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CD Quisqueya En El Hudson -Dominican Music In New York City

Quisqueya En El Hudson -Dominican Music In New York City

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    ♂猫Junn-Junn  |  東京都  |  不明  |  08/June/2017

    この、ドミニカ共和国の伝統音楽系楽曲のコンピレーションアルバム 「Quisqueya en el Hudson: Dominican Music in New York City」 (全14曲計60分)は、 2004年に発売されたアルバムみたいだけれど…自分にとっては… 毎週聴いているNPRのAlt.Latinoの 今年2017年2月上旬の放送で、 「For Black History Month, Celebrate Afro-Latino Music With Smithsonian Folkways」 という…米国では2月は黒人歴史月間で、 この番組でも、2月はソレに因んだ特集が組まれることが多いんだけど、 ラテンアメリカ系の音楽や文化を取り上げるこの番組としては、 アフリカ系米国人(黒人)で、かつ、ラティーノである…つまりは、 アフロラティーノな人達の音楽… キューバやドミニカ共和国やプエルトリコ等のカリブ海地域、 あと南米でもカリブ海に面したコロンビアやベネスエラの沿岸部地域、 の音楽、更にはソレとは別件で、 米国よりも黒人の数が多い南米の国ブラジルの音楽の特集とか、 そんなのがコレまでに色々と放送されていて、その中で、 上述の2017年2月上旬の放送では、 そういう観点+Smithsonian Folkwaysの膨大なアーカイブから、 ってことで、 Smithsonian Folkwaysの名誉キュアレイターの人をゲストに迎えて、 Smithsonian Folkwaysの約5万曲のアーカイヴの中から、 厳選したアフロラティーノ系楽曲を7〜8曲紹介する…という特集放送、 だったんだけど…その中で、 このアルバムの中の曲も1曲紹介されていて…その際に、 Quisqueya(キスケイヤ)っていうのは、 ヘイティとドミニカ共和国がある島イスパニョーラ島の、 現地先住民タイノ族の言葉での呼び名の1つ、 なんだとか… みたいな部分でも、へぇ、と思ったりしつつ色々と興味が湧いたので、 買って聴いてみたいな、と。 で、注文してたのが漸く届いて、実際に聴いてみて… 先ず、第一印象としては、 Merengue(メレンゲ)やBachata(バチャタ)という有名どころだけじゃなく、 Salve(サルベ)とかPalo(パロ)とかドミニカ共和国のSon(ソン)とか、 色々な音楽があるんだな、 と。 それと…Merengueという音楽ジャンルに関しては、 前々から関心があったというか… 自分が2010年以降に、Merengueというジャンルの音楽を知ったのは、 ドミニカ共和国の伝統音楽Merengueと、ロック音楽や電子音楽とを融合した、 Dominican rockという感じのジャンルの楽曲、 具体的にはRita Indiana(リタ・インディアナ)のバンドの楽曲が、 現代のドミニカのMerengue音楽だという感じで紹介されていたのを聴いて… というのが初めてだったので…あと、 セリア・クルスの歌う曲の中に、Merengueのパーカッションリズムが 背後に流れている、っていうのもその後何曲か出会って聴いたけれど… ともかく、その、 元々の純粋なMerengue音楽をちゃんと聴いたことがなかったんで、 厳密に、そういう音楽の中の、どの要素がMerengueと呼ばれるものなのか、 っていう部分が、自分の中で、明確には、 理解出来ていなかった部分があって…ずっともやもやしていたんだけど…。 今回、このアルバムの収録曲を聴いて… 少なくとも、MerengueとBachataとSalveとPaloの違いは、 明確に聴き分けられるようになったんで、 よかったです。 MerengueとBachataとは、その、 打楽器やパーカッション部分のリズム自体も違うけれど、 それ以外でも、 Merengueは打楽器と、アコーディオン、 そしてサックス等の管楽器とが主体の音楽ジャンルだけど、 Bachataでは、打楽器とギター等の弦楽器が主体の音楽ジャンルだったり、 あと、 SalveとPaloは、どちらも、 メインヴォーカルとコーラスとのcall-and-response形式の音楽で、 宗教とか民間信仰系音楽と関係した感じの音楽だけれど… Salveは、 タンバリン系の打楽器や擦る系打楽器や、 その他アフリカ系の楽器を色々と使うのに対して、 Paloは、 主に太鼓等のドラム楽器と歌声のみ、って感じの音楽… 個人的には、SalveよりもPaloのほうが、 キューバのサンテリア音楽のリズムやチャントと雰囲気が似ているかな、 と感じたり…。 あとは、MerengueとBachataとの違いは分かったけれど、 同時に、MerengueとBachataとを融合したBachata-rengue(バチャタレンゲ) っていう音楽スタイルの楽曲もあって、 このアルバム内にも1曲収録されていて、へぇ、と思ったり。 あと、ドミニカ共和国のSonは、 もっと総合的に色々な音楽要素が混ざったラテンバンド音楽って感じだな、 と。 その辺までは、数回程度聴いただけでも、 わりと早い段階で聴き分けられるようになったんで、 コレを買った目的が十分に果たせたんで個人的には、十分に満足で、 買った甲斐があった、という感じ。 でも、 収録曲中の7曲目「Suite Folklorica Dominicana」は、 コレまでに言及した音楽ジャンルとは別の、 カリブ海地域のまた別のダンス音楽… tumba、carabine、mangulina、zapateo…という4種類の音楽のメドレー って形のソロギターと歌声の組曲になっていて、 コレに関しては、今後もっとこのジャンルの他の曲を聴いてみないと、 完全には分からないけど… でもとりあえず、他にもまだまだ、そんなのもあるんだな、 と片鱗を垣間見れただけでも、価値はあったな、 と。 …それと、コレはSmithsonian Folkwaysのレーベルの楽曲アルバムなんで、 分厚い解説冊子が付いているのが魅力の1つで… イントロダクション部分の解説文は、英語とスペイン語対応、 収録曲やアーティストの解説やクレジット表記等は英語のみ…という感じの 正味35ページの解説冊子…まだ部分的に読んだだけだけど、 この辺をじっくり読むのも楽しみの1つ、かもね。 余談で、 このアルバムは2004年のものなのでアレだけど… コレに7曲目と9曲目で参加している、 Luis Dias(ルイス・ディアス/1952-2009)という人は、 ドミニカ共和国のポピュラー音楽ジャンルで活躍したミュージシャンで、 一部では、「Dominican rockの父」と呼ばれているような、 ドミニカ共和国では大きな影響力を持っていたミュージシャンみたいだけど、 2009年に心臓発作で57歳で亡くなった、んだとか。 …ともかく、 そんなミュージシャンもいたんだな、と色々と興味深かったり。 …そんなこんなで、 このアルバムで、ドミニカ共和国の音楽ジャンルで、 自分の中で色々と不明で謎だった部分も、かなり解消したし、 収録されている楽曲自体も、 聴いていてテンション上がる系のリズムや乗りのいい曲が沢山あって… …個人的にはやはり、Merengue曲である、 1曲目と13曲目が特にお気に入り、ではあるけど…他の曲も含めて、 今後も末永く繰り返し繰り返し聴いて楽しめそうだな、 と思えているので、大満足です。

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