Piano Works: Jordi Maso(P)
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雲谷斎 | 埼玉県 | 不明 | 28/September/2012
バスクに行くというので、関係する音楽作品をまとめて聞いてみたが、そのなかでこれは出色の1枚であった。全21曲の「バスクの前奏曲」を聞いて、これがスペイン音楽だという人はいないであろう。フランス・ロマン派のピアノ曲集、それもシャミナードなどのサロン音楽の粋に通じる曲想だ。前奏曲集といえばショパンやドビュッシーの傑作を思い出すが、それに匹敵するとまでは言わないものの、このドノスティアの作品はもっと評価されても然るべき充実した内容のものだ。ちなみにドノスティアというのはバスクの美食の街サン・セバスティアンのバスク語読みであって、最初このCDを手にしたときには人名なのかとまどってしまった。それほどバスクばりばりの作曲家であるらしい。この佳曲集をマソが情感たっぷりに弾きあげていて、聞き応えも申し分ない。聞いていると、バスクはスペインであっても、その心はスペインでないことを否応なく教えられる。「前奏曲」のほかに9曲もの小品が録音されていて、これらもまた滋味豊かでよくできた曲ばかりである。ところで、この「前奏曲」のうち第1曲(即興曲)では「白地に赤く日の丸染めて」のメロディが、また第15曲(涙)では「箱根の山は天下の険」とおぼしきメロディが出てくる。これはどういう符合なのか、いろいろ調べてみたが、よくわからなかった。どなたか、識者の方のご教示をいただければ幸いです。それはともあれ、バスクのメロディは日本にも通じるものがあるのだと不思議な思いをもって79分近くを聞きとおした。0 people agree with this review
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