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Mahler (1860-1911)

CD Sym.6: 朝比奈隆 / 大阪.po (1979.9.7)

Sym.6: 朝比奈隆 / 大阪.po (1979.9.7)

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  • ★★★★★ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  19/January/2013

    残響が少なく楽器に近いマイク設置で、ブルックナーのような感じの演奏の無骨さが一層強調された印象。オケの技量がもどかしい部分が散見されるが、そうした限界はあるなりに、必死に複雑な音楽を表現しようとする真摯な演奏ぶりは心に残る。朝比奈の意図を完全に表現するまでの力量は十分でなかっただろうが、会場で聴いたらおそらくブラボーと叫んだかもしれない熱気はある。こう書けば、まるでアマオケに対する評のようだが、確かにそのような部分を感じるからこそなのだ。尤も、70年代の日本のオケのマーラーといえば、山田一雄や若杉弘、渡邊暁雄、インバルらのライヴがいくつか残っているが、それを聴けば、トチリや入り間違いのようなミスはつきもので、当時の日本のオケはどこでも、マーラーはまだチャレンジングなレパートリーだったといえるので、大阪だけが巧くなかったということではないというのは名誉のために付言しておく。ジャケットが当時の大フィルのパンフレットのデザインというのも好ましい。

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  • ★★★★★ 

    懐響  |  東京  |  不明  |  17/August/2005

    26年前に友人と弟と三人で聴きに行った忘れられない演奏会でした。この演奏のエンディングの包み込むような響きに驚きました。何度も聴き、手に汗握るマーラーの6番の終結をこのように響かせることが可能なのかと意表を衝かれた思いでしたが、その安らぎの響きをまた聴きたいものだと以来その演奏のCD化を待ちわびていました。この響きは他では聴けませんでした。それが蘇ってきて有難いです。

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  • ★★☆☆☆ 

    PaPaling♪  |  神奈川  |  不明  |  12/March/2005

    実演も聴いたので懐かしいです。生々しい録音が返って迫力を生み、冒頭から惹きつけます。ただ、、後半になると、やっぱりオケのボロが目立ってきて、、残念でした。やはり、一般には勧められないです。

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  • ★★★★☆ 

    フロイド  |  神奈川県  |  不明  |  25/November/2004

    このコンビで「悲劇的」というと重戦車的なものを想像してしまいますが実際は正反対で、早めのインテンポと見通しのよい響きが印象的な明解にして強靭なマーラーです。三楽章の描き方にはちょっとブルックナーに通じる部分も感じます。先に出た9番と比べるとちょっとの間に楽団がとてもうまくなったことがよく分かります。

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  • ★★★★★ 

    七海耀  |  さいたま市  |  不明  |  24/November/2004

    録音はデッドでマイクも近いが、それが却って演奏の生な迫力を伝える結果となり、マイナスになっていない。ハンマーや大太鼓の打ち込みもインパクトがある。演奏そのものの持つエネルギーというか推進力が素晴らしく、当時70歳前後だった朝比奈の壮健ぶりがしのばれる。オーケストラも音色に色気はないが、熱演である。朝比奈はマーラーもいける。

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  • ★★★★★ 

    nabats  |  東京  |  不明  |  14/November/2004

    すばらしい。第1、2楽章は丁寧さが静かさに感じられる演奏だが、第3楽章から徐々に熱を帯びてくる。第4楽章はベストのひとつ。オーケストラの情熱が、曲のパッションとひとつになり、すさまじいエネルギーの発現となる。もちろんただ熱意が感じられるというものではなく、演奏への取り組みが真剣で、それが見事な形に結晶化したというものだ。処々に、えっ、ここはこんなだったと思わせる箇所もあり、この曲を聴き込んでいるほど楽しめ、終曲まであっという間に過ぎてしまう。ここまでくると完璧が目指されてかえってCD化されなかったのだろう

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  • ★★★★☆ 

    林檎太郎  |  信州  |  不明  |  28/October/2004

    懐かしい。前半に演奏されたハイドンもいっしょに聴きたかったな。私にとって東京での朝比奈初体験でしたが、当時もう、いわゆる一般参賀が始まってましたね。演奏は、きわめてシリアスで、マーラーのオーケストレーションを効果的に聴かせるような演奏とは正反対だった記憶があります。どんな状態の録音か楽しみです。

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