Sym.8: Furtwangler / Vpo (1954)
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lightnin | 青森県 | 不明 | 17/November/2012
ウィーンフィルとのブルックナー8番といえば44年のライヴがあり,他の指揮者ではありえない驚天動地の名演だと思いますが,この演奏は10年後ですからやはりフルトヴェングラーの曲への思いは大分異なると思います。一つ一つのフレーズに命を吹き込むような演奏はかわりありませんが,息の長い大きなスパンで曲想を捉えていた時期とは一線を画していると思います。弦のアンサンブルや管のハーモニーはさすがウィーンフィルと思いますが,音楽の流れとしては,平板だったり,ぎこちなくぶつ切りに聴こえてフルトヴェングラーらしからぬところがあります。(テンポが遅いというだけではありません。)0 people agree with this review
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 08/October/2012
まずは録音について。まるで期待しなかったのですが、ノイズもなく、霞がかったところもない、細部までよく聴き取れる大変に良好なもの。HMVさんによればロートヴァイスロートの録音とのこと(ライナーノートには何にも書いてないけどね)。Altusでいくつかその音源のディスクが出ていますがいずれも驚異的な高音質でしたから、大いに納得。フルトヴェングラーには劣悪な音質のものが多いですけれど、これは期待して結構です。ただ、レンジは少し狭いかな。さて、演奏。5年前のベルリンフィルのものとはまるで違うタイプで、正直驚きました。ベルリンフィルとの演奏は勢いのあるその熱中ぶりが特徴でしたが、ここではそうではない。周囲を振り返り目をやりながらゆっくりじっくり歩み、流れの中に想いをこめてゆくような、そういう感じですかな。特に第1〜2楽章にその傾向が強く、第3楽章も途中までは同様。後半から想いが乗ってきて第4楽章はいかにもフルトヴェングラーらしい調子になります。先入観かもしれませんが、やっぱりその最晩年という状況を想起せざるを得ませんね。ちょっと不思議な印象。だから名演とかいうのではなく、この日この時のフルトヴェングラーの心象風景の表れた演奏というように受け止めましょうか。なお、フルトヴェングラーは録音がいいディスクほどなぜか演奏傾向はこういう調子になる気がします(ウィーンフィルとのフランクとか)。彼の演奏の奥義は本当はどこにあったのでしょう?なかなか、わかりません。1 people agree with this review
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ぼん | 神奈川県 | 不明 | 13/February/2010
最晩年のフルトヴェングラーにみられる、清澄かつ巨大な解説的演奏が、ライブのもつ熱さを含んで展開された、大地鳴動するような49年のライヴに比べると、泰然自若ともいえるような演奏となっています。かつて自分から動くことによりブルックナーに接近していったフルトヴェングラーは、この頃は自ら動くことを極力避け、ブルックナーの言葉に強く耳を傾け、ブルックナーの方から自らに接近してくるのをじっくり待つような姿勢になっていたようです。それにしてもこの演奏の持つ情報量と密度の濃さは尋常ではないくらい凄い。これもまた同曲屈指の名演とよぶべきでしょう2 people agree with this review
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mid-massa | 三重県 | 不明 | 28/April/2009
これを聴くと「フルヴェンにはブルックナーは不向き」という世間一般の常識?を疑いたくなる。確かに乱暴な演奏ではあるが彼としては精いっぱい演じた演奏ではないんだろうか?小生は個人的にはこの演奏好きですわ!1949年の2枚はちょっと考えるけど、最晩年のこの演奏だけは結構ええのんと違うかな?U氏の解説なんぞくそくらえ,やわ。0 people agree with this review
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