Shostakovich, Dmitri (1906-1975)
Lady Macbeth Of Mtsensk: Anissimov / Gran Teatre Del Liceu, Secunde, Etc
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しゅう | 名古屋 | 不明 | 31/August/2006
歌手陣もセクンデの題名役(カテリーナ)以下、マッチョなヴェントリス(セルゲイ)、気の弱そうなヴァス(ジノーヴィ)、堂に入った憎まれ役のコチェルガ(ボリス)、相変わらず芸達者なクラーク(ぼろを着た農夫)と適材適所。終幕の老囚人役で往年の名バス歌手、エフゲニー・ネステレンコが出ているのは豪華だ。合唱団の面々も、定番のイタ・オペなどよりも生き生きと演じているように見える。指揮者のアニシモフは、ナクソスに何枚か録音があること以外は良く知らないが、若手らしく尖鋭な音楽を作っている。0 people agree with this review
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しゅう | 名古屋 | 不明 | 31/August/2006
日本語字幕はないが、待望のオリジナル版初録画。演出は特に奇をてらったところはないが、エンディングだけはト書きと違う(このエンディングはとても良いと思う。見てのお楽しみ)。クプファー演出(ケルン歌劇場)など衝撃的な舞台は幾つも見たが、喜劇的な効果は今回のこれが一番。人間の性的行為自体、正面きって描かれると滑稽でしかないものだが、笑って笑って、最後はどうしようもなく悲しくなるというのが、このオペラの正しい見せ方だろう。まさにその点で、作品に対する受容の成熟を感じさせる演出。2 people agree with this review
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GONTA | 東京 | 不明 | 03/June/2006
おのおの歌手が非常に役にマッチしていてバランスがとれていて、なかなかすばらしい出来のオペラだと思います。演出も、非常にシンプルで優れているものです。ただ、ストーリーが非常に退廃的で近代物のオペラが、苦手な方は、鳴続けるパーカッション、過飽和状態のハーモニックが耳障りになるかもしれません。0 people agree with this review
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