紫音  |  茨城県  |  不明  |  26/November/2012

このタイトルに初めて未発表音源が収録されたので、その点に絞って評価すると、「衝撃と失望」である。CD2のクレジットによれば、9th.Dec.1976(大阪)と記されているが、音源を聞くとこれは何と当時の日本ツアー最終日16th.Dec.1976武道館のイブニングショーでのライヴである。当日は、来日後(たぶん)決定した追加公演が16日昼間に押し込まれ、夜の部はヘロヘロかと思いきや、力のこもった素晴らしいショーであった。もともとCD1の既発売盤も16日収録と称していたが、実際明らかに16日のテイクと確認できるのは、「GreenSleeves」と「Silver Mountain」の一部だけで、今まで、ブートでしか聞けなかったこの最終公演がこのようにオフィシャル音源で聴ける事は喜ばしいことである。ただ、それだけに残念なのはCD一枚に収録するために「Stargazer」とコージーのドラムソロを含む「Still I’m Sad」をオミットしてしまったのは、かえすがえすも残念でならない。(だらだらと長いStargazerはともかくとしてStill〜はフル収録して全体で３枚組でも良かった！)もうひとつ、CD1にしてもCD2にしても悪くはないものの、会場のPAから出ている音には足元にも及ばないことだ。特にコージーのバスドラの音は硬く引き締まった大砲の如く凄まじい音であり、これはノイズは多いがオーディエンス録音のブートの方が真実の雰囲気を伝えることもあるということである。

 

eddie  |  大阪府  |  不明  |  17/November/2012

別テイクもいいが、Cozy Powell のドラム・ソロ収録の「完全版」が欲しい。

 

たか  |  神奈川県  |  不明  |  24/July/2010

曲数が少ないのが残念ですが、リッチーの最高のギタープレイが堪能できる名盤だと思います。「Catch The Rainbow」など、原曲の素晴らしさを増幅させるリッチーのプレイは神業の域です。

 

方向おんち  |  北海道  |  不明  |  09/December/2009

この時期のレインボーは最高で最強。中学の頃「キル・ザ・キング」のドラムで、一発で昇天してしまった。ドラム・ソロがないのが不満。

 

kenn  |  東京都  |  不明  |  02/April/2007

追伸、札幌公演で死傷者を出したのはこのアルバムでの音源の初来日時ではなく２度目の来日の時ですよ！最後の追加公演をその事故で亡くなった方の追悼コンサートにしていました。武道館で見ました。キャッチザレインボウを演る前に１分間の黙祷をしたのを覚えています。

 

kenn  |  東京都  |  不明  |  02/April/2007

２枚組にしたのならせめてコージーのドラムソロは入れて欲しかったです。なのでどうしても物足りなさが残ってしまうアルバムになってしまいました。パープルのライブ盤と同じ様にギターとキーポードが左右に分かれているので他のライブ盤よりトニーの演奏がよく聞こえるのがいいですね。やっぱりこのアルバムのベストは�Bのキャッチザレインボウです。リッチーの凄まじいギターとトニーの美しいキーポードがホントに素晴らしいです。ファーストのスタジオ盤では退屈な曲だなと思っていましたが、このライブ盤を聴いたら大好きな曲になりました。

 

dennori  |  福井  |  不明  |  22/May/2006

パープルのライブインジャパンをロックンロールの最高峰だとすると、このレインボーオンステージは中世ヨーロッパを彷彿とさせ、また癒しを含んだハードロックだ！ このアルバムこそ完全版が聴きたい！！ 私はパープルのそれより、こちらが好き！！

 

かじ  |  東京  |  不明  |  22/November/2002

　76年の日本公演を中心に収録された彼らにとって初めてのライヴ盤。歓声が入ることによってようやく実況中継盤とわかるぐらい演奏はタイト。てっきりブルースからの影響は薄いとばかり…な心地好くダルなブルース曲も堪能できる。小柄だが歌唱力・説得力は並外れて大きなディオやとっくにギター・ヒーローの次元を超えてしまっているブラックモア、趣味が車とバイクというあたりにも漢くささを出している今は亡きコージー。知名度が高すぎる３人に負けず劣らずケアリーによるハモンドがいい味。聴き損なしの逸品。