Borodin Symphony No.2, Tchaikovsky Manfred Symphony : Paul Kletzki / Philharmonia
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 14/August/2012
モノラルですが、オケの音はよくとらえられていて、レンジも広く、鑑賞に問題はありません。2曲のうちでは、断然、ボロディンが素晴らしい。バーバリスティックな表情と、一方の優しい抒情とをうまく使い分けて全体に鮮やかな描出です。ライナーノートによれば、第3楽章のソロホルンはデニス・ブレインだとのよし。その筋のファンの方、お喜びでしょう。「マンフレッド」は、例によってカットあり。クレツキといえば、例の「巨人」(マーラー交響曲第1番)コーダの大問題カットが思い出されます。「これからどんどん気分が盛り上がって行くぞ〜!」という時に「バサッ!」とぶった切って冷水をぶっかけるような目にあわせる、あの手のカットがここにもあります。第3楽章後半のカットがそれで、気分が「盛り下がる」ことおびただしい。この点について、クレツキさんはどういう見解をお持ちだったのだろうな。「必要なカット」だと思っていたのかな。さて、演奏自体はなかなかにダイナミックな姿勢で、この曲をうまくさばいています。だからカットがホントに惜しいよ。クレツキさんの偉さは、チェコフィルとのベートーヴェンの交響曲全集にてよく承知していますが(あれは本当に素晴らしい名演!特に第7番はすごすぎる)、音楽家としての度量にかかわるこのカット問題はなかなか軽々に無視できないところでもあります。0 people agree with this review
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