Beniamino Gigli: Gigli Edition Vol.4
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 27/February/2011
本盤の収録内容詳細は不明なのですが1920年代ジーリのアメリカ時代において「第二のカルーソー」と呼ばれ始めた黄金期にさしかかり、ベルカント法による自然な甘美な声による幅広い表現が充実し出した彼が30歳代の頃の小品録音集です。以降戦後もヨーロッパに戻って世界のテノールとして活動・君臨した歌手で現代の感覚からすると少し芝居がかっているとは分かっていながら思わず(私が聴いたのはSPながら)聴き入ってしまいました。例えばR.ドリゴのセレナードはパステルナック/JPO伴奏の歌唱(タイム4’11)では美しい声がよく伸びて抒情性もたっぷり。同じバックでE..トセッリのこれもセレナード・・・これはヴァイオリンが主として活躍する魅力的な長い前奏が面白い曲で歌唱の方は多用されるボルタメントで聴き物であります(4’27)。私がクラシック音楽に親しみ出した頃にはジーリはもうこの世におらず又レコードの方で聴くのもどうも後回しになりSP(従って1920年代録音分を主に)で聴く機会をとらえて少しでもかつて君臨したこの名テノール歌手の一端を知った次第。とにかくオペラから民謡まで幅広いレパートリーを誇った歌手は、E.A.マリオの「サンタルチア・ルンターナ」(タイム4’47、バックはシルクレット/NSO)での歌いまわしも素晴らしいしE.D.カプアの「マリア・マリ」(タイム3’38、バックはシルクレット/NSO)での歯切れの良い元気声も人々から敬愛された所以と納得もしました。なお、オーケストラ名は大層にイニシャル表示しましたが何れも簡単な楽団であります。マァ、レコード史上でも演奏・歌唱史上でも現代に至るまでの間違いなく積み重ね礎となって行く系譜の代表的一歌手を聴こうかと思う方には本盤も資料と単に片付けられる以上のものはある素晴らしい盤と思います。しかしHMVでもジーリ関係のCDカタログがこれほど多いとは・・・通常店頭では考えられないですね。今や例えば指揮者では相変わらずフルトヴェングラー関係のCD復刻盤があちこちから蒸し返され、ただでもクラシックと言えば購買層の薄さとCD離れで現役演奏家が全く苦戦気味の状況下本盤等ジーリはどう近い将来位置づけられて行くのでしょうか。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)0 people agree with this review
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