Der Sterngucker:J.Goritzki/Deutsche Kammerakademie Neuss Etc
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浪漫楼蘭 | 東京都 | 不明 | 13/July/2023
レハールの中期のオペレッタで、レハールの埋もれた蘇演作のリリースをやってきたCPOの一連のCDに加わるものです。他に比較する盤はありません。付随する大規模な合唱はないものの、バリトンのケーラーが役を兼業している点を考えれば登場人物が極端に少ないといえるものでもありません。 CDの収録時間は、付録の「ローゼンストックとエーデルワイス」 序曲を除いて1時間21分ですが、ダイアログが省かれていますので、とりわけ音楽部分が短いオペレッタでもなく、台詞を除いた『ウィドー』や『微笑み』とも大差ありません。 そしてこのオペレッタが書かれたのは、ルクセンブルクと同じ1900年頃であり、初演は1916年なので、ウィドウ(1905年)やルクセンブルク(1909年)の初演の方が早い。つまり若書きという代物ではないので「レハール節」というか、魅惑のメロディーが其処此処に詰まっている。先入観は禁物です。 特に第1幕の4人娘の「トンボのワルツ」や「Du Du Du ワルツ」、パウルが歌うドラマチックで可憐な二重唱「お嬢さん、私は幸運に恵まれず」、第2幕冒頭にキティが歌う夢のようなリート「奥様それは言えません」、第2幕の「親愛なるテディベア」など耳に残る旋律が多い。 第1幕のピアノ独奏による穏やかなワルツや、フランツがピアノ伴奏だけで歌うリートなど、レハールはミニマリスム的な構成への意欲的な挑戦もしている。ピアノ版の楽譜で家のピアノでいくつか演奏してみたら更に楽曲の良さがわかったのです。 全体に非常によくできたアルバムですが、特にキティ、リリー、フランツなど、担当した歌手が配役の年頃(つまり若者)にぴったりの、若々しく瑞々しい声質なのが素晴らしい。大掛かりな構成のオペレッタではありませんが、何度でも聴きたくなります。レハール好きなら持っていて損はない必携の1枚だと思います。 話の内容はこうである。 ウィーンの寄宿学校では毎年開かれる舞踏会があり、キティ、リリー、ミッツィ、イゾルデの4人コンビは「Libellentanz (トンボ踊り)」ワルツを踊る。それは伝統的に上流階級の娘たちの結婚市場となっている。リリーは既に建築家のパウルと婚約していたが、それは破談寸前であった。婚約中にパウルはキティと恋に落ち、リリーと別れることを望んだからだ。リリーは、ポールが代わりに理想の結婚相手を見つけてきたなら別れてもよいと言う。 やがてキティの兄のフランツが現れる。フランツは妹を一人で育てて彼女の面倒をみている。それ以外は天文学者であり「天体観測者」として知られている。キティは舞踏会で兄をリリー、ミッツィ、イゾルデに紹介する。フランツはリリーと恋に落ちる。その結果としてオペレッタ特有の「誤解」が生じ、フランツは一度に3人の女性と婚約してしまうことになる。 しかし、最後にはすべてが解決してハッピーエンド。天体観測者フランツはリリーと結ばれ、彼女の元婚約者パウルはキティを手に入れる。1 people agree with this review
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