[USED:Cond.A] La Mer, Orch.works: Gielen / Cincinnati.so
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盤鬼hmv11 | 福岡県 | 不明 | 31/July/2011
結論から述べると「期待外れ」だった。【海】は演奏・録音ともに水準並み、小生には然したる感興を与えてくれなかった。どちらかと云えばラヴェルのほうがまだマシという程度。加えて抜粋版なので食い足りない不満が残る。ただ同コンビ(Mr.S/ミネソタ管)による春祭に似たような色彩感と節回しが感ぜられたことはまことに興味深い。演奏は精緻で透明度が高く、さすがにMr.Sが鍛えただけのことはある、ミネソタ管は第一級のオケである。録音は奥行感と清澄感は申し分ないのだが、我が再生環境の限界に起因するのかはともかく、SPの外側までのワイドな広がりは感じられなかった。引用としては適切ではないかもしれぬが、RRレーベルのミネソタ管を聴けばスッキリとした見通しのなかにもホールの広がりを感じさせる得も言えぬ空気感を嗅ぎ取ることができる。嗜好の範疇ではあるが小生はコンサートプレゼンスを好む傾向なので、各パートが端から端までズラッと並ぶ所謂カブリつき席を想起させる位置でのワイド感にはどうしても【?】となってしまう。そうした観点から4つ☆とならざるを得ない。因みに最近よく聴くのがローラン・プティジラール/ボルドーアクィテーヌ管(Naxos)の演奏。勿論全曲版で分厚く空気感タップリ、2006年の最新録音。興味のある方は是非!0 people agree with this review
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colourmeister | 愛知県 | 不明 | 06/March/2011
2曲とも名演奏・超優秀録音である。ドビュッシーは、現代曲を得意とするギーレンが本領を発揮、大きなうねりと細部の緻密な表情で「海」の魅力を描き出す。モネより北斎の海という印象である。ラヴェルは組曲盤としては最も優れた演奏の1つであろう。スクロヴァチェフスキの洗練された指揮に加えて、オーケストラや合唱がやっつけ仕事ではなく、よく練習をして録音に臨んでいると感心する。録音は、プロデューサーがジョアンナ・ニックレンツ、エンジニアがマルク・オーボールで共通だが、録音時期は10年ほど違い、ドビュッシーは1984年でデジタル録音、ラヴェルは1974年でアナログ録音、ディスクは1999年の発売で、24bitリマスタリングされている。スピーカーの外側まで広がり、奥行き感も十分、左奥から聞こえる小さく明確なシンバル、滑らかで豊かな弦楽器、Dレンジも質感も最高クラスである。不自然な小細工で独奏楽器を際立たせたりすることのない、ナチュラルな録音である。なお、ラヴェルの「ダフニスとクロエ」はモービルフィデリティからSACDが発売されていて、これはさらに音質が良い。1 people agree with this review
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