もなか  |  東京都  |  不明  |  20/June/2010

素晴らしい演奏です！！一音一音に気持ちが込められているのが感じ取れます。聴くたびに新たな発見があり、何度聴いてもあきません。

 

北の火薬庫  |  北海道  |  不明  |  31/January/2009

　涙無くても聴くことは可能です。ただ、シューベルトは、死を意識させる作曲家であり、グルダも手を出さないのか？と思っていた所に、「渡りに船」といったところでしょう。グルダ自身は悩んで考えてのことなのでしょうね・・・という演奏であることには間違いないです。私は好きです。

 

ぶひ  |  東京都  |  不明  |  29/October/2008

特に｢即興曲の第3番変ﾄ長調」 コレ、グルダさんの右に出るものいないのでは？！ シューベルトとグルダ、何だかおふたりの感じが似てると思っているのは私だけでしょうか。おふたりの知人でもないのに(笑)そう思わせる演奏です。

 

ノッポ  |  兵庫  |  不明  |  26/June/2007

私は音楽は（プロは）演奏のみで評価すべきと思っていて、ライナーノートに（販売側が）お涙頂戴的な事書かれると少し興ざめします。作品90は224095にも収録していますが、比較するとこちらの方が素っ気無い位にシンプルです（解説にある当時の状況によってでしょう）。とても丁寧で感傷的な演奏ですが、この人でないと聴けない演奏かといわれると疑問です。グルダには死ぬまで尖っていて欲しかったです。と、なんか小言ばかりですが、やっぱり良い演奏ですよねー。安いし間違い無く買って損はしませんよ。

 

ひょうたん  |  東京都  |  不明  |  03/May/2007

先行するレヴューにすべて共感する。《楽興の時》第3番の儚い哀しみが淡く明滅するのなど何ともいえない。《ゴロヴィン…》もペーソスに溢れ、まるで楽都200年へのオマージュだ。聴き終えて、感触がちょっと重すぎたら…《ラデツキー行進曲》をかけよう！

 

Pianist  |  Tokyo  |  不明  |  27/July/2006

このディスクの生まれた過程も感動的なストーリーですが、何より演奏そのものが素晴らしい。一世を風靡しながら現世に失望し、問いかけをやめ、何者にも邪魔されない自らの理想郷に安らぎを見出し、そこで自分のためだけに弾いた演奏…　こうした遺産が聴ける事を幸せに思う。このディスクを聴いた後では、大概の人がこの演奏について何かを語りたくなるでしょう。そういう魅力の詰まった一枚です。若い時代のコンサートホール盤も素晴らしい。甲乙つけられない。

 

チンチャオトンタイ  |  横浜市  |  不明  |  17/April/2006

オビ（？）に「晩年のグルダが…何物にもとらわれることなく」云々とある。即興曲第１番はまさしくシューベルトの孤独を自らのそれに重ねて演奏されていて、際立った名演となっている。シューベルトの曲想自体が深い孤独感に支配されたものであるが、とりわけ即興曲集はその色が濃いと思う。グルダはあたかも淡々と遺言を述べるようにそれらを弾き、聴く者の胸に迫る。グルダこのとき６９歳か。

 

リスナー  |  関東  |  不明  |  02/October/2005

この演奏と出会ったのは、数年前の朝のことでした。目覚まし代わりのNHKのFMで流れていたところを、たまたま聴いたのです。寝ぼけていたにも拘わらず、私はあっという間に演奏の虜となり、すべての曲が終わるまでベッドの中で身動きが取れませんでした。グルダの音色はあくまでも暖かいのですが、その音の背後には寂寥と呼べるような暗さが漂っています。そしてそれは、若くして死を悟ったシューベルト自身が感じていたであろう感覚と通じるものなのです。これほどまでに作曲者の心情を映した演奏がどれほどあるのでしょう？かけがえのない一枚です

 

仔牛ののぶちゃん  |  豊中市  |  不明  |  09/September/2005

素晴らしい。美しく清らかでどことなくさびしいシューベルト音楽です。グルダは強音と弱音のバランスを自在に大小させていますが洗練された音楽に崩れはありません。人生の終わり近くに至芸の域に一瞬手が届いた演奏でしょう。

 

パパはマエストロ  |  北国  |  不明  |  07/June/2005

言葉にならない感動。何年かに１枚現れる演奏芸術の奇蹟。シューベルトはまさしく１００％シューベルト。ゴロヴィンはグルダの遺言。ありがとう、グルダ!!!

 

ぼなぺてぃ  |  横浜市  |  不明  |  13/May/2005

感動と感涙の一枚。即興曲の最初の数小節を聞くだけでこみ上げて来ます。最高の最高です。