Emi Classics 1300 73 Famous Orchestral Works
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 13/January/2011
晩年のクレンペラーならではの深沈たる味わいに満ち溢れた名演だ。このような小品集の名演を成し遂げてきた指揮者による演奏の場合、その名演に対する評価の際の表現として、「聴かせどころのツボを心得た名演」というものがあり、それが普通の褒め言葉でもあると言える。ところが、クレンペラーの場合は、そのような表現ではとても言い表すことができない。それどころか、クレンペラーは、聴かせどころのツボなどくそ喰らえと思っているのではないかとさえ考えられる。要は、聴き手に対するサービス精神などいささかもなく、自らの楽曲の解釈を聴かせるのみである。俺は、この楽曲をこう解釈する。聴き手は、それを聴いてくれさえすればいいと。。本盤におさめられたどの楽曲も荘重なインテンポ。オーケストラをめいいっぱい鳴らして、実に重厚な演奏を繰り広げている。しかしながら、そこに漂う深みのある内容の濃いニュアンスは、正に大指揮者だけが描出し得る至高・至純の音楽と言える。特に、私が感動したのは、グルックの「オーリードのイフィジェニー」序曲。ワーグナー編曲という面も多分にあるとは思うが、クレンペラーは、とてもバロック音楽とは思えないような、分厚い重量感溢れる凄い音楽を奏でている。そのド迫力とスケールの大きさは、その後のワーグナーのオペラの序曲や前奏曲にも匹敵するものとさえ言える。HQCD化による高音質化も嬉しい。3 people agree with this review
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∫(furtwangler)dx=感動 | 石川県 | 不明 | 25/March/2008
演奏は最高に素晴らしいが, 2002年発売のHS-2088のときのようにシューマンのマンフレッド序曲も入れて欲しかった!3 people agree with this review
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karayan fan | sapporo | 不明 | 26/May/2005
カラヤンとPOの演奏はしばしば聴いていたが、クレンペラーとPOの演奏を聴くようになって、POがこの時代からとても素晴しいオーケストラであったことを改めて感じた。これらの小品もクレンペラーによって芸術性豊かな格調の高いものに仕上げられており、十分に堪能出来るアルバムと言える。ただ、このような小品集のポピュラー性を求めるならカラヤンの方が細部まで丁寧にまとめていると感じる。クレンペラーの本懐はやはり交響曲などの大曲にあるのではないだろうか? だからと言ってこれらの演奏の素晴しさを否定する要因は見当たらない。0 people agree with this review
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KURO | 福岡 | 不明 | 28/July/2002
悠然とした中にも気品のある、まさに王者の風格を呈した演奏。ドイツの薫り豊かなロマン漂う内容。どれもすばらしいが、特にグルックの「オーリードのイフィジェニー」がお薦めである。クレンペラーにあらためて脱帽した。この幻の名盤シリーズ、まだまだ続くようである。ありがたい。0 people agree with this review
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