Beethoven Piano Sonata No.17, Schumann Fantasy : Ilina Mejoueva (2004, 2003)
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Maya | 熊本県 | 不明 | 14/May/2010
テンペストはきびきびとした運びで音も硬質で鋭利です。フランソワやホロヴィッツが弾くこの曲が、ないものねだりの理想像なのですが、この世に現実に在る素晴らしい「テンペスト」と思います。「幻想曲」はさらに素晴らしいのですが、第2楽章のある反復音が付点リズムで弾かれているのが耳につきます。繰り返されるたびにそう弾かれるので解釈なのでしょうか。これは独特と思います。しかし全体としてカサドシュの60年コンセルトヘボウ・ライブ録音の感銘に近いものがあります。ちなみにインナーの諸氏解説もメジューエワへの共感にみちた素晴らしいものです。1 people agree with this review
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M | 愛知 | 不明 | 15/September/2008
五味康祐がシューマンのことを酷評しているが(音楽に在る死)、幻想曲も私等にはロマンという観念に嵌っているようなある種の空疎さを拭い切れなかった。五味康祐の趣旨はシューマンの音楽には神がなくてクララしかないというような話なのだが、この演奏を聴くと、シューマンにとってロマン(果てしないものへの憧れ)が観念でなくて神であったという気がしてくる。ことの当否はともかく、そこまでもってくる演奏家の才能は凄い。これにも2通りの見方ができ、1つはリヒテル系列の才能ということ、1つは女性だからこそ可能だったということ。2 people agree with this review
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