上でも映像の上でもそれぞれの人物の描かれ方は魅力的という以外ないものです。 ブラームスでしたか、こうもりはオペレ4 people agree with this review
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