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Rimsky-Korsakov (1844-1908)

CD Scheherazade: Celibidache / Munich.po

Scheherazade: Celibidache / Munich.po

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  • ★★★☆☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  27/November/2011

    チェリビダッケ/MPOによるEMI盤シリーズはその個性溢れる演奏で圧倒的な存在感があり私も数種類の曲を聴いております。さて、本盤「シェエラザード」は先ずその遅いテンポに驚かされます。1984年チェリビダッケ72歳の時のライブ演奏で注目の演奏タイムは@11’55A15’43B12’05C14’15となっており例えば彼が1975年シュトットガルトRSOを振ったライブ盤の@10’50A14’16B11’22C12’50・・・これでも結構ゆっくりしたペース(まぁ私自身はこの1975年盤でのチェリビダッケの時折聴かれるうなり声・かけ声での演奏緊迫感が好きではあります)・・・と比べても歴然としたものであります。この「遅い」ペースの中で各フレーズのポイントを搾り出す様で全ての声部を明確に隈取って運んで行く有様は正に千夜一夜物語の引き延ばし作戦であります。第1楽章粘りつく様な低音弦がゆっくり「間」をつけながらスタートします。やがて登場のシェエラザードのソロヴァイオリンはやや抑えられ気味でハープの方がのさばります。海洋の弦ピッチカートの弱さとこのゆっくりペースはメリハリ感からの切り口では少ししんどいのですが次第に気分を高揚させて行くコントロールは流石!生々しい弦と複層的な管で圧倒的な〆につなげて行きます。第2楽章もややボリューム感の小さいソロヴァイオリンがスタートしとにかくゆったり前楽章より更に遅い感じで「だらけ気味」の緊張感まるで無しの弛緩模様?ただ詰めはやはりその反動なのか凄いですね。このゆっくりトレンドが似合いそうな第3楽章は中間部で効果満点。最終楽章は俄かに何か雄弁になった感じでその雄大なスケール感は相変わらずのペースながらソロヴァイオリンも声高になります。そしてややゆっくりし過ぎてアンサンブルも怪しいものの終結部の静けさは絶妙であります。一般的には本盤演奏はこの曲を聴き尽くしたファン、チェリビダッケ・ファン向きなのではないでしょうか。マニア向きということで当面OKランク以上確保とします。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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