Das Madchen Mit Den Schwefelholzern
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H.N | 不明 | 不明 | 17/July/2021
個人的には、ノイヴィルトの『Lost Highway』やフラーの『Begehren』、あるいはカーターの『What Next?』等と共に、現代オペラの傑作として挙げられて然るべき作品だと思う。演奏も非常に優れており、興味のある方には広くお奨めできる一組。所謂クラシック音楽調のアリア等は出てこないが、全く別の地平(あるいは感性)から新たな音響が獲得されており、その音楽は私を感動させてくれる。ラッヘンマンの用いる特殊奏法や展開には、どこまでもきちんとした意味がある。そこに付き合えるかどうかが、恐らくこの作品に対する評価の分かれ目になるだろう。繰り返すが、個人的には大のお奨めである。0 people agree with this review
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菅野茂 | ドイツ・RP | 不明 | 27/February/2009
ツァグロセックとシュトットガルト・オペラに次ぐ2回目の「マッチ売りの少女」のCD企画である。今回は初演のときの酷いパート譜を作り直して万全の体制で録音した決定版による演奏である。 フェルドマンの「ナイザー」やリゲティの「ル・グラン・マカーブル」と同じく、もう違う演奏者による2回目のCD企画というのが驚異的である。 初演に300人の評論家が来たり、シュトットガルトの実演3年分二十数回のチケットがすぐ完買したことだけはある話題作でもある。0 people agree with this review
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